maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 

近道  


働き方(かせ方)改革とかいうのを、
都合のいいデータ作って、経済界の要望に応えつつ、
やったところで、そもそも働き方と決めたいのは個人であって、
上から押し付けるもんではないのだから、上手くいかない。

AIだ、効率化だ、人員削減だ、無駄を省くんだ、
と、企業がやっきになっているという事は、
景気は良くないって事の裏返し。
以前は、無駄の中になにか良いものがあるって論もあったと思う。
研究開発だってそうだろう・・・無駄に終わるものが多いのが、
そもそも世の中ってもんじゃないのか。

人が生きていくってことは、無駄なことだらけなんだけど、
それを否定してしまうような未来は、楽しい事には思えない。
本能的に、それに拒否反応を感じた人は、不便さが逆に新鮮に
感じたりするのではないかな。

それに、もしかすると、無駄を省けと声を高めているエライ人たちが、
実は無駄だったりして。

急がば回れは、かなり正しい格言だと思うのだけれど、
いま世界中で起こっていることは、近道を行け、だ。
けれど、その近道は、皆で通るには細く険しいようだ。



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