ヒーリングノート[東洋医学 漢方薬 中医学 手技療法(接骨 整骨 整体 カイロプラクティックを除く) 鍼灸(針灸)]

真実は一つ!自然の理にかなった健康情報.
施術所 鍼灸院 治療院 趣味の話題.
※症例は患者様の同医済み.

自律神経も衣替え

2011-09-29 05:08:15 | 自然と病気
最近寝汗をかくという患者さんが何人かおられました。東洋医学では「盗汗」と言われ「気虚」という状態でみられることが多い症状です。寒暖の変化がある季節の変わり目によくみられます。
このような症状を訴える人は、他にも「倦怠感・食欲不振」などもあり元気がちょっと少ないです。医療機関で検査しても異常がみられず、夏の疲れと言われることもあります。
現代医学的には自律神経失調状態なので、患者さんには「自律神経の衣替えの時期で冬にむけての準備をしているのですよ」と言ってます。
前述したように季節の変わり目にみられる傾向がありますが、その中でも寒暖の変化が大きい9月は、訴える人も多く症状も強いような気がします。
人間の体が季節の変化に対応しようとしているものなので、ある意味、自然なことです。
検査で異常がない場合は、自分で薬やサプリメントを買って症状を抑えるよりは、無理な体力作りをせずに、休みたい時は休むのが自然の理にかなってます。
しかしその症状の出方にも個人差があり、ひどい人は、首から肩にかけてのこわばりや神経痛のような症状が出る人もいて、何もしないのもつらいと思います。
鍼灸治療ではこの「気虚」に対して、「補気」という処置をします。
字の通り、気が足りないのを補うものです。
これで自律神経の衣替えをスムーズかつスピーディーに行います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。