私が持っている山歩きの本には一度も出てきていない八王子城山に行って来た。
以前、L-Breathの店頭で無料配付していた冊子には、高尾山から縦走できるコースに紹介されていたモノのそのときはあまり興味を抱かなかった。
ちなみに前夜、職場の忘年会で飲んで、食べて、ボウリングも2ゲームして就寝したのは午前1時だ。
元気だな私。
さて、八王子城山は最近利用している「名山Navi」には、東京近郊で駐車場有、手軽に楽しめる山として紹介されていた。
名山Navi
http://meizan-navi.com/
自宅を6時に出発。
今回もMIFさんと2人。
途中、調布のデニーズでモーニングを食べて、7時50分に駐車場到着。
ここから、八王子城址一体を経て富士見台を目指し、城山入口を目指す。
八王子城址は、戦国時代の山城で小田原城主後北条氏の配下の城だったそうだ。
残念ながら、私は戦国時代にはそれほど興味がないので、八王子まで後北条氏の配下だったとは思ってもみなかった。
でも、よく考えれば、談合坂では武田氏と後北条氏との婚礼を相談(談合)した所と聞いたことがある(ただし諸説あるらしいが)。
それならば、後北条氏の配下でもおかしくはないかと思い直す。
これまでにもMIFさんと安土城址にも行っているので、作りはだいたい同じようだ。
そういえば、学生時代にI先生の授業で日本の城郭史なんてものがあったな。
城下町・門前町と街道には興味があったけれど、城郭そのものにはほとんど興味を持っていなかった私は、その授業の内容なんて何も覚えていないけれど。
身の回りの支度をして、午前8時駐車場を出発。
さてこの山、なかなかの登り道。
城郭マニアが「この道は登城ではない、登山だ」という気持ちも分かる。
とくに山道が狭い。山頂の八王子神社に到着するまでは、場所によっては幅40センチくらいの場所もある。
先週のシダンゴ山は登山者が少なく、それでいて要所要所に案内看板が多かったのに比べて、今回は案内看板が少ない。
地図を持たずに行くと、たぶん自分の現在地が分からなくなる。
山頂の少し手前で、展望ができる場所がある。
ここで女性2組が「アレ、富士山かな?」と言い合っていた。
え~!山の形、全然違うじゃないの!
私には、双耳の形に見えたし、方角的には筑波山かな?とは思えたのだけれど。
紅葉は全体的に落葉という感じだ。
2~3週前なら最盛期という感じで、現在は見られるっていえば見れるけれど、盛りを過ぎている感は否めない。
八王子神社には「山頂」を書かれた石碑があるけれど、境内裏からもう少しだけ登るとここが本当の山頂。
ただし展望がなくほこらと石碑のみ。
この山頂に到着するまでは、前述の若い女性2人組のみにしか会わなかった。
あれ?シダンゴ山よりも人がいないのだけれど…。
さて今度は富士見台を目指す。
途中で案内看板が少なく「ここどこ?」を繰り返しながら、地図を見るといつの間にか圏央道の上を通過している。
山の中にトンネルを掘って圏央道が通過しているので、遠くで高速道路特有のクルマの音がしているのだ。
9時20分、富士見台に到着。
名前の通り富士山が展望できるのだけれど、ここの展望は富士山のみで、基本的に富士山以外の展望がない。
近くの休憩スペース(ベンチとテーブル)で山頂恒例のおやつタイム。
今日はMIFさんがランチパックとこんにゃくゼリーを用意してくれていた。
私はいつものコンソメスープとカフェラテ。
いつもながらの「山頂で食べるものは平地の3倍おいしい」なのです。
20分ほど休憩している間にトレランの人が1人駆け抜けていった。彼は高尾山まで縦走するのだろうか。
さて、今度は周回ルートで城山入口を目指す。
ここからは基本的に下り道なのだけれど、細かいアップダウンを繰り返す。
この辺りも案内看板が少ないうえに分かりにくい。
たぶん、高尾山・陣馬山を縦走してきた人のうち体力があまっている人が最後に寄るのが城山なのだろう。
だから登山道もだいぶ落ち葉が積もっていて、どこが登山道なのか分かりにくい。
所々に目印の赤いテープ(ピンクもあり)や赤いスプレー(白いスプレーもあり)を目印に歩くしかない。
その目印を付けた木や枝が倒れてしまったりしていて、なんだか方向が怪しいものもあった。
しかも、途中に獣のフンがデデーンと落ちている。ビックリしたな~もう!
ふとルート脇の崖下を見ると、整備された道が見えた。
あれ?この崖を下った方がいい??
ということで登山道を外れて、崖下まで下ってみた。
落ち葉が新雪のように柔らかく、途中なんども滑ったりしながら、崖を下ってみた。
すると曳橋のすぐ手前の林道に出た。
振り返ってみると、もの凄い急な崖で「おお、鵯越も真っ青だな」と感じる。
ここからはほぼ平坦な道で、ボランティアセンターの前を通って駐車場に戻る。午前10時50分到着。
名山Naviでは、2時間5分で紹介されていたコースタイムだったけれど、私は2時間50分かかってしまった。
これはちょっとした誤算だった。
それにしてもこの山、首都圏から近く、富士見台の標高は高尾山よりも低いのに、すれ違った人は10人にも満たなかった。
確かに高尾山に比べると登山道の整備と展望が良くない点はあるけれど、もう少し人がいてもいいのでは?
それと、激戦のあった城址ということもあって心霊スポットと言われているらしいけれど、私は霊感は全くないので全然感じず。
それどころから、人の少ない登山道で、山独り占め感があってウキウキだった♪
いつかは高尾山から縦走してもいいかもしれないと思えるコースだけれど、それまでにもう少し登山道整備ができていると良いな。
また駐車場近くには八王子城跡ガイダンス施設という建物がある。
ここはできてまだ1~2年という施設なのでとてもきれい。
トイレを借りるならここをおすすめする。
そして八王子城址を知る施設としてもおすすめしたい。現在大河ドラマで北条氏五代を取り扱ってもらうよう運動中だとか。
【装備の初物】
モンベルのラップスカート…これまでユニクロのラップスカートを使ってきたのだけれど、モンベルの方が若干布地が厚い。ただしその厚みのせいで重なっている部分がはだけやすいような…。
【次は購入したい】
機能性アンダーシャツ。汗の蒸散を早めてくれるタイプがいい。
【良かったこと】
持って行った行動食全部。コンソメスープ最高。
【次回からの改善点】
とくになし。
【失敗したこと】
とくになし。
【今回の装備】makoto編
服装…アンダーシャツ(黒・半袖)、スポシャツ(青・長袖)、ハードシェル、ラップスカート、ロングタイツ、靴下(中厚)、レッグウォーマー、ボルカノキャップ、帽子
靴…トレッキングシューズ(ハイカット)
リュック…財布類、携帯電話、スポーツドリンク(500ml)2本、コンソメスープ(フードコンテナ)、手ぬぐい、救急セット
行動食…こんにゃくゼリー、飴(飴は食せず)
アクセサリ…腕時計、2本ポール
以前、L-Breathの店頭で無料配付していた冊子には、高尾山から縦走できるコースに紹介されていたモノのそのときはあまり興味を抱かなかった。
ちなみに前夜、職場の忘年会で飲んで、食べて、ボウリングも2ゲームして就寝したのは午前1時だ。
元気だな私。
さて、八王子城山は最近利用している「名山Navi」には、東京近郊で駐車場有、手軽に楽しめる山として紹介されていた。
名山Navi
http://meizan-navi.com/
自宅を6時に出発。
今回もMIFさんと2人。
途中、調布のデニーズでモーニングを食べて、7時50分に駐車場到着。
ここから、八王子城址一体を経て富士見台を目指し、城山入口を目指す。
八王子城址は、戦国時代の山城で小田原城主後北条氏の配下の城だったそうだ。
残念ながら、私は戦国時代にはそれほど興味がないので、八王子まで後北条氏の配下だったとは思ってもみなかった。
でも、よく考えれば、談合坂では武田氏と後北条氏との婚礼を相談(談合)した所と聞いたことがある(ただし諸説あるらしいが)。
それならば、後北条氏の配下でもおかしくはないかと思い直す。
これまでにもMIFさんと安土城址にも行っているので、作りはだいたい同じようだ。
そういえば、学生時代にI先生の授業で日本の城郭史なんてものがあったな。
城下町・門前町と街道には興味があったけれど、城郭そのものにはほとんど興味を持っていなかった私は、その授業の内容なんて何も覚えていないけれど。
身の回りの支度をして、午前8時駐車場を出発。
さてこの山、なかなかの登り道。
城郭マニアが「この道は登城ではない、登山だ」という気持ちも分かる。
とくに山道が狭い。山頂の八王子神社に到着するまでは、場所によっては幅40センチくらいの場所もある。
先週のシダンゴ山は登山者が少なく、それでいて要所要所に案内看板が多かったのに比べて、今回は案内看板が少ない。
地図を持たずに行くと、たぶん自分の現在地が分からなくなる。
山頂の少し手前で、展望ができる場所がある。
ここで女性2組が「アレ、富士山かな?」と言い合っていた。
え~!山の形、全然違うじゃないの!
私には、双耳の形に見えたし、方角的には筑波山かな?とは思えたのだけれど。
紅葉は全体的に落葉という感じだ。
2~3週前なら最盛期という感じで、現在は見られるっていえば見れるけれど、盛りを過ぎている感は否めない。
八王子神社には「山頂」を書かれた石碑があるけれど、境内裏からもう少しだけ登るとここが本当の山頂。
ただし展望がなくほこらと石碑のみ。
この山頂に到着するまでは、前述の若い女性2人組のみにしか会わなかった。
あれ?シダンゴ山よりも人がいないのだけれど…。
さて今度は富士見台を目指す。
途中で案内看板が少なく「ここどこ?」を繰り返しながら、地図を見るといつの間にか圏央道の上を通過している。
山の中にトンネルを掘って圏央道が通過しているので、遠くで高速道路特有のクルマの音がしているのだ。
9時20分、富士見台に到着。
名前の通り富士山が展望できるのだけれど、ここの展望は富士山のみで、基本的に富士山以外の展望がない。
近くの休憩スペース(ベンチとテーブル)で山頂恒例のおやつタイム。
今日はMIFさんがランチパックとこんにゃくゼリーを用意してくれていた。
私はいつものコンソメスープとカフェラテ。
いつもながらの「山頂で食べるものは平地の3倍おいしい」なのです。
20分ほど休憩している間にトレランの人が1人駆け抜けていった。彼は高尾山まで縦走するのだろうか。
さて、今度は周回ルートで城山入口を目指す。
ここからは基本的に下り道なのだけれど、細かいアップダウンを繰り返す。
この辺りも案内看板が少ないうえに分かりにくい。
たぶん、高尾山・陣馬山を縦走してきた人のうち体力があまっている人が最後に寄るのが城山なのだろう。
だから登山道もだいぶ落ち葉が積もっていて、どこが登山道なのか分かりにくい。
所々に目印の赤いテープ(ピンクもあり)や赤いスプレー(白いスプレーもあり)を目印に歩くしかない。
その目印を付けた木や枝が倒れてしまったりしていて、なんだか方向が怪しいものもあった。
しかも、途中に獣のフンがデデーンと落ちている。ビックリしたな~もう!
ふとルート脇の崖下を見ると、整備された道が見えた。
あれ?この崖を下った方がいい??
ということで登山道を外れて、崖下まで下ってみた。
落ち葉が新雪のように柔らかく、途中なんども滑ったりしながら、崖を下ってみた。
すると曳橋のすぐ手前の林道に出た。
振り返ってみると、もの凄い急な崖で「おお、鵯越も真っ青だな」と感じる。
ここからはほぼ平坦な道で、ボランティアセンターの前を通って駐車場に戻る。午前10時50分到着。
名山Naviでは、2時間5分で紹介されていたコースタイムだったけれど、私は2時間50分かかってしまった。
これはちょっとした誤算だった。
それにしてもこの山、首都圏から近く、富士見台の標高は高尾山よりも低いのに、すれ違った人は10人にも満たなかった。
確かに高尾山に比べると登山道の整備と展望が良くない点はあるけれど、もう少し人がいてもいいのでは?
それと、激戦のあった城址ということもあって心霊スポットと言われているらしいけれど、私は霊感は全くないので全然感じず。
それどころから、人の少ない登山道で、山独り占め感があってウキウキだった♪
いつかは高尾山から縦走してもいいかもしれないと思えるコースだけれど、それまでにもう少し登山道整備ができていると良いな。
また駐車場近くには八王子城跡ガイダンス施設という建物がある。
ここはできてまだ1~2年という施設なのでとてもきれい。
トイレを借りるならここをおすすめする。
そして八王子城址を知る施設としてもおすすめしたい。現在大河ドラマで北条氏五代を取り扱ってもらうよう運動中だとか。
【装備の初物】
モンベルのラップスカート…これまでユニクロのラップスカートを使ってきたのだけれど、モンベルの方が若干布地が厚い。ただしその厚みのせいで重なっている部分がはだけやすいような…。
【次は購入したい】
機能性アンダーシャツ。汗の蒸散を早めてくれるタイプがいい。
【良かったこと】
持って行った行動食全部。コンソメスープ最高。
【次回からの改善点】
とくになし。
【失敗したこと】
とくになし。
【今回の装備】makoto編
服装…アンダーシャツ(黒・半袖)、スポシャツ(青・長袖)、ハードシェル、ラップスカート、ロングタイツ、靴下(中厚)、レッグウォーマー、ボルカノキャップ、帽子
靴…トレッキングシューズ(ハイカット)
リュック…財布類、携帯電話、スポーツドリンク(500ml)2本、コンソメスープ(フードコンテナ)、手ぬぐい、救急セット
行動食…こんにゃくゼリー、飴(飴は食せず)
アクセサリ…腕時計、2本ポール
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます