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☆七、伊勢神宮 * (正宮)皇大神宮:(別宮)荒祭宮、風日祈宮

2019-12-28 | ♥伊勢道参詣
 

 宇治橋

 内宮への入口、五十鈴川にかかる宇治橋は

日常の世界から神聖な世界へ、そして人と神とを結ぶ架け橋といわれています

宇治橋の正面に立つ美しい大鳥居の姿を眺めると、すべての人々は心が洗われ

身も心も正して清浄な宮域に入る心構えの大切さを感じさせてくれます

内宮のお参りは宇治橋の前で一礼し

緑豊かな神路山かみじやま)、島路山しまじやま

の四季の移ろいを感じながら宇治橋を渡ることから始まります

 

 内宮=皇大神宮は、皇室の御祖神の天照大神を祀り、日本国で最も尊い<お宮>です

五十鈴川の川上に2000年の歴史が静かに佇んでいます

 

 

 

 

木除杭 (きよけぐい)

流木が橋脚に直接衝突するのを防ぎます

 

 

 

神苑 

美しく刈られた芝生と清々しい松が広がります

ここでは春と秋の神楽祭公開舞楽や奉納大相撲の土俵入りも行われます

 

 

 

 お手水舎

身も心も清めてからお参りしましょう

(お手拭きタオルも用意してね)

 

 

 

五十鈴川と御手洗場 (みたらい)

五十鈴川は、御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれ

倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳のすそを濯いだことから名付けられたと伝えらえます

 

 

 

 

神路山を水源とする神路川と、島路山を源とする島路川の

二つの流れが合流して五十鈴川となります

御手洗場の流れは清らかさの象徴

 

 

 

 

 内宮の境内に空高く柑橘の実が自然に生っていました

近くでは和歌山みかんも有名ですので考えられないこともないし

 

 

 

 

<正宮> 皇大神宮

 神路山、島路山の麓、五十鈴川のほとりに鎮座する皇大神宮は

皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りしています


今から二千年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである

八咫鏡(やたのかがみ)をご神体として伊勢の地にお祀りし

国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より全国に広がりがみられました

現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます

(通常二拝二拍手一拝が一般的ですが、伊勢神宮の神職は、二拝八拍手一拝で拝礼を行います)

 

 

 

 

撮影禁止なのでご覧いただけませんが 

伊勢神宮の正殿のある御敷地(みしきち)には、

白い石(御白石)と黒みを帯びた石(清石)の2種類の石が敷き詰められていますが

御白石は20年に1度の式年遷宮の際に取り替えることになっています

 

 

 御稲御倉 (みしねのみくら)

 内宮の所管社

神宮神田で収穫した御稲が奉納され、三節祭でお供えされます

建物は正宮同様に神明造で、規模は小さいものの特徴をうかがうことができます

 

 

 

 

外幣殿 (げへいでん)

 神明造の高床式の建物

内宮は正宮御垣の外にありますが、外宮は御垣内にあります

 

 

 

 

<別宮> 荒祭宮 (あらまつりのみや)

        御祭神  天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま

御鎮座地 荒祭宮は御稲御倉、外幣殿を越えて、

石段を下りると正宮の北方、やや小高い所に鎮座しています

 

荒祭宮は、内宮に所属する10別宮のうち、第1に位しています

殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです

神様の御魂のおだやかな働きを、和御魂(にぎみたま)と申し上げるのに対して

荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます

 

 

 

 

荒祭宮と古殿地

古殿地は次の遷宮まで静かにその時を待ちます

 

 

 

 

内宮神楽殿

宇治橋から正宮に至る参道の中間地点

左側にある銅板葺、入母屋造の建物が、内宮神楽殿です

 

 

 

 

 

御饌殿 (みけでん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四至神(みやのめぐりのかみ)

内宮神域の守護神、邪悪な者から御正殿、及び宮域、

神域を四方からお守りする神様で、古代の磐座(いわくら)祭祀の形態を残したものです

(社殿や御垣はなく、石畳の上に祀られます)

内宮の所管社です

御祭神と教えて頂きました

(近年、手をかざす方がいますが、神様をお祀りする場所ですので「二拝二拍手一拝」の作法で)

 

 

 

 外宮と同じく巨木が非常に多く、ここが聖域であると認識させてくれます

 

 

 

内宮神楽殿授与所の向い側の参道を進み、風日祈宮橋を渡ると右手に鎮座しています

風日祈宮橋は五十鈴川御橋ともいわれます

 

 

 

 

<別宮> 風日祈宮 (かざひのみのみや)

御祭神  級長津彦命(しなつひこのみこと)

   級長戸辺命(しなとべのみこと)

 

ご祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神で

特に風雨を司る神、級長津彦命、級長戸辺命

雨風は農作物に大きな影響を与えますので

神宮では古より正宮に準じて丁重にお祭りしています

 風日祈宮に通じる風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)の上からは

美しい新緑や紅葉を望むことができます

 

                    

 

 

風日祈宮と古殿地

古殿地は次の遷宮まで静かにその時を待ちます

 

 

 

 

池の名前は不明ですが

樹木に囲まれた聖地の池は神秘的で力強いパワーを感じます

 

 

 

 

御厩(みうまや)

神様の乗り物とされる神馬がいる場所

神馬は、毎月1日、11日、21日の8時頃に正宮にお参りします

尚、雨天時や神馬の体調によってはお参りがない場合もあります

 

 

 

 

参集殿(さんしゅうでん)

 参拝者向けの無料休憩所です

中央には能舞台があり、能や狂言など各種行事が奉納されます

 

 

 

 

 

宇治橋を渡る前、直進し右奥に進みます

 

 

 

 

大山祇神社と子安神社

内宮の所管社 大山祇神社・子安神社

大山祇神社は

神路山の入口の守護神である大山祇神をお祀りし、古くは山神社と呼ばれていました

子安神社は大山祇神の娘神である木華咲耶姫神(このはなさくやひめのかみ)をお祀りし

地元の方からは、安産、子授けの神として崇敬されています

 

 

 

可愛いお手水舎

 

 

 

御祭神 大山祗神(おおやまつみのかみ)

 

 

 

祭神 木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

天孫降臨の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の奥さまです

子授け、安産、厄除けの神様で、かなり御利益があるそうです

 

 

 

 

 

木華開耶姫命のお父さまで山の神さまです ↓

伊勢神宮の山々の守護神です

 

 

 

 

宇治橋から、こんな風に国旗がたなびいていました

 

 

 

 

午後3時半頃でしょうか、そろそろ帰路に着きます

朝のお天気がウソのように陽射しも出、有意義な一日でした

 ホテルで宿泊後、明日は伊雜宮、瀧原宮に参ります

とても楽しみです(^_^)/~

 

 

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※神路山、島路山 =wikiより=

↓   ↓   ↓

 

 

 

※ 約4年前の再掲載です、内容的には違いがありましたら、ご容赦ください・・・

 

 

 


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