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4/16(火),17(水)のセミナー・施術の会場は
中野のぞみさんの実家
興宗寺@小松市月津。
「着きました。ここです」と聞き
この塀を見てビックリ! 5本線や😲! ↑
ということは、天皇陛下が宿泊や休息のために
立ち寄られた建物だということ。
私が子どもの頃から
あちこちで見ていたような
田舎の浄土真宗のお寺だろうと
想像していたのに~、違った。
伽藍も広く、本堂も大きい。 ↓
こちらの会館的な建物が、私が働く会場 ↑
ポスターも掲示されている。 ↓
入り口の自動ドアを入ると、高級ホテルか旅館のよう!
天井も美しく ↡
のぞみさんのお兄様が、お父様から
住職を引き継がれた時の写真や ↓
棟田志功の版画なども飾られている。
↓
私の休憩室に案内してもらうと、巨木が立ち並ぶ
美しい庭が見える。私の生駒の家の庭のように
雑草がぼうぼうどころか、一面に苔。
この広くて松の木が何本もある庭を
手入れするのは大変やろな~などと、のぞみさんとお喋り。
それから、セミナー会場に行くと、受講生が次々と到着。
どの部屋の襖絵も美しく立派で
京都や奈良の有名寺院のよう。
この後、セミナーと施術。
4/17(水)は9:00頃に着き、明治11年10月6日
明治天皇行幸のおり
休憩に来られたお部屋に案内していただいた。
その部屋に入る襖の金具の引手が
真ん中に菊の御紋が入ったこれと決められていて
全てを指示を指示通りに作って
建物から什器の全てを準備せねばならず…。
少しはもらえたそうだが
大変な出費だったそう。
御簾の後ろに20cmほどの高さの
繧繝縁(うんげんべり)に囲まれた畳が2枚。
ここに座って休まれ、周囲には護衛がたくさん潜み
大隈重信・岩倉具視などの高官も同行されたのだと。
天皇陛下は
「釣りをしているのを見たい」とおっしゃり
縁側の窓から、この庭のすぐ向こうの
柴山潟で釣りをしている人達を眺められたのだと。
以前はこの庭の敷地の隣まで
柴山潟が広がっていたそうで
今は当時の1/3くらいの広さしかないらしい。
休憩に来ていただいて光栄ではあろうが
準備や当日の対応など
さぞかし大変だったでしょうね。
それから、本堂に。
廊下には歴史を感じさせる
絵が描かれた木の戸が、今も使われている。
こちらにも木の戸が並べられているが…
描かれていた絵が退色してしまったよう。
この4枚の戸は、小松城の戸だったんだと!
小松高校は小松城址に建てられている。
ということは
私の母校が建っている所ににあったんや!
それが、ここまで運ばれて来たなんて…。
これも小松城に使われていた建材の一部。
幕府からの「一藩一城」のお達しにより
小松城は取り壊されたことは知っていたが
このように
その建材が今もここに残っているとは…。
本堂に入る前に、セミナー受講生と合流。
おーっ、広い~。仏壇も金ぴかで、まばゆく豪華。
向かって右端は、のぞみさんのご先祖である
ご住職が祭られているのだと。
こんな立派な歴史あるお寺を維持してゆくのは
さぞかし大変だろうと思う。
アチコチに活けられているお花のお世話だけでも
ずいぶん時間がかかると思う。
それはのぞみさんのお母さんが
主にされているそうだが
私にできることは…
のぞみさんやお母さんが
末永く元気で過ごせるように
整体をしてさしあげることくらいやな~。
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