魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

広重 摺の極

2024-07-10 | 博物館・美術館・建築など

7/8(月)の藤枝施術会から
夜遅く生駒の家に帰り

翌朝 ゆっくり寝ることもなく
大好きな歌川広重の 広重 摺の極 を見に  ↑
大阪天王寺にある あべのハルカス美術館に。

カメラを東京芝サロンに置き忘れて来たので
写真はこの案内ビラ からいただいた。

8年近く前、2016-10-052016-10-10
の2日間、広重ビビット展を
前期と後期の両日、見に行ったことがある。

その時に展示されていたのは
ほとんど名所画・風景画だったが

今回は、花鳥画・役者画・美人画が多くてビックリ!

解説によると、広重の作品は
江戸時代の大ベストセラー

摺りを何度も重ねて販売しているうちに
どんどん品質が低下していった。

そのうえ、保存状態も良くなかったため
現在、展示して鑑賞できる品は少ないのだと。

今回展示されている作品の多くは
パリ在住のポーランド人コレクター
ジョルジュ・レスコヴィッチ氏が所有。

それを貸し出してもらって
展示会ができることになった。

これほどの素晴らしい初摺り作品が
日本にはなくて、ヨーロッパに住む1人が
所要していることを知ってショック😩

ゴッホが模写した「大はし あたけの夕立」と
広重の作品が並んで展示されているのを
2018-02-16 ゴッホ展@京都 で見たことがあるが

 広重の雨や橋の線の方が
ゴッホの絵とは全く違って、断然きれいだと思った。

2016-10-05 に大阪で見たのは こちら ↓

ゴッホ展で見たのも、たぶんこちらではないかと思う。↑

でも、このビラに並べられた2枚を見た瞬間
「暗い初摺りの方がいい。見てみたい!」と思った。

橋脚がくっきりと美しいし、対岸の家の灯も
人が住んでいる雰囲気が感じられる。

しかし、何度も見ていると、明るい方が
橋を渡っている人々の様子が、よくわかる。

これが、対岸の家の灯や、舟2艘が消され
摺り方を変えた理由なのかも?

残念ながら、これは後期 (8/6~9/1) のみの展示。
前半・後半の展示作品は、ガラリと変わるし…

ウーン、後期にもう1回見に行かないとアカンな~。

 


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