モラルハラスメント・ブログ

モラルハラスメントな夫と壮絶なバトルの末離婚した二児の母のブログ☆モラハラブログリンク集もあります☆

なぜ夫はモラルハラスメントな男に成長したのか?(長文)

2005年02月26日 02時41分55秒 | モラルハラスメント
今日は保育園の生活発表会でした。
金曜、土曜と開催され、金曜は祖父母の日、土曜は父母の日と
両日同じプログラムで行われます。

夫はうつ病で入院中(真偽のほどは定かではない)なので
義父母だけ、今年小学校の長男にとっては最後の生活発表会に
招待することにしました。
義父母は私と夫が調停に突入して以来半年、孫の顔を見ていません。
実は1年前まで、夫と私、子供たちの四人は義父母の家の隣地で
生活していたため、義父母は家族同然な私達をある日突然失ったのでした。

「なぜ夫はモラルハラスメントな男に成長したのか?」
これはモラハラに苦しむ被害者の女性なら、必ず熟考する問題だと思う。
これに触れることは私にとっては、大変世話になった義父母に
ケチをつけるかのようで、何もそこまで・・・と心の痛みを伴うことだが
今日はこのことばかり考えていたし、ブログなんだし、日記なのだし
いいか!ってことで書くことにした。


まず義父は夫に輪を掛けたモラ義父である。
モラルハラスメント被害者同盟のサイトの冒頭に「魚の話」が出てくるが
まさに日常があの世界な義父だった。
特に「食卓」が常に異常な世界だったし、数多くのへんてこりんなエピソードを
あの食卓は見てきたと思う。
夫は常に帰宅が午前様だったので、私と孫達は義父母と夕飯を共にすることが
多かった。
その食卓で、義父は突然、前触れもなく、ただ「キレる。」のだった。
それは「おしぼりが出てない!」(パプではない、普通の家の普通の食事)
であったり、「しょうゆが出てない!」であったり、
「何でわからないのか!!!」(そりゃわからんやろ)であったり
どんなネタでもよかった。
いきなり爆音を立てて立ち上がり、皆があっけに取られているなか、
寝室に入ってしまうなど・・・。
私の子どもたちである孫達はそれが日常なため、「ああ、またじいちゃんキレてるわ」と
聞き流し、義母はその度に「そんな言い方しなくったっていいでしょ~」と言いつつも
縮み上がり、動揺が隠せない様子なのだった。

きっとその風景は、今に始まったことではなく、義父と義母が家族を作った時からずっと
繰り返されてきた風景なのだろうと思う。
義父は自営業だったため、義母は外出等をかなり制限されていた。
たとえ近所のスーパーに居る時でも、中元歳暮で百貨店に行く時でも
常に義父のご機嫌についてアンテナを張り巡らせていた。
別に嫁である私と出かけるのだから、その話題にならなくてもいいだろうに
必ず、義父が突然自分を呼び出すかもしれない、それで連絡が取れないと
大変なことになると、「予期不安」を自分の中で抱えきれずに話し続けていた。

大阪の空中庭園のある有名なビルで私は働いていたが、
その地階部分に、むき出しの岩とちょっとした森林と川と池がある自然庭園が設けてあり、
オープン当初「シマリス」を放し飼いしていた。
その庭園を企画した人と話をしたとき、
「どうしてあのリスは逃げないのですか?」かと尋ねた。
「ああ、あのリスはね、最初に首にセンサーを付けて、この庭園周囲一帯に張り巡らさせた
部分に近づくと、電流が流れるようにしてあったわけ、ビビビッ、と。
リスはそれがとても痛いから、何度も何度も学習して、もう首にセンサーは付いていないんだけど、
絶対外には出られないようになる、ってわけ。そういう風に調教されてるわけ。」
その話を、義母と外出していると思い出し、決まって私は息苦しさを覚えた。

義母は大変素晴らしい人物と評判で、敬虔な日本のある宗教の信者で
誰からも誉められ好感を持たれる人物だったし、私も大好きな存在だった。
その誰からも好かれる義母を、義父は無視し、罵倒し、散財し、借金をしまくり、
その上に居ないところでいつも馬鹿にして笑いものにしてきた。
そんな義父も私や子供たちにはよくしてくれたので、先ほども言ったように
陰口を叩くようで嫌なのだが、とにかく義父は義母に対し、徹底してモラ夫だった。

その義父と義母を見て育ったのが、わがモラ夫である。
夫はかねてより何か問題が起きると、必ず人のせいにしてきた。
家では私のせい、仕事で何かあると上司のせい、性格や目つきが悪いと言われると
「そういう風に育てたおふくろが悪い」と常に自分で責任を取らずに
「おふくろ」に責任転嫁してきた。
私は、その度に、(ええ歳こいた男がなんで、自分のことを母親のせいにするかなぁ)と
まだモラハラによって自分の心身の健康が損なわれるまでは、
「そういう性質の人」なのだと自分の中で位置づけるのみで、
それが重大な問題だとは認識していなかった。

「何事も自分のせいではない」・・・責任の取れない男。
それがモラ男である。不機嫌のモトは世間、俺様がうまくやっていけない原因は周囲、
こんなに素晴らしいボクちゃんが認められないのは、
そういう風に育てた環境が悪い、父母が悪い、と。
そのセリフを言う、という行動自体、一般常識的にはかなり恰好の悪い話である。
最近の教師殺傷事件で「先生がいじめを止めてくれなかったから、人生が狂った」
だから、その小学校の教師を刺したという論法を、
いい歳をして言い放った男が居たが、その論法に酷似していると思う。
よう、そんなこと恥ずかしげもなく言えるのぉ、という部分である。
が、モラ夫と付き合っていると、そういう類の話ばかりである。
何もかも、一切合財、自分のせいじゃなくて、周囲のせい。
「自己愛性人格障害」というと、自分を愛してやまない障害のようだが
私はどちらかというとモラ夫は「自己責任」が全く、絶対に、何があっても
取れない障害だと思っている。

そういう観点で義父母のこれまでの言動を振り返ると、意外にも
夫がモラに育っても仕方がない・・・つまりモラの育て方が見えてくる。

それは、実は弱い男(モラ夫)が自分で責任を取りたくなくて、
そばにいる母なる女性=妻(被害者)に一切合財を「責任転嫁」する
そういう男にとって非常に都合のいいシステムを、繰り返し繰り返し
実践し目前でインプットすることで、次の世代(モラ夫と被害者の子供たち)に
ああ、家庭とは、世界とは、世間とはこういうふうにできているのだ
こういうふうに構成されているのだ、と思わせ、英才教育をし、
学業やスポーツ(彼らは協調性がないためほとんど球技ができないという共通点を持つ)
によって自尊心を育て、自分は素晴らしいという後ろ盾まで用意して
そういう環境の中、成人するまで育てあげれば、
20年の時を経て、積み重ねた経験のもとに、ようやく次世代のモラ夫が完成する。
「俺様はこんなに努力した、素晴らしい人間だ。だから人に責任転嫁して当然だ。
俺に係る責任を取るために、世界は存在する。
だから、その責任をまっとうできないヤツは、生きている意味がない。」
あとは何も知らない被害者と結婚すれば間違いなく、再び
モラ製造工場が誕生する仕組みになっている。

自分の身の上に起きること全ては自分の責任ではなく、
他の誰かが責任を取ってしかるべき問題なのだ、と。
それが常識なのだ、と。
彼らの思考の全てはそこから始まっている。
だから、その枠から外れる私達を、
つまりは夫の言動について責任を取ろうとしない妻を、(当たり前なんだけど)
なんとか支配下に置き、責任を取らせよう取らせようとする。

モラ夫との離婚が難航するのは、要は
「自分で責任が取れないから」というところに終始するのではないか。
今までのどんなことでも、義父母や妻がなんとか責任を取ってくれて、
そういう中でなんとか人に何でも責任転嫁をして、すり抜けてきた人生。
突然「自分で責任を取りなさい」という局面が来たところで、
そんなことは学んだことがないから、見たこともないから、できないのである。

義母はいつも私に言った。
「あんな子に育ててごめんなぁ、私が悪いんよ~」と。
夫にも「あんたをこんな風に育ててごめんな、育て方間違えたわ」とも。
母なる存在が、何もかも、自分に起きる悪いこと全てを吸収し
全責任を取ってくれる、きっとそういう人生を、20数年歩いて来たのだろう。
また義母は、孫である私の子供が実家でケガをしたとき
「こんなところにモノ置いといてごめんな、おばあちゃんが悪いな~」と言い、
風邪をひけば
「寒い恰好させといたから風邪ひいちゃったんやな、おばあちゃんが悪いな、ごめんな」と
いやあ、それは貴女のせいではないってことまで、
場合によっちゃあその日の天気まで自分のせいにしそうな勢いであった。
それは40年にわたり義父が常に何でもかんでも、義母のせいにしてきたという背景と
自虐的で献身的な義母の生き方がシンクロしてしまった姿だと思う。

私が夫に鼻骨を折られて最初に義父と顔を合わせたとき、義父は私の顔を直視せず、
一切何もコメントしなかった。
私が帰宅したあとに「息子をああいうふうに育てたお前が悪い」と義母を罵ったらしい。
数日後手術をし、顔にプロテクターを張り、バンデージだらけになった私が病院から帰ってきたとき
遠くから社員と一緒に歩いてきた義父が、私を指差し、大笑いした。
私は私の後ろに誰かがいるのかと振り返ったが、明らかに義父は私を指差し
あの悲惨な顔を見よとばかりに社員に向かって大笑いし続けていた。
心から、「一切の責任は自分にはない」と信じきっている人でしかできない行動である。

夫に対し、「あなたの目つきが怖い、話し方が怖い」と言うと
「人の欠点を言うヤツにロクなヤツはいない。お前は悪い人間や」から始まって
「目つきが悪いのは生まれつきで、こういう顔に産んだおふくろに言ってくれ」と言った。
「話し方が悪いのは、口の悪いオヤジのせいや、オヤジに文句言ってくれ」と言った。
そうやな、俺治すわ、なんて言葉は7年間一度も聞いたことがない。
私達の結婚は離婚という結末に至るのだろうが、きっとそれも一切合財
「妻のせい」というところで折り合いをつけたいと強く願っているのが伺える。

また育児に関して、義母と夫は「どうしても子供のせいにしたくない」という信念があるようで
たとえば公共の場で子供たちが大声を出したり騒いだりというときに
「こんなところに連れてきた親が悪い」と、一切子供たちに注意したりせず
レストランでちゃんと着席できない我が子達のことを、私が叱ったりすると
「できないことを強要するのは虐待だ!」と目前で罵り、子供たちに
「いつまでたってもできない子なんていないんだよ♪」と
「こんな窮屈なところ来たくないよね♪」と外に連れ出すのが常であった。
そして帰りの車の中で、ゆっくり食事ができないのにも関わらず、
食事に連れ出せと言うお前が悪いと、さんざん罵り続けられた。
法事の席で、走り回る我が子達を私が押さえつけて叱責しようとすると
義母がすかさずでてきて「ごめんな~こんなつまらないところに連れてきて~」と言い
法事の会場から外に出て子供たちと遊び、
帰りの車の中で「子供は悪くない、こんな席に連れてくる親が悪い」と真剣に言っていた。

義母に話を戻すが、きっと義母はもともとそんな人ではなかったのだろうと思う。
モラ義父と過ごすうち、「そういうことにしておくのが一番、家族が平和でいい」
と悪魔と取引をするかのように、自分の「信条」や「常識」を曲げてしまったのではないかと思っている。
私達がモラ夫と生活するうちに、信条や常識や、これまであった感覚すべてを
奪われ、すりかえられたように、義母も知らず知らずのうちにそうしてしまったのではないか。

また、本来一家の主として心や体を預けられる相手であったはずの存在が、全くそうではなく
逆に一切の責任は背負わされるにもかかわらず、感謝もされずにただ奪われる生活の中で
モラ夫に奴隷扱いされ、罵倒され、子供はええ、お前は悪いと言われる中生活しようと思えば
子供たちに媚び、しがみつき、依存することで自分の存在を繋ぎ止めなければ、
生きていけなかったのではないか。
「全部私のせいにしていいから、愛してちょうだい」「認めてちょうだい。」

これは義母だけではない、自分も確実に抱いていた感情である。
自分の羽根を抜く。
その自己犠牲を払う美しい姿を見て、愛してると知って欲しい。感じ取って欲しい。
私はあなたに対してここまで自分を削り、捧げることができるの。
だから私を必要と言って。大切と思っていて。お願いだから・・・

モラ夫が生きる。懸命に人生を生きる。その中で責任転嫁する相手が必要になる。
ターゲットを見つけて結婚をする、相手が時間をかけて、全責任を負ってくれるようになる。
自己犠牲を払い、全責任を負いつつも、矢面に立ってまでも、その立場に甘んじ、しがみつく母。
そしてそれを見て育つ子供たちがまた、人に全責任を擦り付けていい世界を
信じて疑わなくなる。

そしてそういう生活は間違いなく、義母にとっても、モラ夫や姉にとっても
サバイバルな生活だったはずだ。
なぜならそこには「団欒」や和やかな「談笑」や「思いやり」、
相手に対する心配り、などが存在しないからである。
存在しないというより、それどころではないのだろう。
家族の中心であるモラ主人の地雷を踏まないように、
奴隷である妻も、子供たちも、息をひそめて毎日をやり過ごす。
優しい気持ちも、思いやりも、一歩家に踏み込んだらそれどころではない世界。

だから私はモラ夫はどうしてモラになったかというと、
「完全責任転嫁システム」を「あたたかい感情のない世界」で徹底した結果
なるべくしてそういう人間になってしまったのではないか、と考えている。

ここまで、私なりの「モラ夫の育て方」を説いたところで、それを認めて同情し
皆さん彼等は気の毒です、なんとかしてあげましょう、と言っているわけではない。
「そういう背景・環境の中で育成された人間」について、あなたがどう対処するか?
彼がモラ夫に育った、その同じ年数を掛けて、矯正できる可能性があると、信じられるか?
また、その壮大な一世一代のプロジェクトに、あなたの人生を賭ける勇気が
あるのかどうか?
賭けたところで、感謝されることはなく、間違いなく毒を盛られ、
こちらの心身の健康に関わると約束されている事業に着手するのかどうか?
賭けてみてダメだったとき、あなたが彼のもとを去ろうとすると、
難癖を付け、自分を正当化しつつ背中に石つぶてを投げて
絶え間ない攻撃を与え続けるような男に、
あなたの流す大量の血よりも、自分の小さな傷を大騒ぎするような男に
本当に人生を賭けていいのかどうか?

こういう視点で考えたときに、「自分に出来ることは何もない」
「手の施しようがない」と判断し、さらに真剣に「返品」を考える、
それが一番正しい方法なのですよ、と言いたい。

また、子供のいる被害者、特に息子さんの居る被害者の方にとっては
「また自らの手によってモラ男をこの世に送り出していいのか?」と
身も凍るような将来像を直視せねばならないと、付け加えておきたい。

私も実は脱出後何度も、夫との「やり直し」を考えた。
その度に私の妹が「ええけどねえちゃん、息子を夫と同じ人間に育てるつもりか?」
と言った。
1年間言われ続けてようやく、妹の言っていたことの意味を痛感している。

その、うちの6歳の息子、今日の発表会に父親が来ないことに触れた。
「ごめんな、ママとおとうさんがこういうことになってしまったから。」
とつい言った私に対し、
「ママ、ママのせいじゃないよ。俺、おとうさんのことはもうええねん。」
「え、なんで、いいってどういうこと?」
「ママのために言ってるんじゃないよ。」
「俺はおとうさんのことは、もうええねん。ええから。」
と諭すように優しく言ってくれた。

彼を責任感ある、優しい子に育てる。
それが育児元年(モラとの生活では育児どころではなかった)の私の、長期目標である。
そして、「自分を大切にすること」を選択した母親である自分の背中を子供たちに見せることで
将来、自分を大切にできる人間に成長して欲しいと思っている。

長いなぁ、ここまで読んで下さった方、ありがとうm( __ __ )m

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42 コメント

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いい息子さんですね^^ (yui)
2005-02-26 05:57:37
お久しぶりです。

きっと、ここで連鎖を振切れ、ということを息子さんが無意識に教えてくれているようで、その純真さに、感涙しました。

ウチの場合は、父は幼い頃から、放任主義であまり兄弟の中でも「変わっている子だった」と祖母(父の母)は言います。至って父の実家は、ウチに輪をかけた「圧力まみれの家」で、とても静かだし、言いたいことはモゴモゴと言ってはいけない!言うならハッキリと(でも他の人全員に筒抜けにワザとさせる)、と子供のときから私は感じて怖かったです。

モラハラは遺伝的要素もあるらしいです。父もきっと愛されなかったのだと思う。そして未だに、我が家よりも、実家が大好きな人です。でも、いないほうが楽なんです(笑)。
親の背中を見て育つ (美月)
2005-02-26 09:41:19
まっち~さんスゴイです。

なんでこうも解かりやすく説いているのかとそんけー(”*)

でも、うちのモラ夫の場合は自己愛性人格障害気味な気がします。孫よりも、息子、息子。【病気させないでね】って、孫への言葉でもあるけど、もちろん大切な息子もその中に入ってる。

大人だろ。自己管理させろよ。といつも思ふ。

PDになった後、うつ状態が続き(もちろん夫は気付かず)それを薬の力で抜け出した時、逆に躁な状態になり遊びまくった私(反省ちてまつ…子供にね)それを義父に話したのかなんなのか。義父から旦那宛てに来た手紙を見つけてコソコソ読んで見た。

そしたらビーーックリ( ̄□ ̄|||)

毎月、小遣い程度に5万やるから嫁にバレない口座もってるならおしえろ。振り込んでやる。だってーーーー。

ねぇねぇ、もうあなたのおぼっちゃまは30才。所帯もってるんでつ。そんなにあげるお金があるならこっちの生活費としてください。

孫のお誕生日プレゼントもお年玉もくれない、おじぃちゃま、おばぁちゃま。



てなわけで、長くなりましたけど

うちの場合は自己愛性のタイプのモラだと思います。俺は何でも出来る。人とは違う。出来ないはずがない。彼は本気でそう思ってるはず。だからうまくいかないと責任転嫁に走る。

【お前は下げマンだ】って言われた事もありゅ☆

でも調教と洗脳。

ずーっと言われてると、【あ、私がこうだからなんだ…】って言われるがままになってしまった。そんな考えから救ってくれたのは、かの有名な【モラルハラスメント被害者同盟】なるサイト。

【自分】が消えてた…って気が付き、少しづつだけどモラに対抗する力をつけてきたつもりです。



ごめんなさい。長くなっちゃって。

ついモラのことになると熱くなっちゃって…f(^-^;
私のできなかった事 (風花)
2005-02-26 17:01:26
まっちさんコンニチワ。

風花です。

(まっちさんて呼ぶのに慣れてないぁ)





飛べなかった鶴の話聞いてね。



このままじゃもう飛べなくなるって思いながら細々と機を織りながら暮らしていました。



もう自分に羽が残ってない事にも気付かず。

いつも綺麗に織りあがっている布を見ては

まだまだ大丈夫って思って。



ある日ふと気付いた事は

娘達の羽が少しずつ少なくなっている事。

そうなんです。

母鶴が眠ってしまっている間に

娘達が自分達の羽を抜いて

布を織り上げてくれていたのでした。



男は今では羽根のスッカリ抜けた鶴や娘達に目をやる事もしません。

布を織る事がおまえの仕事だと言わんばかりに・・・。



娘達はもうすぐ旅立ちの日を迎えます。

まだ羽が残っている間に娘達が旅立ってくれますように。祈るばかりです。

自由に空を飛べるかしら・・・。

私の頭の上で大きく旋廻して欲しい。



今は少しの羽でも

もっともっと広い世界に出て

美しい鶴になれる力を持った娘たちだと信じる事しか出来ません。

そして2度とその美しい羽をもぎ取られるような場所には舞い降りないで欲しいと思います。



まっちさん

素敵なお母さんです。

頑張ってください。
Unknown (MEMO)
2005-02-26 21:43:02
ものすごく、納得です。





状況、環境は違うけれど、思い当たるフシがありありです。





いずれ、私も「モラ夫」を育てた、

モラ家の人々、そして、

モラ夫を胴上げし続ける、

モラ夫をとりまく人々について、

書きたいとはおもうのですが・・・。



触れたくない部分でもあるせいか、

どうもうまくかけなくて。





とにかく、とてもわかりやすく、

納得納得の日記でした♪
ただただ (シエル)
2005-02-27 09:58:40
感服です。本当に。ものすごく納得で 説得力があって。

「そうだ、そうなのよ~」と 何度も何度も頷きました。



この考え方 私のバイブルになります。ほんと。

実は 幼児教育関係の仕事をしている私なのですが 「将来 どんな人になって欲しいのか」の部分に関する考え方なんて 職場の人訴えて行きたい部分ですよ。本当に。



自分で責任を取れる人間になる事。

これが一番大切な事じゃないかと感じています。



ありがとう。本当に本当に、。
自分で責任を取ること (西丸)
2005-02-27 12:11:43
モラルハラスメントに関しては日が浅くうまく書けていない私ですが、

確かに、モラ⇔羽を抜きつつしがみつく女

の構図はいかなるケースにしても存在すると思います。

私のケースの場合は余りにもわかりやすかったため、1ヶ月で逃げました。それでもかなりネタとして書けるほどの迫力でした。その前に付き合っていた人のこともモラは散々おかしい人とか言っていました。それを聞いて私は逃げる決意をしたと思います。

と、自分のケースを書いてしまってごめんなさいですが、

モラはかなり異常な家族でも「ボクのところは普通だよ」といいますね、その普通がどれだけ異常かは予測がつきました。ただ、確認する前に私の中でアラームがなり、結局は確認せずに関係は終わりました。



とにかくお疲れ様です。

責任が取れない (よもぎ)
2005-02-27 13:53:14
>責任の取れない男。それがモラ男である



全くその通りだと思います。

私も「私が悪いから」という調教から我に返ってきたとき、じゃあなぜ?とずっと考えていました。

何故モラ夫は「お前の所為だ」というわかりやすい責任転嫁のセリフや、理解できない言動行動を自信たっぷり堂々とできるのか?結局、一切は「責任の取れない男」そこから始まっていたのだと思いいたりました。(モラの外面しか知らない人には理解してもらえなかったけど・・。まっちーさんありがとう。)

モラ夫実家もやはり息子に責任を取らせていない育て方をしていたと思います。



あと、モラ夫の両親はとても働き者だったのに、モラ夫や兄弟は何故怠け者なんだろう、と疑問でした。だって「子どもは親の背中を見て育つ」っていうじゃないですか。結局それも、自分で責任を取れないから働き者にはならなかったのだと、やっと納得しました。

ものすごく納得 (hirobonita)
2005-02-27 14:49:55
うちのモラ男の父親も相当らしいです。とうに他界してるのでお会いした事ないですがDV&モラです。

そして、うちのモラは死んだ父親を「大尊敬」してるので「モラ父の背中」を見て育ってるのでモラになるべくしてなったんだとおもいます。

まっち~さん、良いお母さんですね。お子さん達も

まっち~さんの背中をみながらすくすく育っていくと

おもいます。

ありがとう1 (まっち~)
2005-03-01 04:20:31
yuiさん

こんばんは、朝早いyuiさんは夢の中かな?

遺伝的要素については、とってもあると思います。

うちの子、すっごく言動が似ていたんですよね・・・

1年経って、随分矯正の成果があって(笑)

傲慢な口も、横柄な態度もとらなくなってきて

ようやく子供らしくなってきたかなというところです。



そう、「愛されなかった」だから愛し方がわからない。

モラ夫も私もAC。だけど許せない・・・んですよね。

いないほうが楽、とってもわかります・・・



美月さん

孫よりも息子、息子ってわかります。

なんなんだあの人種・・・と思いますね。

長くなっても全然結構ですよ~ここは吐き出す場なんだし

吐き出してみてもらうってのはとっても心に必要なことだと思うし。

親離れできない子と子離れできない親の図が

モラ夫と両親の間にはあることが多いですね。

その典型な例かなぁ。

うちもそうだった。

癒着がひどかった。



風花さん

だめっす。

>母鶴が眠ってしまっている間に

娘達が自分達の羽を抜いて

布を織り上げてくれていたのでした。



ここ読んで滝涙でした。今もふたたび・・・

大丈夫です、風花さんの愛情たっぷり受けて

娘さんたち十分幸せだし、

飛べなくなるほどには羽根を抜いてはいないはず

これからはあなたが幸せにならなくては。

夕鶴の風花さん版書いてここで発表しませんか?まじで。

母鶴総涙だと思います・・・

ありがとう2 (まっち~)
2005-03-01 04:21:12
MEMOさん

こんばんは

触れたくない部分ってのすごくわかります。

だって私ももし夫と一緒に居たら絶対こんなこと書けない。

私は共存中のMEMOさんに頑張って欲しいと思ってる。

「モラ夫」と居て「共存できる道」模索して頑張ってる

MEMOさんが共存中の人達に与えるものはすごいと思う。

迷い、壁にぶちあたりつつも、懸命に生きる

生き方が違っても違う場所で違う環境で

頑張るモラに苦しむ被害者達がいて

お互いに手を取ってエールを送りあえたらいいなぁって思ってます。



シエルさん

こんばんは

そんなに誉めていただいて恥ずかしいです・・・

自分的にはスタンダードなことを棚卸している状態で

話が重複したり時系列が行ったり来たりして

わかりにくくてうっとおしいのですが。

でも、いいこと聞いちゃいました♪

幼児教育の関係の方だなんて♪

是非ここで今度「モラに育てないために」シエル著の論文

発表して下さい♪

お願いします!



西丸さん

しがみつく女・・・まさに私がそうでした。

1ヶ月は早い。それで逃げ出せたのは本当に立派だと思います。

でも1ヶ月の短い間でそれだけネタがあるのも

「ドモラ」の域ですね(笑)命名、超モラ=ドモラ

お疲れ様のおかえしではないですが、

おめでとうございますと申し上げます♪



よもぎさん

どういうんでしょうね

どういうとわかりやすいでしょうね

プールでふざけてて、頭を出そうとしたら

懸命に頭をおさえてくるヤツいましたよね

あんなのとか

ふつうにマラソンしているのに

走行妨害してくるヤツだとか

そんなのとか

ともかく、自分<相手になることを許さず

自分>相手になるようになるように

すべてその目的「だけ」のために

それを毎日のたゆまぬ圧力によってバランスをとり、けん制してくるので

こちら側はわけがわからぬまま頭だけ押さえつけられていて

振り返りますと「そういう生活でした」って感じです。マジで。



hirobonitaさん

うんうんそれこそ負の連鎖よね。

それが当たり前と思って成長するから

暴力やモラハラがまかりとおるのが家庭と思ってる男達だから。

「それは違うのよ、普通は違うのよ」と言っても

「おまえはおかしい」で終わりだもんね。

やんなっちゃうよね・・・

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