モラルハラスメント・ブログ

モラルハラスメントな夫と壮絶なバトルの末離婚した二児の母のブログ☆モラハラブログリンク集もあります☆

マヨネーズ事件

2005年04月13日 00時49分58秒 | モラルハラスメント
明日の息子のお弁当の仕込みをしていた。
エビのケチャップ炒めにすることにした。
ギリギリまでマヨネーズ炒めにするかと迷ったが
ふとマヨネーズの辛い思い出が脳裏に浮かび
ケチャップを手にした。

夫はマヨラーだった。
「俺は、マヨネーズが切れたら、暴れるからな。」
「常にマヨネーズが切れないように、ストックを買っておけよ。」
夫がマヨネーズを使用するたびに、このセリフは使われた。

友人にも、会社の人間に対しても、
「俺はマヨラーで、マヨネーズが切れたら暴れるとコイツに言ってあるから、
コイツはマヨネーズを欠かしたことがない。いつも2本ぐらいストックがある」
と自慢していた。

キャベツにかける。
目玉焼きの黄身が見えなくなるほどてんこ盛りする。
ほうれん草のおひたしにかける。
トンカツにかける。
冷奴にかける。
パンにマヨネーズだけ挟んで食べる。

ご飯にこそかけなかったが、
ほとんど毎日、マヨネーズを出すよう言われては、
この同じセリフを吐きかけられていた。
だから、私は一時、スーパーへ行けば必ずというほど
マヨネーズを買い求めていた。
5本ほどあると安心した頃もある。
切らせたことのないマヨネーズが切れるのが
ひたすら怖かった。

「夫はライオンです、夫の元から今すぐ離れなさい。
あなたは危険なライオンと檻の中で生活しているようなものです。」
と心の相談室の相談員が言って数日後
私は朝食の時、マヨネーズがあと2センチになっているのを見つけた。
その頃は最高に心理的に参っていたので、何がなんだかわからずに毎日生活していたから
マヨネーズの買い置きがないことに、夫に言われてようやく気が付いた。
朝食の献立に目玉焼きがあった。

夫は「あと2センチしかないなぁ。」
「今から使い切るからな。」
「ちゃんと買っておかないと、わかってるやろうな。」と
いつものように眉だけピクリと動かし、私の顔も見ないでそう言った。
そして、わずか残り少なくなったマヨネーズを、入り口方向に寄せるためになのか
もしくは私を威嚇したかったのか知らないが、
マヨネーズの赤いキャップを思い切りギリギリと閉めて、
おもむろにかなり強く「ガン!」「ガン!」「ガン!」とテーブルに打ち付けた。
私は蚊の鳴くような声で
「・・・はい」と答えた。
マジックで手にマヨネーズと書いた。

遠くに住む親友に「こわいよ、マヨネーズ買わないと、暴れるって。
暴れるってどんなだろう。今日は絶対にマヨネーズ忘れずに買ってこないと。」とメールした。
朝から親友はマヨネーズのことで頭が一杯だったという。

その日は友人と出掛ける予定になっていて、2時に子供達が幼稚園バスで帰ってきて
着替えてまた違うママ友の家に、総勢母子12人で集まることになっていた。
大忙しの一日。
私は朝のうちにクッキーの種を仕込んで、それから友人と出掛けて、
帰ってからクッキーを山のように焼き上げ、子供達を連れてママ友たちと集まって
多いに話し、大いに笑い、持ち寄ったさまざまなお菓子を食べて
6時ごろ帰宅した。
今と逆で、その時は「ああ、もうこういう経験もあとわずかなんだわ」と思いつつ
子供達の存在によって繋がった人脈と、昼下がりにママ友同士で
大きな家でちょっとしたティーパーティーをすることを、心から楽しんでいた。

子供達は義父母の元に入浴と夕食を食べに行き
私は一人、家で夕飯の支度をしていた。
その日は煮豚だった。昼のクッキーの用意を片付けて
ショウガとネギで一度ざっと茹でた豚をコトコト煮ていく。
1時間ほどで、やさしい味に仕上がる。
ほどなく息子達が歓声を上げながら帰宅して、
私は二人を寝かしつけた。
ふと気付くと11時になっていた。
玄関から、夫の帰宅を知らせる音がした。
夫は当時車で通勤していた。
とたんに、頭から血の気が引いた。
マヨネーズ買うのを忘れた・・・

玄関に走り、いつものように「おかえりなさい」と言う。
「おお」と、いかにも「俺は疲れとるんや」「お前にはわからんやろが」
「ええのう家に居るやつは」と言いこそしないが言わんばかりの表情で
カバンを胸に押し付けられる。
「お前、マヨネーズ買ってきたか?」
「・・・ごめん、前の店で買ってくるから・・・」
「へぇ~」
夫は侮蔑の意をたっぷりに、その会話には適さない感嘆詞を使い
いつもにも増して、バン!バン!!バン!!!と戸を開けたり
歩いたり、どこをどうするとそんなに音が鳴るのかと思うほど
不機嫌をリズムで表現し始めた。

私は夫の帰宅ぐらいからもう、脳内がしびれを起こしていて
その頃には警報がずーっと鳴り響いているような状態に陥っていた。
サイフを握り、向かいのバス停前にある、パン屋さんに走った。

ところが!パン屋は11時で閉店していた。
たまに自動販売機の管理等で、11時過ぎまで営業している店だが
その日はしんと静まり返っていた。
おばさんとは親しかったが、ドンドン叩いて開けてもらう勇気はなかった。

その家から1.5キロぐらい長い坂を降り切ったところに、
コンビニがある。
私は迷わず走り出していた。実家から車を出せば、夫に知られるし
義母に何事かと尋ねられて余計に遅くなる。

普段からジョギングしているから、息が切れることも無い。
コンビニでマヨネーズだけを奪うように買い、長い坂をダッシュで上がった。
12月の、とても寒い夜のことだった。

風が冷たくて、住宅街の隣にある湖から、
ふきっさらしの風が私めがけてピューピュー吹きつけていた。
早く帰らなきゃ。早く帰らなきゃ。
涙があとからあとからこぼれてきた。
「どうして、どうして、どうして」
マヨネーズを買うことを忘れた自分と、
ただ、マヨネーズを買わなかっただけで、こんな気分に追いやられ
さらに真夜中にコンビニまで走る自分が悲しかった。
マヨネーズを買わなかったことがまるで、
重罪かのような夫の、私を見下し、見限り、
「あんなにいつも言っているのに」と侮蔑するようなあの眼差しが
悔しくて、悲しかった。
どうして毎日頑張っているのに
何もかも私なりにベストを尽くしているのに
何故こんな風になってしまったのだろう。

風が冷たいから、涙の通り道がまた冷えて
ぐしゃぐしゃになった顔が冷え切ってしまった。

息を整えて、トレーナーの袖で顔をぬぐって、帰宅した。
夫はすでに、食卓について、足を組み、食い入るように新聞を読んでいた。
「これ」と私がマヨネーズを差し出すと、夫は黙ってふんだくり、
おもむろに出してあった千切りキャベツと煮豚が見えなくなるほどマヨネーズをふりかけた。
明らかに、激怒している。
夫と義母が農薬嫌いなので、我が家はすべてのものを無農薬でそろえていた。
新潟の無農薬米で炊いた新米のご飯をよそい、
減塩無農薬の義母のてづくり味噌で作った味噌汁をあたため、夫に出した。
冷凍庫に常備してある三重県の無農薬の新茶をふたつ淹れて、
夫の前と、私の前に置いた。

いつものように、決して会話もなく、ただ過ぎていく時間。
凍てついた空気。
食事中と、新聞を読んでいる間は、話しかけることを禁止されていたが、
逆にその禁止が便利と思った。
私は右手が細かく震えているのを感じていた。
そっと左手でおさえて、夫が食べ終わるのを待った。
私は、夫が食べる間前で必ず待つように言われていた。
それは、「おしぼり」や「調味料」をタイミング良く差し出すために、
ただそれだけのために座らされていた。
夫が人差し指と親指をすりあわせながら差し出せばそれは
おしぼりのサインだった。
調味料は、その瓶の大きさにより、夫が左手で丸い輪を作り差し出すので
それに応じて塩だの醤油だのを差し出すことに決まっていた。
言えばいいのに、口に出して言った事はなく、
察しが悪いと叱られるので、常に要望どおりのものを提供するよう心がけていた。
それは義母と義父もそのようにしていた。
一言も口を聞かずに、テレビと食事している義父と
「お給仕さん」とからかわれても、義父のためにスタンバイしている義母だった。

永遠に続くかとすら思われるような、沈黙の中で、
ただ夫は煮豚とキャベツとご飯と味噌汁をかきこみ、
私は自分が生きていることを否定するかのように、静止する。
心凍らせて、体も凍らせて、考えることをやめなければ続けられない生活だった。

このマヨネーズ事件が、
「ここを出なければ、私は壊れてしまう」と
心で知る事件となった。
今も、2センチしか残っていないマヨネーズを見ると
その日のことを思い出し、胃がせりあがってくる思いがする。
毎晩毎晩繰り返された、あの凍てついた空気の中での食事風景を
つぶさに思い出してしまう。

モラルハラスメントを知らない人は、私を、大げさだと思うだろうか。
「マヨネーズを買ってこなかったから悪い」と言うだろうか。
毎日毎日「マヨネーズが切れたら、暴れるからな」と脅されて
買うのを忘れて、真夜中に泣きながら遠くまで走って、
「そんなの夫への思いやりが足りないからだ」と言うだろうか。

モラルハラスメントを知る人と知らない人は、
それほどの差があると思う。
その認識の差については、また触れたいと思う。

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34 コメント

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モラはホントにおんなじ (M&M)
2005-04-13 02:56:45
モラ夫に苦しめられた私には、状況とまっち~さんの苦しみが手に取るようにわかります。



元夫はまっち~さんの夫のように特別なものを揃えておけとは言いませんでした。

でも、夫が何かがほしいと思った時、買いに行くのは必ず私。

子どもの看病でふらふらだろうと私自身が熱があろうと夜中だろうと雨が降ろうと槍が降ろうとお構いなしでした。

自分が会社から帰るときに買って帰ればいいものも、買ってきたためしがありません。

帰ったらいきなり「~はあるか」。

無ければ走って買いに行かないと、攻撃が始まりますから。



再婚してすぐの頃、食事を作っているとき、飲み物が切れていたことに気づいたことがあります。

ちょうど会社から帰ってきた夫に言ったら、「じゃ、買ってくるよ」とスーツまますぐ出て行き、その間私は気が気じゃなかったです。

帰ってきて機嫌悪くなってたらどうしよう、家にいるのに飲み物くらい買っておけとか言われたら・・・って。



もちろんそんなことはなく、普通に「買ってきたよ~」「ありがとう~」で終わり。

すごくほっとしたんですけれど、それでほっとするほうがホントはヘンなのに、モラ毒浴びてるとそれが普通じゃないんですよね。



毎回毎回、ブログを読むたび思いますけれど、まっち~さん、別居して良かったですね。

一刻も早く、正式に離婚が成立しますように。
返信する
はじめまして (酒蔵)
2005-04-13 08:04:44
まっち~さん、こちらには初めて書き込みさせて頂きます。

モラ毒を浴びる距離にいる人は「頭が真っ白になる」「何が何だかわからなくなる」「追い詰められて焦って必死になる」と言います。

モラは、その姿を喜びますね。ほんとにもう……。存在が罠ですワ。



>その認識の差については、また触れたいと思う。



とても楽しみにしています。

実は私は、数年前、友人夫婦の騒動に巻き込まれて、二次被害を「してしまった」ことがあります。懺悔します。その夫はモラでした。

一時とはいえ、モラの口車に騙された自分が悔しいっ。

奴らの手口が、どんどんバクロされていきますように!、と願っている酒蔵でした。
返信する
気持ち分かります。 (ゆうちゃん)
2005-04-13 17:39:10
まっち~さん、こんにちわ!

心理描写が、すごく、わかります。

普通の人から見れば、たかが、

マヨネーズで?なんでしょうが、

その時は、マヨネーズさえあれば

他にもう何もいらないからと思うくらい

何とか手に入れないといけないもの

のような心情になりますよね。



私も、夫が、TVなどで、CMを見ていて、

「これおいしそうだな。」とか「食べたいな」

という言葉を聞くと、「買って来ようか。」と

言っている私がいます。そういう時は、夫は

上機嫌で、「おい、千円持っていって

いいぞ。おつりは、おまえにやろう。」など

買ってきた後も、凄く機嫌はいいんです

けれど、強制させられている気はします。
返信する
大変でしたね (通りすがり)
2005-04-13 17:43:26
はじめまして。私自身はモラな人と恋愛してませんが、友人にモラだなと思える人がいて、一時期非常に大変でした。なんていうか、人の見えない所で底意地の悪さを発揮するんですよね。そして、相手を見て意地悪をする。今はその人と無関係になって、本当によかったと思います。思い出すだけで、ぞっとします。でも、そのモラと結婚するなんて、もっと大変なんでしょうね。私はその後モラに敏感になり、モラ的な男は敏感に察知できるようになったので、嫌な経験でしたが良かったと思います。



しかし、この話はモラに対して理解のない人でも、おかしいと感じると思います。大の男がマヨネーズごときでそこまで怒るのって恥ずかしくないんですかね。きっと、自慢を聞かされた同僚も「あーあ」って思ってたと思います。



ま、そんなマヨネーズばかりかけていたら、体に悪く長生き出来ないと思うんですが…。糖尿病になったり、コレステロール高くなってからじゃ遅いですね。自業自得です。



別居されているとの事で、ホッとしました。色々大変かとは思いますが、きっともっと楽しい人生が待っていると思います。モラにこれからは騙されないようになると思うし。



ではでは。
返信する
経験者でなければ理解できないこと (ウメ)
2005-04-13 20:34:54
マヨネーズ事件の序章を読んでいるだけで、展開が予想できてしまう恐ろしさ。

>マヨネーズ買うのを忘れた…

このフレーズを読んだだけで、背筋がよだちました。

その時のまっち~さんの状況が目に見えるようにわかります。

私もそうだったからです。



私のモラ夫はケチャップ、ウスターソース好きでした。

カツやソテー(どんな肉も)にも、チャーハンにも、オムライスにも、たっぷりとかけていました。私自身は薄味が好きなので、それらはあまり使わないので、つい買うのを忘れてしまう時がありました。買い忘れたまま、ソース類を使う料理を作ってしまったとき…。

気づいた時点で血の気が引き、手が震え、動悸がし「どうしよう」と夫の顔を窺います。そして「調味料が足りなくなったからちょっと買ってくる」と、近くのコンビニにダッシュするわけです。でも、こうやって買い物している時間の分、夕食が遅くなりますので、そのことも泣き出したいくらい恐ろしいことなのです。

その後の、言葉もない食事。砂を噛むとはこのことかと思い知らされました。



ごくまれに、「え?今から買うの?いいよいいよ。そんなのなくたって」という場合もありました。でもそれは万馬券くらいあてにならない、日常では決して期待してはいけないものでした。



それにしてもモラというのは、私達が心をこめたもの、丁寧につくったものをことごとく踏みにじりますよね。まっち~さんが1時間かけて丁寧に味付けした煮豚の味がわからないくらいかけるマヨネーズ、無農薬野菜ならではの本来の味も、マヨネーズで台無しです。うちもそうでしたよ。料理そのものをいい味にしても、ソースやケチャップをべっとりかけて台無し。甘夏でマーマレードを作っても、「だからどうした」とばかり市販のジャムのように味わいもせずに食べる…。



しかし思いませんでしたか?

「心ゆくまで調味料を山のようにかけて、成人病になって入院してくれ!!」って。私はつい思ってしまいましたよ。そして入院を待てずに、脱出し、現在に至るわけですが。



それにしてもモラハラは、体験した者でないと、本当にわからないと思います。本当に…。





返信する
忘れた・・・が許されない (宇砂子)
2005-04-13 21:23:07
人間なんだから、忘れることがあっても当たり前なのに、それが許されない。

私は許される事もあったけど、「俺は許してやった。寛容な男だ。」的なことを言われる。



・・・ああ、しんど~・・・。



出汁は必ず、鰹節と昆布だったので、この二つは欠かせなかったです・・・。



どうでもいいようなルールが本当に多かったです。

モラハラ体験した人なら、程度の差こそあれ同じような経験をしてると思います。

本当にどうでもいいようなルールを押し付けられますよね(--;



そんなルール好きの当人は、人としての最低限のルールが守れないんですから・・・お笑いです
返信する
すごいよ!まっち~さんって!! (あゆな)
2005-04-13 22:34:06
今、お誕生日のブログとマヨネーズのブログ読みました。お誕生日のぶろぐ読みながら、心が暖かくなってジーンとして涙ポロポロでした。

私も、まっち~さんみたいな、ママになりたい!

まっち~さんのお料理の仕方を読んでる途中いつも…(私もまっち~さんみたいにお料理を真剣にして美味しい料理を作って待ってたら、旦那にモラれたり、浮気されなかったのかな)と思う自分がまだ居ます!!旦那がイヤでイヤで、世話好きなお友達の家に夕方に入り浸って、旦那の分をお友達の家から旦那が帰る頃に持って行って、あたかも、あゆなが作りましたみたいな顔して待って居たこともあります。

友達の家に行くと、普通の旦那や平等な夫婦、テレビを見ながら笑い逢ってる姿を見て、羨ましくもあり、安心できた場所でした。

旦那とは、テレビをニュースにされ共感して笑い逢ってテレビを見た事がなかったです。

今の浮気相手とは、楽しくしてるみたいです。なのに泣きながら見捨てないでくれとか別れてきたとか嘘ばっかりで、私の所から帰ってから三日後、私に見捨てないで!とか、もう一度でいいから、笑って暮らしてみたいから、最後の俺の願いを叶えてとメールした後、旦那は浮気相手と逢ってたみたいです。頭の中がどうなって居るんでしょうかね?私が責めるとお前は俺がこれだけ、食い下がってたのに、帰らないとか俺の事やおやを抽象してバカにしたから、俺だって…と言ってました。今までの私なら、あっ!!また私がおこらせちゃった。どうしょう!と思いご機嫌とりに撤していましたが!!

少し、私も変わらなきゃと思い、旦那とバカ女に対して復讐を考えています!

らしく!生きたいって思えるようにやっとなりました。でも、気がものすごーーく落ち込む事もありますが頑張ります。またまた、お悩み相談みたいになっちゃってすみません。まっち~さんのご意見聞きに来ちゃいました。まっち~さんのお返事!画面メモにして何度も落ち込んだ時に読み返しています。いつもありがとうございます!
返信する
Unknown (かもも)
2005-04-14 22:33:01
こんにちは。

まっち~さんとこの「マヨネーズ」にあたるものが、うちのモラは「コーラ」でした。和洋中華を問わずご飯を食べながら「コーラ」をガバガバ飲む奴でした。



私も

>マヨネーズ買うの忘れた

のフレーズで凍りつきました。

食事での描写もてに取るようにわかります(ーー;)フラッシュバックです・・・。



一日1.5L飲むんだから発泡酒より高くつくし、毎日そのペットボトルを買ってスーパーの袋が手に食い込むし。それにうちは「コーラ」+毎日アイスクリーム5・6個食べてましたからね、糖尿病になるのも時間の問題でしょうね。モラの看病なんてとんでもないので、出て来ちゃいました(笑)
返信する
経験者でなくとも… (リベラ)
2005-04-15 11:02:18
朝から読んでいて涙がでてしまいました。

壮絶な描写に胸がしめつけられるようでした。

離れることができてほんとうにほんとうによかったですね。



私は2年ほど前からモラルハラスメント被害者同盟のHPをロムするようになった者です。

この人(男性)なにかおかしいな…とか、この人といるとどういうわけか居心地が悪いな…とか、楽しんだはずのデートの後で感じる妙な疲れやイライラはなんだろう…などなど、違和感を感じることはあっても、被害といえるほどのものを受けたことはありません。

それでもさきほどのHPに書き込まれる方々の苦しさや悲しさや悔しさは、同じ女性としてじんじんと伝わってきます。押しつぶされそうな気分になることもあります。



それは家庭や学校や社会でなんらかの形で男性の暴力性や支配欲に直面した経験があるからではないかと自分を振り返って思います。瞬間だけをきりとれば、モラハラ男性と似た言動を受けたことのない女性のほうが少ない気さえします。恋愛関係にあっても、言動が不愉快だからと男性をしりぞけた結果、運良くモラハラの被害に合わずにすんでいる女性も多いと思います。



モラハラ被害にあわずとも、以前に男性から受けた嫌な経験を思い出して想像して共感につなげることができる女性はたくさんいると思うんです。女性というだけで理不尽な傷つけられ方をした経験のある人は大勢いますから。

それに、まっち~さんの記録はモラハラ被害の経験のない者にも共感するに充分な説得力があります。

これ以上被害者を増やさないためにも、これからも強力な発信を期待しています。
返信する
おそくなりました (まっち~)
2005-04-16 03:54:51
みなさま、マヨネーズ事件に多数のコメントありがとうございました。

「わかってもらえないかも」とおそるおそる出したので、とても嬉しかったです。



M&Mさん

こんにちは。

本当にね、M&Mさんの元夫とうちの夫はよく似てますね。

「同じ」と何度言い合ったことか~

絶対彼等はモラ星人だ、間違いない。。。

M&Mさんのブログ、時系列になっててすごく読みやすいです。

文章も流れるようでキレイですし・・・

私は話が前後しまくりで、自分でも何を書いて何を書いてないか

わけがわからなくなってきました(^^;

勉強になります☆

これからもよろしくお願いします。

ありがとうございました!



酒蔵さん

うわぁ、こちらに書き込み嬉しいです、ありがとうございます☆

実は実は・・・サカグラさんのこと、私・・・

「さけぞう」だと思ってました。ぶわははは(≧▽≦)

失礼致しました・・・

普通に読め!って感じですね~

(ああ、思い出し笑いが止まりません、重ねて失礼しました(≧▽≦))

そうですね、存在が罠ですしね、存在が毒ですし、存在が悪ですし

「認識の差」翌日書いたつもりが焦点がブレましてあっちこっち行っちゃいました・・・

二次被害、仕方ないっす。

誰も、人の立場にならないとわからないことだらけだもの。

想像力には限界があるし。

そうですね、奴らの「手口」と「特徴」と「傾向」ですわね。

「こんなヤツに気をつけろ!そいつはモラだ!間違いない!」って

婚姻届とセットで役所で配ればいいのに。

(いい考えでしょ、きっと日本の離婚率下がりますよね~)

すみません、私妙に馴れ馴れしいっすね、失礼しました。

書き込みありがとうございました☆



ゆうちゃんさん

いつもゆうちゃんさんのこと心配してますよ、

お元気になさってますか。

そうそう、たかがマヨネーズだけども、

私にとっては「お願いだからマヨネーズ」モードでした。

そんなものがたくさんあったなぁ・・・

目玉焼きの黄身は生じゃいけないとか・・・



>けれど、強制させられている気はします。

ええ、あからさまにね、妻を奴隷扱いに成功したら

超ご機嫌モードになりますね。モラ夫。

お互い苦労しますね。

カラダにだけは気をつけて頑張って下さいね☆

ありがとうございました!



通りすがりさん

はじめまして。

>人の見えない所で底意地の悪さを発揮するんですよね。そして、相手を見て意地悪をする。

そうそう、噛んで来る相手には絶対噛まないですよね、彼ら。

いやぁ、モラセンサーをお持ちだったなんて、うらやましい限りです。

それが結婚前にあったらと、どれ程の方が思ったでしょう・・・



>大の男がマヨネーズごときでそこまで怒るのって恥ずかしくないんですかね。

きっと、マヨネーズじゃないと思うんですよね。

「あんなに大切なマヨネーズを忘れた妻が憎い」

えっ、私は・・・あのクリーム色の調味料以下ですか???(泣)

そんな感じなのではないでしょうか。



>そんなマヨネーズばかりかけていたら、体に悪く長生き出来ないと思うんですが…。

彼はマヨラーでヘビースモーカーだけれど、添加物と化学調味料を徹底的に排除して生きてます。

きっと病気にはならないんじゃないかしら・・・



>別居されているとの事で、ホッとしました。色々大変かとは思いますが、きっともっと楽しい人生が待っていると思います。モラにこれからは騙されないようになると思うし。

本当にそうだといいです。というか絶対幸せになってやると思います。

また来て下さい、ありがとうございました!



ウメさん

ウメさんいつも共感してくれてありがとう。

ウメさんが何度もわかるわかると言ってくれるから

その度に嬉しくて。

だってずっと「共感」のない生活していたから、

打てば響くようにわかってくれると本当に嬉しい。



>このフレーズを読んだだけで、背筋がよだちました。

その時のまっち~さんの状況が目に見えるようにわかります。

私もそうだったからです。



そして私もここのフレーズ読んでサムイボが立ちました。

チキンスキンスタンドアップでした。

ケチャップも好きだったなぁ・・・

オムライスに、黄色が見えなくなるぐらい塗っていたなぁ・・・

トンカツも、見えなくなるぐらいトンカツソース塗ってたなぁ・・・

うちは「いいよいいよ」は絶対になかったですね。



ミートソースのスパゲティを作って、粉チーズを買い忘れたのに気付いて

「買って来いよな」と言うからパスタ用のお湯だけ仕掛けて

車で出掛けて、粉チーズがどこにも無くて、4軒目のスーパーで見つけて

半泣きになってやっと帰ってきたら1時間が経過していて、

夫は、粉チーズなしで食い終わって昼寝をしていました。

私は粉チーズを握って立ち尽くしました。

ミートソースは、ブイヨンの使用を禁止されていたので

前日から煮込んだものだったのに、私のは残されて居なくて全部食われていました。

あああああ・・・酷いヤツ。



長々と失礼しました、

ありがとうございました☆

(ウメしゃんはブログは作らないのですかぁ~)



宇砂子さん

こんにちは

そうですね。

忘れたなんていえないですね。



>「俺は許してやった。寛容な男だ。」的なことを言われる。

そうそうそうそう!!奴らの慣用句ですよ、「してやった!」そして「のに!」

しんどいですね。なんでなんでしょう。



>出汁は必ず、鰹節と昆布だったので、この二つは欠かせなかったです・・・。

すみません、ここ大爆笑です。

うちはなんと、煮干と昆布が「基本」でした。

煮干って面倒なんですよね。。。ところがおふくろがそうしていたらしいので。。。



>どうでもいいようなルールが本当に多かったです。

そうですね。

いまなら、「どうでもいいですよ~♪」って歌えるのに。



>モラハラ体験した人なら、程度の差こそあれ同じような経験をしてると思います。

本当にどうでもいいようなルールを押し付けられますよね(--;

ええ、そして私はそのどうでもいいルールを「徹底遵守」して、

ついにおかしくなってしまいました。



>そんなルール好きの当人は、人としての最低限のルールが守れないんですから・・・お笑いです

このオチ最高です♪ぶわははは(≧▽≦)

あの、シャクティパットの定説男、うちの夫は大好きでした。

しょっちゅう、私や会社の後輩の頭を「シャクティパット」と称して殴っていました。



あゆなさん

こんばんは、

どう、元気にしてますか?

やっぱりまだ、あゆなさんはご主人のことが好きなんだなぁ。

今回のコメントを見て思いました。

あゆなさんを傷つけるだけの存在なのに。

そのために息をしているような男なのに、好き。

私は夫が誰と寝ようが平気になったもの。以前は許せなかったけど。

きっとこの「好き」、という気持ちに整理がつくまで

完全に切ることは無理なんでしょうね。

でも、よくわかりますよ。

「夫を好きでいたい」という感覚は普通だし、だから頑張ってきたんだし、

車だって、電車だって、止めようと思ってから止まるまで随分時間がかかるから。

ゆっくり時間かけて、失恋できたらいいですね。

ちゃんと失恋できないと、戦えないですよ。

好きな相手と、誰も戦争しないでしょ。



夫達に「復讐」よりも、どう終わらせるか、の方が大切ですよ。

これから、どう生きるかの方が大切。

戦いはまだ始まってないんですよ。

また書き込んでくださいね。



かももさん

ごめんなさい、「コーラ」読んで、大爆笑しちゃいました。

さらに、読み進んで、おなかが痛くなるぐらい笑いました。

「コーラ」+毎日アイスクリーム5・6個

ってすごいですね。

凄すぎる。

もう、バンバン膝たたいて笑っちゃいました。

失礼致しました・・・

アイスはうちも好きだったなぁ。

やっぱり幼児なんでしょうね、根本的には。

いつも何食べたいか聞くと

「オムライス、チャーハン、ハンバーグ♪」って言ってましたから(笑)

ありがとうございました!



リベラさん

泣いて下さってありがとうございます。

あの冷たい風の吹く坂を思い出すたび、私もいまだになかなかに辛いです。



>私は2年ほど前からモラルハラスメント被害者同盟のHPをロムするようになった者です。

それでもさきほどのHPに書き込まれる方々の苦しさや悲しさや悔しさは、同じ女性としてじんじんと伝わってきます。押しつぶされそうな気分になることもあります。

わかります。

私は「書けない」「読めない」日さえありました。

でも、目をそらしてはいけない、でも、読むと辛い・・・

書いている方の心がわかるから、その苦しみを共有してしまうから辛いですね。

今はようやく、バクバクしないでちゃんと読めるようになりました。

時間がかかるのですよね。回復に・・・



>それは家庭や学校や社会でなんらかの形で男性の暴力性や支配欲に直面した経験があるからではないかと自分を振り返って思います。瞬間だけをきりとれば、モラハラ男性と似た言動を受けたことのない女性のほうが少ない気さえします。恋愛関係にあっても、言動が不愉快だからと男性をしりぞけた結果、運良くモラハラの被害に合わずにすんでいる女性も多いと思います。

おっしゃるとおりですね。

日常ではないが、味わっている。

「運良く」って部分、うんうんと頷いてしまいました。

好きでモラを選んだのではなく、運が悪かったのだと私はさんざん思いましたから・・・



>モラハラ被害にあわずとも、以前に男性から受けた嫌な経験を思い出して想像して

共感につなげることができる女性はたくさんいると思うんです。

女性というだけで理不尽な傷つけられ方をした経験のある人は大勢いますから。

それに、まっち~さんの記録はモラハラ被害の経験のない者にも共感するに充分な説得力があります。

これ以上被害者を増やさないためにも、これからも強力な発信を期待しています。



そうですね、多かれ少なかれそういう思いは経験していて、

その時にどう対応するか、なのでしょう。

私の友人に、「相手がどう思おうが、受け取ろうが、本音で接する!それが誠意!」と

誰に対しても嫌なことは嫌と臆せず言う人がいます。

とても尊敬できる部分だと思います。

やわらかく受け止めながら、私らしくやわらかく断ることができたらいいなと思っています。

本人は多分にへなちょこ泣き虫なのですが、「強力な発信」頑張ります☆

ありがとうございました!また書いてくださいね。



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