ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2019 天皇杯兵庫県予選 決勝 神戸新聞文字起こし

2019-05-14 | Weblog
2019年5月12日 日曜日 神戸新聞朝刊 (一部、修正あり)

関学大 5-1(1-1,4-1) 加古川
得点者 【関】オウンゴール、中村2、太田、安羅
【バ】村井


関学大圧勝 2連覇 サッカー県選手権

サッカーの天皇杯兵庫県代表決定戦を兼ねた
第22回兵庫県選手権(神戸新聞社など共催)最終日は
11日、三木市の三木総合防災公園陸上競技場で決勝があり、
関学大が5-1でBANNDITONCE加古川に圧勝し、
2年連続13度目の優勝を飾った。

 関学大は前半42分、右サイドの崩しから相手のオウンゴールを誘って先制。
直後に追い付かれたが、後半9分、山見のパスを受けた中村が決めて勝ち越すと、
さらに3点を加えた。BANDITONCE加古川は先行された直後、
村井のゴールで同点としたが、後半に守備の統率を失った。

 関学大の天皇杯1回戦は26日、三重県の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿であり、
12日に決まる同県代表と対戦する。


多彩な攻撃で5得点

 兵庫の頂上決戦を制したのは、関学大だった。過去2大会、Banditonce加古川と優勝を争い、
いずれもPK戦までもつれたが、今回は5得点の圧勝。
前回大会に続き、大学サッカーの名門が覇権を守った。

 「特に前半15分を集中した」と竹本主将。前回、前々回と立ち上がりに失点した反省から、
丁寧にボールをつないだ。受け身になる時間が多かったが、徐々に
盛り返した前半42分、ゴール前に攻め込むと、渡辺裕のラストパスが相手に当たって
ゴールに転がり先制に成功した。

 直後に同点にされたが、後半は多彩な攻撃で突き放した。
後半9分、中盤の組み立てに参加していたFW山見が敵陣中央をドリブルで突破。
「スペースが空いた」と縦パスを送った先の中村がGKの動きを冷静に見て
勝ち越しゴール。ここからチームはヘディングやミドルシュートと、後半だけで4得点を重ねた。

 昨年の天皇杯では2回戦でJ1のG大阪を撃破。その試合で得点を決めた山見は
「ガンバに買った自信が(昨年の)インカレ(全日本大学選手権)出場につながった」
と振り返る。創部101年の飛躍へ、2年連続のジャイアントキリング(番狂わせ)を視界に入れる。
(有島弘記)


守備網破られ次々失点 Banditonce加古川

 Banditonce加古川は運動量の落ちた後半、次々と守備網を破られた。
5枚の交代カードも反撃にはつながらず、今季から指揮を執る元Jリーガーの
薩川監督は「フィジカルと技術の差が出た」と大敗を受け入れた。

 FC大阪から加入したMF江坂を中心にパスサッカーを展開し、
守備でも人数をかけてスペースを埋めた。だが足が止まって1対1の勝負に
持ち込まれると、バランスが一気に崩れた。

 選手の多くはスポンサー企業などで働いているだけに、練習量の確保は簡単ではないが、
指揮官は「今のままでは前半しか持たない」と苦悩する。J2柏のFW江坂任を兄に持つ
江坂も「天皇杯でもっと自分の力を試したかった」と悔やんだ。 (山本哲志)



2019.05.13(月)
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