この間、メルボルン領事館からのメールマガジンを読んでいたら、日本の捕鯨船について書かれていた。
日本の捕鯨船は、タスマニアの下、南極の近くでミンク鯨を狩っているのだけど、グリーンピースという環境保護団体が、自前の船を用意して、日本の大きい捕鯨船に近づき、捕鯨行為を妨害しているのは、よく新聞に出てるのよ。
日本の言い分は、ほっておくと、小魚が無くなるし、科学的に調査が必要だし、ミンク鯨は繁殖力が高いから数は減らない。。。のだそうな。
オーストラリアの言い分は、鯨は、イルカと同種で、哺乳類。いわば、人類に近い海の生物だから、保護すべきだ!科学的調査が目的なら、年間、何十頭も必要ないだろう?。。。のだそうな。
それで、メルボルン領事館では、在豪日本人に対して、捕鯨についての議論には参加しない、近寄らない、ってのを警告してきたわけです。
アンザックデー(戦争記念日?だったかな)では、日本軍が侵攻してきた時に戦った軍人さん(まだ、ご立派に生きておられます!)を讃え、捕虜になった人たちをねぎらう日なんで、日本人は、外に出ないほうが安全と言われていますが、今度は、鯨かよ。。。
どっちが正しいとか、わからん。
事がでかすぎて、よくわからん。
だけど、危険は嫌だ。
そう思って、捕鯨の話になると、するすると逃げていたのだけど、昨日、危なかった!
あれは、ショッピングセンターを歩いていた時。。。
グリーンピースのブースがあった。
募金箱はあるのかなぁ?と思って、ニコニコしながら見ていたら、いきなり声をかけられた。
「捕鯨についてどう思いますか?鯨を保護したくありませんか?」
「あ」とも「う」とも言えず、声も出せず、頭も下げれず、そのまま、そこを立ちさった。。。。
ひえぇ~~~~
日本人だなんて知られたら、いいターゲットだよっ
賛同したら、日本人の悪口を言わなくちゃいけないし、反対したら、論破する勢いでまくしたてられるだろうし、だいたい、日本人は金持ちって思われているから、責任感じろ!もっと寄付しろ!と、ネチネチやられても嫌だし~~~
まさか、こんなローカルで、捕鯨反対の寄付金集めてたとは。。。
結構、重大な問題になってきているんだなぁ。。。と、今頃知りましたよ。