毎週1回、職場に某健康ドリンクを販売に来るセールスレディ(ミセスだけど)。
いつもと違う曜日に顔面蒼白で飛び込んできた。
「すみません、すみません
」
「こわいんです
」
「すみません
」
「体を洗いたい・・・」
聞くと、いつも行く家のおじいちゃん
手を触ったり握ったりしてくるので近寄らないようにしていたのに今日は
顔を舐められたというコト
unbelievable!信じられないよそんなコトする人間がいるなんて
見た目は同年齢だが彼女はまだ20代前半、かなりのショック状態
「まずは会社に相談すること
」
「そしてさしさわりなければ名前聞かせて
」
って職場の女3人で一緒に憤ったけれど
流石に彼女もプロだからそれは明かさなかった・・・えらい
彼女のショック状態を見ていて
一度だけ痴漢にあった高校時代を思い出した。
雨の中、友人の家の帰りに傘をさして歩いていると
後ろから自転車が来て、いきなり私のわき腹をつかんだのだ
その時の私も、信じられない出来事でショックの為に恐怖感で固まった
が、
「ナニすんじゃコラ~ッ」
と相手の袖口つかんでやった
(いくら練習しても舌足らずで巻き舌発音出来ないのに、そん時ダケ出来た
)
相手は無言で振り切って逃げたが、隣の高校の学ランだった。
逃げたり騒いだら負けだ
と思って咄嗟にイキガリ
(目には目を
どんだけコワイ思いしてるか思い知らせてやる
って思ったのだ
)
相手の腕ぐらいへし折る勢いで頑張った捨て台詞だったけど
『相手が痴漢じゃなくて刃物持っていたら・・・』
『相手が自転車じゃなくて車だったら・・・』
『顔を見られたからって仕返しにきたら・・・』
そんな想いがグルグルめぐって
一ヶ月位は一人になるのも家から出るのも怖かった
そういえば男性と1対1で会うのが怖くなったのは
あれからだったような気がする・・・。
(だから恋愛ベタなんだね・・・女性として見られるのも嫌だし
)
セールスレディの彼女は
「おじいちゃんだから嫌だとか言ったり邪険に出来なくて・・・」
と言っていた。
それは違う
性欲に年は関係ない。
(ちなみに酔っていると安全っていうのもデマカセだ。)
年寄りだってイヤラシイおじいさんはいっぱいいる
話をしている間ずっと胸元見てる人
お茶を入れてもらってる間ずっとお尻を見ている人
そんな時にはそんな年にもなって・・・と怖さで悪寒が走る。
年をとっても恋愛するのは素敵なこと。
でも、一般的な恋愛だって人として最低限のマナーがなければ犯罪だ。
年をとったからって言ってもヤキモチで殺傷事件をおこす場合もある。
男性に対する恐怖感に敏感でありながら
はっきり言葉と態度でイヤってアピールのため
「なんだ、気持ちワリィ~
ウチのトウチャンにさされっと~
」
(何すんの気持ち悪い
私の夫に刺されるわよ
)
とか
「そういうのセクハラっていって、犯罪者になんだかんねっ
」
ってな事を本気と冗談の境で言えるのは、
私も年齢を重ねたからだね~・・・
しかし、顔っていうか首筋舐めるじいさんって・・・
考えられん状況だよ。