さすがに3連休の初日、東海道新幹線は混雑していました私はそういう日だということをすっかり忘れ、いつもの月1回の帰省の時となんら変わることなく、携帯電話で新幹線の予約を取り・・・ところが、新横浜駅のホームに行くとびっくり そこは人、人、人・・・家族連れの姿も多く,普段とは様子が違いました
滑り込んできた新幹線に乗ると、案の定、超満員 指定をとっていた席の付近は子供連れのグループ。ポップコーンが飛び交い、泣き声、ママ達の大声での笑い声・・・うーーーー
今日は、どうしても京都までの2時間のうち、持ち込んだパソコンでしたい仕事のあった私は、覚悟を決めてグリーン車に行き、座席を変更してもらいました
こちらはガラガラ 平日はビジネスの方で混み合うであろうグリーン車も、家族連れやレジャー客の多い連休には不人気のようです
私の前の席の窓側には若いママ 通路側にはベビーカーが入り、中では2歳くらいの男の子がすやすやと眠っていました
さっそく私は仕事を始めました。さすがにグリーン車は静かで、書き物ははかどります
しかし!! その30分後、予想しえた事態に陥りましたミスターリトルが目を覚ましたのです。
なかなかチャーミングな彼ではあるのですが、当然のことながら、とっても自由奔放なのですねえ 奇声を発しては、困るママの反応をおもしろがるように、次には爆笑。今度は大声で歌を歌い その場でジャンプ・・・静かなその車両内には、彼の声が響き渡りました。
空席が目立つグリーン車とは言うものの、車内では熟睡する乗客、読書をする人、パソコンを広げる人・・・やっぱり、ミスターリトルは招かざる乗客に違いありません喧騒の連休初日の新幹線移動でも、そこにゆったりとした時間を求めるからこそ、エクストラの料金を支払い、グリーン車に乗ったはずですからね・・・
もちろん、ミスターリトルのお母さんは、十分にそれは感じていたことでしょう わが子が問題行動を起こすたびに、「しーっ!しーっ!」と注意をします
けれど、京都までの1時間半の間、残念ではありましたが、そのお母さんから聞いた言葉は200回くらいの「しーっ!」と、約100回の「静かにして!」だけでした
私は、決して子供連れでグリーン車に乗るな と言ったり、ママを非難したりしたいのではないのです グリーン車に変更するには(私同様、車掌さんが差額を請求にきていましたから)それなりの理由があったでしょうし、「しーっ!」も「静かにして!」も、そのママの精一杯の気遣いであり、子供への叱責であったでしょうから
でも、たぶん、ミスターリトルは、なぜ何度も「しーっ!」といわれ続けるのか?「静かに!」とばかり言われるのか、わからなかったでしょうね
彼は、目が覚めてまもなくは、「しんかんしぇん、しゅごい」「しんかんしぇん、いいね」と、何度もうれしそうに話していました きっと彼は「乗り物好き」の少年で、念願叶って憧れの新幹線に乗り、すっかり興奮していたのでしょう
ミスターリトルのお母さんは、新幹線から降りたとたん、心底ほっとし、どっと疲れたでしょうね 京都駅のホームを、ベビーカーを押しながら歩くお母さんの後姿に、私はそっと「お疲れ様、どうぞ早くほっとしてくださいね!」と声をかけました
それにしても・・・子供と一緒に、長時間、乗り物に乗るのは大変ですよね 本人の機嫌を損ねないようにといろいろと考えると同時に、公共の場として、他人に迷惑をかけないようにする、という気遣いも必要です
この大変だったお母さんのことは、とにかくさておき・・・
やはり、長い時間、子供と乗り物に乗るときには、ぜひ、それなりの準備をしましょう
少々荷物は多くなるかもしれませんが、たとえば、子供が自分で背負える程度の小さなリュックに、ミニカー2台と指人形2体・・・それだけでも、どれだけ遊べるかしれません 小さなメモと、色えんぴつセット、折り紙も役に立ちますよ
乗り物に乗っている時間の長短には関係なく、親として我が子に、子供にでも理解できる言葉で、公共の乗り物でのマナーを教える義務があります しかし同時に、親である以前に社会人として、同乗するまわりの人たちへの気配りをすることも重要でしょう
それにしても・・・
ピカチュウの絵が大きく描かれている飛行機、新幹線の700系などなど、子供たちは「特別」に見える乗り物に乗りたがります でも実際には、乗ってしまえばその中は、ほとんどは「特別」ではなく「ただの乗り物」なんですねえ
ふーーーー
滑り込んできた新幹線に乗ると、案の定、超満員 指定をとっていた席の付近は子供連れのグループ。ポップコーンが飛び交い、泣き声、ママ達の大声での笑い声・・・うーーーー
今日は、どうしても京都までの2時間のうち、持ち込んだパソコンでしたい仕事のあった私は、覚悟を決めてグリーン車に行き、座席を変更してもらいました
こちらはガラガラ 平日はビジネスの方で混み合うであろうグリーン車も、家族連れやレジャー客の多い連休には不人気のようです
私の前の席の窓側には若いママ 通路側にはベビーカーが入り、中では2歳くらいの男の子がすやすやと眠っていました
さっそく私は仕事を始めました。さすがにグリーン車は静かで、書き物ははかどります
しかし!! その30分後、予想しえた事態に陥りましたミスターリトルが目を覚ましたのです。
なかなかチャーミングな彼ではあるのですが、当然のことながら、とっても自由奔放なのですねえ 奇声を発しては、困るママの反応をおもしろがるように、次には爆笑。今度は大声で歌を歌い その場でジャンプ・・・静かなその車両内には、彼の声が響き渡りました。
空席が目立つグリーン車とは言うものの、車内では熟睡する乗客、読書をする人、パソコンを広げる人・・・やっぱり、ミスターリトルは招かざる乗客に違いありません喧騒の連休初日の新幹線移動でも、そこにゆったりとした時間を求めるからこそ、エクストラの料金を支払い、グリーン車に乗ったはずですからね・・・
もちろん、ミスターリトルのお母さんは、十分にそれは感じていたことでしょう わが子が問題行動を起こすたびに、「しーっ!しーっ!」と注意をします
けれど、京都までの1時間半の間、残念ではありましたが、そのお母さんから聞いた言葉は200回くらいの「しーっ!」と、約100回の「静かにして!」だけでした
私は、決して子供連れでグリーン車に乗るな と言ったり、ママを非難したりしたいのではないのです グリーン車に変更するには(私同様、車掌さんが差額を請求にきていましたから)それなりの理由があったでしょうし、「しーっ!」も「静かにして!」も、そのママの精一杯の気遣いであり、子供への叱責であったでしょうから
でも、たぶん、ミスターリトルは、なぜ何度も「しーっ!」といわれ続けるのか?「静かに!」とばかり言われるのか、わからなかったでしょうね
彼は、目が覚めてまもなくは、「しんかんしぇん、しゅごい」「しんかんしぇん、いいね」と、何度もうれしそうに話していました きっと彼は「乗り物好き」の少年で、念願叶って憧れの新幹線に乗り、すっかり興奮していたのでしょう
ミスターリトルのお母さんは、新幹線から降りたとたん、心底ほっとし、どっと疲れたでしょうね 京都駅のホームを、ベビーカーを押しながら歩くお母さんの後姿に、私はそっと「お疲れ様、どうぞ早くほっとしてくださいね!」と声をかけました
それにしても・・・子供と一緒に、長時間、乗り物に乗るのは大変ですよね 本人の機嫌を損ねないようにといろいろと考えると同時に、公共の場として、他人に迷惑をかけないようにする、という気遣いも必要です
この大変だったお母さんのことは、とにかくさておき・・・
やはり、長い時間、子供と乗り物に乗るときには、ぜひ、それなりの準備をしましょう
少々荷物は多くなるかもしれませんが、たとえば、子供が自分で背負える程度の小さなリュックに、ミニカー2台と指人形2体・・・それだけでも、どれだけ遊べるかしれません 小さなメモと、色えんぴつセット、折り紙も役に立ちますよ
乗り物に乗っている時間の長短には関係なく、親として我が子に、子供にでも理解できる言葉で、公共の乗り物でのマナーを教える義務があります しかし同時に、親である以前に社会人として、同乗するまわりの人たちへの気配りをすることも重要でしょう
それにしても・・・
ピカチュウの絵が大きく描かれている飛行機、新幹線の700系などなど、子供たちは「特別」に見える乗り物に乗りたがります でも実際には、乗ってしまえばその中は、ほとんどは「特別」ではなく「ただの乗り物」なんですねえ
ふーーーー
レストランでも困っています。是非、レストランでの大人しくいられるアイディア、アドバイスを宜しくお願いします。
いつもブログは読ませていただいています。
育児に対する客観的な意見や育児の大先輩の先生のブログにはいつも関心させられています。
我が家は夫婦共働き。いつもいけないと思いつつも外食が増えてしまっているのが現状です。
そして、その回数を増すごとに娘のちはる(2歳4ヶ月)の機嫌をとる方法を少しずつ学んできたママです。
ちはるは折り紙が大好きです。レストランではタオルのお手拭やドリンクバーに置いてある紙製のお手拭、またはお口を拭いたりするペーパーがあります。
うちではこれが大活躍!私自身が子供の頃おばあちゃん子でたくさん教わった折り紙を覚えていた事が役立ちました。
大抵の場合、2つ3つ作ったところで料理が運ばれて来ますので、その場繋ぎには最適です。
余談ですが、ちはるは寝るときにお歌唄って!と言ってきます。ここでもおばあちゃんに唄ってもらった童謡が役に立ちます。
今では「とうりゃんせ」「あんたがたどこさ」「ずいずいずっころばし」などを自分から唄えるようになりちはる本人も嬉しいようです。
そうですねえ、基本的には、場所が乗り物であっても、レストランであっても、「自宅」と「それ以外のところ」との区別はつけてもらわないといけないでしょう。
自宅で許されることでも、一旦そこから外に出れば、「許されない」ということは、伝え続け(教え続け)なければなりません もちろん、それが守れようと、守られまいと・・・教える義務、の遂行です。
わが子へのご機嫌とりは、基本的には乗り物でもレストランでも同じ。本文中に書いたような、比較的小さな、子供のお気に入りオモチャ、絵本、折り紙などでしょう。
ただ・・・我が家の息子はそうだったのですが、「食べ物、食べること」のい執着のある子供の場合は、もう理性的な判断、行動はできなかったようです。
お隣のテーブルにオーダーしたお料理が運ばれてきたとたん、もうキーキーキャーキャー 食べたくて食べたくて、もうどんなお気に入りオモチャを出しても、何をしても、静かにはなりませんでした。
もしそうなってしまえば、最後の手段・・・子供が食べる時間以外は、子供をその場におかない。
つまり、残念ながら、親が交替で食べるようにして、ゆっくりとその席に子供を置いて、食事の時間を家族で楽しむ、ということを諦めることでしょう。
きちんと「こういう場所では、静かにすべき!」ということを伝え続けていれば、必ず、近い将来、家族で食事を楽しめる日が来ますからね。しばらくの辛抱。
これでは、ちっとも良いアドバイスにはならないでしょうか?
でもね、最後の最後は・・・私の考えでは、子育て中は、不本意ながらも、親はいくつかのことは「諦めないといけない」と思っていたものです。
がんばれーーーー!!
外食が増えることを、そんなに「困ったこと」と思われる必要はないですよ。各家庭に、それぞれの状況があるわけですから。
ですから、比較的お時間のある週末に、時々ママと一緒にお料理を作って楽しむ!というような、メリハリがあれば良いのではないでしょうか?
ママと一緒の「ぎょうざ作り」なんて、子供は大喜びですよ。
紙ナプキンでの折り紙。我が家でも、娘が幼い頃には、紙ナプキンは大活躍しました!
そこにあるものを利用して、上手に遊ばせる・・・大事ですね。
最近では、「お店のマッチ」などと置いているところは少ないでしょうが、昔、私はよく、母と一緒に、お料理を待つ間や、旅館などでは、マッチをパズル?のようにして、並べて遊んだものです。おうちの形を作ったり、お魚の形を作ったりして・・・オモチャなんてなくても、とっても楽しかったですよ。たかがマッチで作った平面の家ですが、そこからいろいろとお話をしているうちに、いろんなことへと想像が広がってね。
今、私の教室の生徒たちに、マッチを渡し、「おうちの形を作ってごらん?」と言うと、箱を持ちもしないで「ダメだよ、先生!マッチは危ないから、遊んじゃいけないんだよ!マッチで遊ぶ子はいけない子なんだよ!」というような子供がいます。
確かに、マッチは使い方によっては、非常に危険なものです。基本的には、子供が扱う道具ではありません。
とは言え・・・さすがに、こんなふうに言われてしまうと、ちょっと寂しい気がしてしまいます。
知識も重要ですが、まずは「知恵」を育てることから・・・ですね。
このブログは内容が素晴らしいと愛読させて頂いてますが、読んでいる方も(もちろん先生始め)暖かいのだと感じました。有り難うございました。
そんなふうに言っていただけて、私のほうが感激してしまいました
ブログには、いろんな目的があると思います。政界人やスポーツ選手、芸能界に身を置く方々のブログは、ご自分の近況や思いを一人でも多くの方に伝える、広報的役割があるでしょう。ひとつのパフォーマンス、ですね。
私にとってのこのブログは、私の教室や私自身の宣伝的意味合い?は全くなく、少しでも多くの「育児に奮闘中のパパやママ」に何らかのお役に立てること、なんです
私の知らない町で、とっても遠くの都市で、私が仕事をしている間、私が寝ている間・・・私がお目にかかったことのない方がこのブログを読み、「ふんふん、そうか、がんばるぞ!」「なるほどねえ、わかったわかった」などと、笑顔で立ち上がり、新鮮な気持ちで我が子に向き合ってくださる・・・
想像しただけで、心があたたかくなります
これからも、気負わず、おごらず、さまざまなことをお伝えできれば、と思っています