2/9(日)は生駒施術。10:00~13:00過ぎまでに、
大人3と赤ちゃん2人の施術や事務仕事を終え、
その後は、2回目の大阪新歌舞伎座。
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8時くらいにコヒーを1杯飲んただけなので、
出発前にお腹はペコペコ。
15:09の近鉄電車に乗って上本町に到着。
大阪に遊びに行くには
生駒はホンマに便利なところである。
先月は中村美律子ショーだったが
今日は歌はなく喜劇。
主人公は 浜 木綿子(ゆうこ) さん。
香川照之(47歳)さんのお母さんで、79歳!
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この写真はかなり若い時の写真か
かなり修正が入っているみたい。
実際はこんな感じ。 ↓
上の写真よりは歳を重ねて見えるが
とても79歳には見えない。
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ネットで調べてみたら
姑役の庄司花枝さんは、78歳(@@;/
浜さんの方が1歳年上とは、驚き!
さらには、夫役の左とん平 77歳
加藤茶 71歳、
七十代の俳優さんがズラリ!
七十代の俳優さん達の、若さ
姿勢の良さ、頭の回転の良さ、
しぐさ、表情
動きの素早さとしなやかさ。
どれをとっても驚愕!
90歳直前まで舞台に立ち続けられた
森光子さんよりは
浜さんは10歳ほど若いとは言え
どこからどう見ても
15歳下の私より、はるかに若く見える。
実は、私が京大病院で
副看護婦長として働いていた頃
テレビで、浜木綿子さん主演の
「火の玉婦長さん物語」
という連続ドラマを放映していた。
入院中の妊産婦さんの何人かから
「火の玉婦長さんの浜木綿子さんに、似てますね~」。
「雰囲気がソックリ!」
と言われたことがあった。
それで、一度だけそのドラマを
チラリと見たことがあったが、
当時は家事に仕事に
息つく暇もないほど忙しかったので、
本当に「チラリ」と、一度だけだった。
その時「浜木綿子」という名は覚えたものの、
テレビでもゆっくりと
浜さんを見たことは、一度もなかった。
なので、どんな人かと興味があり
この日を楽しみにしていた。
ストーリーは
勤め先の女社長と浮気した夫を、
その女社長に
姑をオマケに付けて、夫を売ってしまった。
その後、内職でしていた伊賀上野の特産、組紐を、
若い人を雇って教え
作った組紐を、京都に売る株式会社を
女性だけで起業し
社長になっていくという、
昭和31年という時代では
まだまだ珍しい起業話である。
喜劇なので、いっぱい笑ったが、
それだけでなく
男たちの勝手に対して、立ち向かっていく姿は
実に小気味良かった。
それに、浜さんの演技力は素晴らしい。
「香川照之さんの演技力は
お母さん譲りなんゃなぁ~」と、
ずーっと
頷きながら見ていた。
おりしも今日は
浜・左コンビでの「売うらいでか!」
500回上演記念日だった。
浜木綿子33歳、左とん平31歳で上演を始めて
今日まで、46年!
閉幕後、左・浜さんから挨拶があり、
会場にビッシリの観客は
記念の紅白饅頭を頂いて帰った。
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観劇記念に、伊賀上野の組紐のストラップを一つ購入した。
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こういうものって、劇中にもあったけど
伊賀上野で作っても
京都に運ばれると“西陣”になってしまう。
その方が高く売れるから。
それぞれの地方の名産品は
その土地の名をつけて
まっとうな値段で売れたら
作っている人たちも報われるのにねぇ。
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