6月18日は山本先生の練習日。
参加された方は、セカンドテナー 西ヶ谷さん、影近さん、バリトン 山本さん、斉藤さん。私は残念ながら、販売店の方々と鬱陵島(울름도, ウンルンド)に出張する仕事があり、参加できませんでした。
今回、ご一緒させて頂いた韓国人の方々の多くが「鬱陵島は初めて」と聞いて、驚きました。統計によれば、この島を訪れる観光客が年間約40万人ですから、一日約1100人(!)の観光客がこの島を訪問している計算になります。にもかかわらず、韓国人の多くがこの島を訪問した経験がないのです。韓国の方ですら、こんな具合ですから、日本の方は推して知るべし。
そんなわけで、今回から、何回かに分けて、この島の魅力を紹介しようと思います。
鬱陵島の広さは、江南とほぼ同じ。渋谷区と世田谷区を合わせたぐらいの面積ですから、小さな島ではありません。人口は約10,000人。あまり知られていませんが、韓国有数の豪雪地域で、降雪日が年間約60日もあります。
クイズ番組みたいな説明はこれぐらいにして、第一回目の今回は、鬱陵島の美しい原生林をゆっくり堪能していただきたいと思います。
海底のような樹海
誰もいないベンチ
幻想的な小道
時折、太陽が四方(あたり)を照らし
大地をおおうシダの群れは
磁力に、吸い込まれていく
どこまでも続く森
迷いの果てに
行き着く果ては
救済という名の出口