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makoto's daily handmades

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 第20回「帰ってきた義経」感想

2022-05-23 13:48:03 | 日記

※なるべくネタバレを避けようと思いますが少し含みます。ネタバレを好まない方はお読みになりませんように。

 

義時くんの闇落ち回です。

伊豆の田舎武士として素朴でまっすぐな性格だった義時くんが回を追うごとに謀略家になっては来ていましたが、今回で一段どころが何段跳びなの?と思うくらい変化を感じられました。

それとともに、義時くん邸の託児所化が一層進んでいて、一体この子ども達はどこの子達なのでしょう?

最初は金剛ちゃんの遊び相手として、お初っちゃんを強制的に預けられたンだけれど。

まさか御家人専用託児所なのか?と。

でも八重ちゃんが生き生きとしていて、いいですね。役割があるというのは、輝くんだなぁ。

 

さて今回は初の回顧シーンとともに静ちゃんのその後が語られましたね。

そして平泉のシーンはすべてが印象的です。もし御館殿がもっと長生きしていたら、藤原兄弟の仲が強固だったら…と思ったら、現代に至る歴史にはならなかっただろう、と思ってしまいます。

御館殿の幻想が凄いです。ああ、だからこの演者さんだったのか、と。

私が初めて平泉に行ったのは中学生の時。

当時の歴史の授業では、なぜ平泉が進んだ文化が存在したのか、イマイチ説明がなくて、圧倒的な文化財に「どうなっているんだ?!」という疑問が湧いたのを覚えています。

のちに私が思っているよりもずっと、交易が盛んで、アイヌとの交易が莫大な富を生んでいたことを知るのですが、当時はそれに思いが至りませんでした。

今回はドラマの端にでも交易のことを表現してほしかった部分はありますが。

 

そして弁慶くん。

おお、矢で射抜かれまくるシーンは義経くんドラマの最後の見せ場ですが、今回は不在。

その代わり見せ場の裏側を見ることができて、これは凄いです。だって楽屋や舞台袖を見るようなものですから。

こういう描き方はこれまでの義経くんの最後ではまず表現されて来なかったです。

だからこの大河ドラマは目が離せないです。

「真田丸」でも本能寺の変がナレーションだけでしたが、今回も義経くんが見てきたことが中心に表現されているんだ、と強く感じさせられました。

なによりも里ちゃんと娘ちゃんの足だけ、首桶の義経くんなど死の表現がいろいろあるものだと感じました。

 

来週からは登場人物がさらに入れ替わる印象なので、放映が楽しみです。



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