台風9号一過、晴天とまでは行きませんがまずまずの天気となりました。今日はヱビスビール記念館とNHKスタジオパークに行きます。
ヱビスビール記念館はJR恵比寿駅で降りて、外に出ることなくスカイウォークの動く歩道で楽に行けます。
いくつもの動く歩道を乗り継ぐと「恵比寿ガーデンプレイス」に着きます。三越の向こうにサッポロビール本社ビルがあるため建物は見えませんが、三越を抜けるとヱビスビール記念館です。
朝10時開館に間に合い、10時10分のツアーに申し込みました。料金は500円でビール2杯の試飲が付いています。ブランドコミュニケーターの綺麗な方がギャラリーやビールの美味しい飲み方を教えてくれます。今回の参加者は14名で、早速ギャラリーへ行き、ヱビスビールの歴史を紹介してくれました。
明治20年に日本麦酒醸造会社として誕生し、工場が出来たのが今の恵比寿ガーデンプレイスのあるところで、「恵比寿麦酒」として売り出した事から工場のある土地が恵比寿と呼ばれるようになったそうです。
初の恵比寿麦酒です。今とは瓶の形も違うしコルク栓です。
当時のビールは、そば10杯分で高嶺の花だったようです。
日清戦争後は恵比寿麦酒はトップの生産量を誇り、初のビアホールも開いています。ビアホールの最初のおつまみは大根のスライスです。
ヱビスビールの名前が消えた時代があります。太平洋戦争中は「麦酒」としか書けなくなりました。
戦後、ヱビスビールは復活しましたが、その名を一躍有名にしたのが漫画「美味しんぼ」で取り上げられた事で、売り上げが回復したそうです。私も「美味しんぼ」を読んでヱビスビールを飲みたくなった記憶があります。
さて、20分ほどの見学が終わると、お待ちかねの試飲です。プロの方が注いでくれるビールは泡が違います。きめ細かくて泡の粒が見えずクリームのようです。
みんなで乾杯をしていただきました。美味しいです。
これは2杯目の琥珀ヱビスです。おつまみがついています。
缶ビールの美味しい飲み方も教えてもらいました。缶ビールをよく洗ったグラスに3度に分けて注ぐのがこつだそうです。
注いだ美味しそうなビールはじゃんけん大会での勝者に。決勝まで残りましたが負けました。飲み足りない人はテイスティングサロンがあり、色々なヱビスビールが飲めるのですが、残念ながら時間の都合で断念しました。ビアマグカップを自分へのお土産に買いました。