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真実は一つ!自然の理にかなった健康情報.
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※症例は患者様の同医済み.

今年は違う、体の異変や不調

2014-09-12 22:00:06 | 自然と病気
今月のはじめの日曜日の朝は久しぶりにいい気候でした。
暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいいというのが人間にここまで爽快さを与えて
くれるものだと改めて感じました
こういう気分は長い間味わってなかったので、窓からぼーと空を見ながら、寝床のラジオのスイッチを入れました。
ラジオ番組も「うららか日曜日」というその時の気分にぴったりの番組名でした。
そのパーソナリティーの女性は自然派を売りにしているようで、健康に関してもそういう考えをもっているみたいです。
その番組の中で、今年はずっと調子悪かったというメールが読まれてました。
さらにそのラジオ番組のパーソナリティー自身も、今年は今までになく体の調子が
悪く、特に胃がおかしかったと言ってました。
実は自分もこの上半期、本調子でないことが多く、疲れやすかったので、そのつど
自分に鍼灸治療をしてました。
介護、恩師の他界、職場、保健所の届け出、水道管問題(腹が立つ内容で長くなり
そうなるのでいつか書こうと思います)…と、色々なことがのべつ幕無しにきたことが原因かと思ってました。
しかし健康的なラジオパーソナリティーもそうなるということはまだまだ続いている異常気象を考えると気候異常も原因ということが予想できます。
思えば、恩師が亡くなったり、師匠格の先生が関節痛で長期に休業したりしたのは
そういうことも関係あるんではないかと思いました。

自分は胃の調子は悪かったとは思ってませんでしたが、今 食欲が異常にあって、
太ってきました。ということは胃も本調子ではなかったんだなと思います。

あと今年の夏はあまり蚊にあまり刺されなかったんです。これも今までにないことです。


その自然派パーソナリティーは、悪い時期も一喜一憂せず自然態で対応したと言ってました。
こういうときは、こういう栄養素を、こういう食事を、という現代の食の健康志向に対して、自分の体が欲するものを食するという考え方でした。
同感です。さらに言うと食欲のないときは無理して食べることはないと思います。
体の要求するものを食することは自然で健康的だと思います。
ただ、それは自然界の実りをそのまま食するのならいいのですが、例えば疲れたから甘い物をと、ケーキなどを食べると、だいたいが精製された糖分なので必要以上に体に入ってきます。
体の調子の良いときはアル程度の代謝をしてくれますが体調が悪いとその機能も低下すると思うんです。
こうなると自然治癒力のキャパを超えてしまいます。

このように自然に生きたくても現代社会において、自分の力だけではどうにもなら
ないことがたくさんあります。
それは食べ物だけでなく人間関係、社会不安と昔はなかったであろう精神的ストレスが人間を弱くしてます。
そういうときは他からの力がどうしても必要になってくるはずです。
それが鍼灸であったり食養生であったりすると思うんです。

ブログのペースが落ちたのも体調不良というのもありますが、とにかく日曜日もほぼつぶれて、忙しかった上半期でした。
自分は鍼灸師なので治療しながら異常気象とストレスに翻弄されながらも、乗り切ることができました。
しかし「秋ばて」というのがあって、一年で気温の変化が一番大きいのが原因と言われてます。
胃腸を大切にしなければならないのですが、もみじまんじゅうのモンブランとか、イチジクのロールケーキとか、
季節限定の好物が目白押しなんですよね。

ところでこのラジオパーソナリティーを調べてみると、新里カオリさんという方で毎週日曜日にrccラジオでやっておられるそうです。
ブログを見ると、冷え性があるみたいで厚手の靴下を履いている写真がありました。
実際に診たわけじゃないのではっきりしたことは言えませんが、胃の不調があったということは、脾気虚がまずたちますね。



【自分が使っていた疲労の経穴】
足三里 豊隆 気海 中かん 内関 だん中 手三里 大椎 身柱 膏肓 至陽 脾兪 胃兪


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