4月某日に親戚から、名取市閖上の佐々木酒造店の純米酒「閖(ゆり)」をいただきました。
佐々木酒造店は、140年もの歴史のある造り酒屋でしたが、地震と津波により本社や蔵が全壊しました。
瓦礫に埋もれたタンクのうち、「宝船 浪の音」の純米酒として震災前に搾った3本のタンクが無事と判明。閖上の復興を願い酒名を「閖」に変え、震災から1年後の3・11に発売されました。丸い朱色模様にはオールジャパンの意味合いを込めているそうです。
作業場等を提供した仙台市若林区の森民酒造をはじめ、全国の醸造家の協力を得て販売に至ったそうです。
琥珀色の輝きは、純米酒が静かに熟成した証とのこと。奥深くまろやかな味わいで大変美味しかったです。ごちそうさまでした~♪