第２１７話 ルーレットは吉か凶か？

ガ　「さっぶいなあ。　３月のお彼岸も過ぎたというのに

　　　まったく　どうなっとんや。

私　　「こっちが聞きたいわ。

　　　　桜の蕾が　また小さくなりそうだわ。

　　　　ちょっと神様　しっかりしてよ。

ガ　「いや　天気までわしのせいではないで。

　　　それは　わしの担当とは違う。

私　　「まあ　いいか。それより　人生の中で

　　　　何かあるときって　不思議と重なるって

　　　　事あるよね。　あれってどういう事？

ガ　　「あ　ルーレットね。

　　　　神様仲間では　それ　ルーレットって　呼びよるんや。

　　　　人間の人生の中で　歩いていくうちに　

　　　　ルーレットに　ぶち当たるんや

　　　　その時は　いろんな事が一期に変わる。

　　　　その時から　いろいろ変わる。

　　　　不思議なんやけど　そんな時は　いろいろ重なるんや。

私　　　「そうみたい。まさに　今週は　その週にあたっているって

　　　　　感じなんだけど。

　　　　　息子達にとっても　私にとっても。

　　　　　昨日は　ＨＥＡＢＹな話をん仕事先で聞いて悩んでいるところ

　　　　　今日な　車が限界になって　いつもの整備工場に

　　　　　運がよければ　いい中古車が手にはいるかも。

　　　　　長男は　今日移動の発表があったらしいが

　　　　　どうにか　今回は移動は無し。

　　　　　次男は　就活の真っ最中　ピーク時

　　　　　三男は　新しいバイトがやっと軌道に乗り出したよう。

　　　　　
　　　　　不思議ですよね。何で　こんなに重なるのか？


ガ　　　　「それは　一種の宇宙の摂理なんや

　　　　　　その人間が　どれほどの人間なんか

　　　　　　試されているんや。そこで　どのように考えられるか？

　　　　　　それ次第で　次の道が決まってくる。

　　　　　　これは　わしら神様でも　どうにもできん

　　　　　　自然の摂理やと思う。ほんまに　不思議やわ。

私　　　　　「そうですね。　

　　　　　　　ただ　今　考えているのは　

　　　　　　　収入が一時的に減っても　やりくりできる能力を

　　　　　　　今のうちに　身につけたいと思っているところです。

　　　　　　まあ　その時は　主人に迷惑をかけることになるけど

　　　　　　その意識が　自分の中に湧いてくるのは

　　　　　　とても大切な事かもしれません。

　　　　　　女性が働くと　ついつい　思いあがってしまう部分も

　　　　　　あるのですが　主人がいてくれる事の有難さを

　　　　　　あらためて感じます。

　　　　　　

　　　　　　あと　私は　料理は　苦手なのですが

　　　　　　この際　節約メニューを身につけることも

　　　　　　大切ではと　思っているところです。

ガ　　　　　「あ　それで　今日は　手作り　ぎょうざか？

私　　　　　　「そうそう　手作り餃子は　安上がりで　人気です。

　　　　　　　　あ　やばい　今日１日で　しもやけになったみたい。

　　　　　　　　私は　冷え性なので　すぐしもやけになってしまって。

　　　　　　　　　　・・・・・・かゆい。

　　　　　　　　

　　　　　　　まあ　ルーレットは　吉と出るか　凶と出るか。

　　　　　　　少々　楽しんでいる自分が　恐いですが。

　　　　　　今日は　早めに　お風呂に入りま。

　　　　　　　しもやけが　かゆいので。