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Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

USBデバイスサーバーとCAPT

2010-09-13 16:12:15 | Mac 周辺機器

 キヤノンの CAPTプリンタ(LBP5050)を、USBデバイスサーバ(アイ・オー・データ機器の ETG-DS/US)を使って LAN に接続し、MacBook から無線LAN経由で繋いでみています。Mac に入れるソフト(net.USB クライアント)は、当初 ver.1.02 を使っていましたが、8月に ver.1.03 がリリースされ、現在は ver.1.03 を使っています。

 今まで USBケーブルで接続しなければ使えなかったプリンタが、無線LAN経由で接続できるようになったのは大変嬉しいことなのですが、残念なことに、接続が不安定であり、「全く使えないというわけではない」という状態です。

 Mac OS の起動後、しばらくは問題なく接続できるのですが、Mac OS の起動から数時間が経過すると、プリンタにデータが流れなくなってしまいます。net.USB クライアントは正常に接続できていると表示していますし、実際に何かを印刷してみると、キューにデータが入り、少し待っているとキューからデータが消え、いかにも正常に動いているように見えるのですが、プリンタにはデータが流れていっていません。CAPTステータスモニターが「通信エラー」と表示することもありますが、いつもそうなるわけではありません。MacBook がスリープすることが原因かと思い、Mac OS を起動してプリンタに接続し、1枚印刷してみて、問題なく印刷できることを確認した後、ただちにスリープ、すぐに復帰、そして再度接続してみると問題なく印刷できることから、スリープが原因ということでもなさそうです。

 この問題が発現したとき、net.USB クライアントでプリンタを一旦切り離し、再接続してみても状況は変わりません。net.USB クライアントを一旦落として立ち上げなおしてみても、状況は変わりません。USBデバイスサーバの電源を入れ直してみても、状況は変わりません。この状況から抜け出す方法は、ただ一つ。Mac OS を再起動することです。

 実際に何か作業をしているとき、印刷するためだけに Mac OS の再起動をしなければならないというのは、とても嬉しくないものです。多くの場合、やりかけの作業も残っているので、印刷したいものを一旦 PDF に出力して残しておくなどの方法で切り抜けていますが、オンラインショッピングのときなど、途中の記録を紙に印刷して残したいと思ったとき、すぐに印刷できないのは大変不便です。

 net.USB クライアントの改良だけで、この問題が解決するのかどうかは分かりませんが、過去2回のバージョンアップの変更履歴を見ますと、2回とも「動作安定性向上」という項目が入っています。次のリリースでは、更なる動作安定性の向上を期待するばかりです。



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