伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

田中優さんの講演会byさくら・市民ネットワーク 1

2011-07-13 09:35:50 | 放射能問題
さくらネット主催の田中優さんの講演会。

さすが旬の人だけあって、たくさんの方に来ていただきました。
予約打ち切り後いただいた電話も数多くあって、多くの方に情報発信したいと、
田中優さんにお断りしてビデオ録画をしました。
準備ができ次第youstreamでUPする予定です。

主役である若い保護者に多く来てほしいと、子どもさんもOK、ぐずったら歩きまわりもOK。
保育の用意も考えたが、親子分離より、一緒にいる安心をとった次第。

「福島原発の汚染水対策、本来コンクリートの連続壁を地下岩盤まで打ち込んで、海への流出を防ぐべきだった。
しかし、東電は海江田通産相にそれに1000億円かかるので、
株主総会前に出す訳にはいかないと言った事がすっぱ抜かれた」
ことから始まった、息をもつかせぬ展開、多岐にわたる情報、あっという間だったが、時間延長の濃~い内容だった。

今、ゴミ焼却飛灰からの高濃度放射性物質が問題になっている。
3.11以降、木の枝や草に降り積もった放射能がゴミ焼却場に持ち込まれているからだが、焼却灰だけでなく、煙突からも出ている。
原子レベルのセシウムではダイオキシン対策のバグフィルターはスル―してしまうため。

この問題点は、早い段階で心配する声が寄せられていた。
5月、佐倉市の対応を聞き取りしていたが、その時点では焼却灰の放射能値は低くかった。
再度、焼却灰だけでなく、飛灰を調べる必要がある。

田中優さんは燃やさず埋める方がいいと言っていた。
剪定枝、草木はそうすべきでしょうね。

また、放射線量の事について。
日本はICRPの基準値 年間1ミリシーベルトを推進しているはずである。
なのに、福島県では長崎大の山下某が、チェルノブイリでは人が住んではならないレベルの放射能汚染地域に対して、問題ないと発言している。
疎開すれば裏切り者扱いされるようなデマの原因を作っている。
そのため妊婦さんや小さな子どもを抱えた母親が疎開したくても、
家族の同意が得られず、外にも出られない状況にいる。

現在この山下某は刑事告訴された、という事だ。

50代に比べて子どもは310倍も放射能の影響を受ける、というゴフマン博士の研究結果がある。(ゴフマンの値)
しかも内部被ばくは外部被ばくより2ケタも3ケタも高い。
日本の食品、水の基準値は甘すぎる。
そのため、輸出食品は水際で返され、世界から全然信用されなくなっている。

「ホルミシス効果を言いたて、少しの放射線は体にいいなどと言っている学者もいるが、どうなんですか?」
という質問には、
「そんなことを言っている人に、ぜひ福島原発に行って作業を手伝って欲しいものです。
作業員が少なく困っているばかりか、焼け死んでいく人がたくさんいる」
御用学者を切って捨てていただきました。

高放射能被曝を焼け死ぬと表現する田中優さん、残酷な実態を一言で言い当てています。

つづく

 

地震学者 早川由紀夫さんの放射能汚染マップから見えたこと

2011-07-09 23:22:11 | 放射能問題


              Sさんより
              オオヨシキリが葦の葉先で大声で鳴いています。
              沼からの風で草は右に左に大揺れ、鳥の頭は羽毛が逆立っています。

オオヨシキリ、ヨシキリ。この鳥たちは葦の原じゃないと繁殖しないとか。
葦キリ、葦だけ、葦があってこそ生きられる。Sさんの受け売りです。
目を凝らせば精一杯、大きな口を開けて鳴いている。

週刊金曜日7月8日号が手元に届いた。
  
放射能はどこに落ちたというタイトル
  
火山学者 早川由紀夫さんの放射能汚染マップ、新聞にも載っていたが、
残念ながら、佐倉市もしっかり色分けされた中に入っている。

3月11日の地震と津波で福島原発が壊れ、大量の放射性物質が漏れだし、地表風に乗って移動して被害は広がった。
この汚染地図には地上1メートルの測定値で7月3日時点で1万9000地点を落としている。

火山学者の分析力で、
放射性物質が地上数十メートルの高さの風に乗って地表をなめるように移動したとある。

各地のモニタリングポストから判明したことは、福島原発から少なくとも3方向で日時がそれぞれ違う。
飯館村は3月15日18時頃。
福島市は19時。
郡山市は20時半。

東葛地区は1週間後の3月21日から23日にかけて。

汚染ルートとタイミングは福島原発で起こった爆発日時とは合わない。

この汚染地図から見えてくることは、福島原発から大量の放射性物質が漏れたのは、
爆発の瞬間ではなく爆発からしばらく時間をおいて、原発建屋から音もなく、
静かにもれだしたように見える。


引用終わり

あの頃、何をしていただろう。
原発事故後のしばらくは、マスクをし、外に出ないようにはしていた。
しかし、10日から12日後となると・・・・はて?

是非、週刊金曜日を手にとって読んでほしい。
他にも福島県内の積算放射線量、測定高での違い。
グアム、ハワイだけでなく米国西海岸までプルトニウムが観測され、東京、福島の車のエアフィルターからも検出されたこと。
いろいろな角度から、いろいろな筆者が掲載している。



子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク キックオフ

2011-07-07 21:35:24 | 放射能問題

    Sさんより新着写真
    佐倉市青菅ラベンダー畑に花が咲き始めています。今年はあまり宣伝されていません。
    そのせいか見に来る人もまばらで蜂と蝶が蜜を求めて飛び回っているばかりでした。

これを見たら、みなさん見に行ってあげてね。

子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク(子ども全国ネット)」 が立ち上がった。

吉度日央里さんの話の中で、立ち上がることを聞いていたので、早速賛同人に登録した。
HPから是非多くの方とつながっていきましょう。

転載

~ 全国でつながって 日本のこの状況を変えていこう ~

今、放射能の影響とみられる症状が子どもたちに続出し、深刻化していく可能性があります。
けれども、福島では、いまだ“20ミリシーベルト”が撤回されずに子どもたちは危険にさらされ、
各地では、子どもたちの内部被ばくを心配する声をよそに、食材の調達やプール、給食など
政府自治体は、安全とはほど遠い暫定基準を放置したまま、対応する気配がありません。

そんな中、我が子を守るためには、親たちが一歩踏み出して行動するしかない……
いま、親たちが自分で、もしくは会を作って立ち上がり、署名を集め、陳情書を作り、交渉し、
各自治体や学校、園に対してのアクションを始めています。

「各地に散らばる一人一人や団体が全国規模でつながることで、大きなうねりをつくっていこう!」
野呂美加さん(NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表)の呼びかけをきっかけに、
「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク(子ども全国ネット)」が立ち上がりました。

ぜひ、あなたも、このページ一番下のボタンから、
ネットワーク団体として、もしくは、賛同団体や個人として登録いただいて、
つながりあって、全国へこのうねりを広げていきましょう。

【緊急呼びかけ】2011.7.12 キックオフミーティング
「わたしは いま 子どもたちを守りたい!」


2011年7月12日(火)13:30~16:00(13:00開場)
1 つたえよう 参加する個人・団体によるトークをつなげていきます。
  全国からのメッセージも届けます。
2 であおう 地域ごとに分かれてテーマごとに集いましょう。
  ひとり参加の人にも出会いがありますように。
3 つながろう 各グループからの発言、福島からの声など、参加者でシェアし合いましょう。
  全国に広がるうねりの第一歩をここに記すために…。

会場 全電通労働会館
(東京都千代田区神田駿河台3-6 地下鉄千代田線新御茶ノ水駅B3出口より徒歩1分)

参加費 500円 ※当日払い
(当日福島からお呼びする方たちの交通費およびキックオフイベント会場費とさせていただきます)

定員 420名(先着順)
お申込 http://mimisuma.net/newsletter/20110712.html#02

転載おわり

野呂美加さんと吉度日央里さんのトークイベントがある。


【拡散希望】 玄海原発再稼働に反対する署名活動 第2弾 本日24時締切

2011-07-07 10:12:31 | 放射能問題
玄海町長が玄海原発再稼働了承撤回の緊急記者会見した。
梯子をはずされた格好だが、佐賀県知事も経産省も同じもくろみだったはず。

昨日、経産省主催の「説明番組」で九州電力がやらせ世論操作のため、なりすましメール投稿を呼掛けたことが明るみに出た。

このやらせ説明会の問題点もブログで紹介している。

この夏の電力最需要期を、原発を再稼働させないまま乗り切られては、困るのだろう。
しかし、福島事故の検証もないまま、事故後の対応も出来ていないままの原発推進は許せない。

国民、被災者の人権をないがしろにしていませんか。

玄海原発再稼働に反対する署名活動 第2弾です

是非本日(7月7日)24時が〆切ですので、多くの賛同人を募集しています。



佐倉市議会閉会日 バタバタと走り回った1日(訂正版)

2011-07-07 08:09:02 | 議会



Sさんより
       羽黒トンボ雄 水辺をパトロールして雌の飛来を待っているようです。
       別の雄が近付くと追い払っていました。

私の好きなハグロトンボ、自宅の庭でこのトンボに出会った時
なぜか「佐倉に引っ越してきて良かった」と感激したことを覚えています。

7月4日、佐倉市議会閉会日。
毎回閉会日はバタバタと走り回っている。
今回も、いろいろありました。

まず、朝9時から始まった会派代表者会議。
提出期限は過ぎているが、重要な事柄なので、
国へ出す意見書「子どもたちの積算被ばく量の上限を、年間1ミリシーベルトとすることを求める意見書」
を出したいと申し入れていた。
議会への上程を認めてもらうための話し合い。

この提出期限は事務を進めるのに時間的余裕を持たせるため決めているが、それはあくまで申し合わせているだけ。

次の議会まで待てない重要な案件「急施事件である」と認められれば、議会へ上程できる。

それが却下された。

詳しくは大野ひろみのクラクラさくらで。

福島の子どもたちは、すでに健康被害が出ていると聞いている。
鼻血、下痢、食欲不振、口内炎、頭痛等など
尿検査した子どもたち全員からセシウムが、甲状腺被ばくも報道されている。

市民生活の安心安全を守ることが第一ではないのか。
日頃言っている事と、ちがうなあ。
「放射能の事は良くわからんのですが・・・これから国が決めるんじゃない」
などと言っているようじゃ、市議会はいらないですね。
N議員。
佐倉市は議会改革推進委員会が立ち上がる。
ここで、この件について話し合う事を議長に申入れ。
あーーーー朝から疲れる。

7月1日号の「こうほう佐倉」
見開きページに「佐倉で婚活! 生涯のパートナーを」 トークライブに石田純一さんがにっこり。

この予算は6月議会に出されたもの。
閉会日7月4日にこの予算が可決されて、初めて事業として発表されるべきもののはず。
しかも、この議案を審議した総務常任委員会では、石田純一の名前は隠されていた。
総額673万円の事業。
県の補助金「安心子育て基金」で全額まかなう。
子どもを増やすためにはまずは結婚、それには婚活イベント?
ずいぶん高額の予算が付いているが内容は、詳細を説明せよと聞いても、
のらりくらり、はぐらかしていたはずだ。

代表者会議後、この石田純一さんへの謝礼は?と問い合わせたところ、
94万5千円ですが、議会で承認されて初めて正式に決まります」とのこと。
言うに事欠いて、「こうほう佐倉」のにっこり純ちゃんの写真は幻?

大野ひろみのクラクラさくら7月1日をご覧あれ

そこで、急遽市長へ厳重抗議するため大野ひろみさんがササッと抗議文を作り、議長へ持って行った。

「婚活支援事業に関し、議会の採決を待たず『こうほう佐倉』で公表した件に対する抗議文」

 7月1日付「こうほう佐倉」で、佐倉市婚活支援事業第1弾として、
7月31日に行われる「トークライブ&婚活パーティ」の参加募集記事が、
特別ゲスト石田純一氏のカラー写真とともに、大々的に掲載されました。
 しかるに、本事業費は6月議会の議案第1号平成23年度佐倉市一般会計補正予算に計上されている段階であり、
7月4日の議会最終日の採決を経て初めて成立するものです。
 議会での採決を待たずに「こうほう佐倉」に既決案件のごとく掲載するとは議会軽視の最たるものであり、
これに強く抗議し、議長におかれましては、市長に対し厳重抗議する事を求めます。

冨塚、萩原、上ノ山、村田、高木、大野、五十嵐、伊藤の連名


本議会で市長が説明する事を、(スジとしては謝罪ですが)議長から申し入れてもらった。

これが議会開会直前。
本議会では、市長から説明が遅ればせながらありました。

7月7日訂正加入
訂正、市長からは議決を待たずして発表した旨の謝罪が本会議でありました。
私もお詫びします。

大野さんが予算他の反対の討論を行ったが、
「この婚活事業では石田氏への謝礼額 94万5千円」には傍聴席からえっーというざわめきが。

市民ネットとして意見書、「議員年金廃止に伴い巨額の税金が投入されることの問題点について」と「原発問題について」2本提出。
年金問題については、またの機会にUPします。

やっぱり、否決された。

閉会後、議会改革推進委員会と広報広聴委員会が立ち上がった。

終わった時間はさほど遅くなかったが、バタバタと走り回った1日だった。



吉度日央里さん「放射能から子どもたちを守る」ためのお話し会に参加して

2011-07-07 00:08:45 | 放射能問題
昨日(7/5)オーガニックジャーナリスト 吉度 日央里(よしど ひおり)さんの講演会に参加した。

「放射能から子どもたちを守る」ためのお話し会

若いお母さんたちが赤ちゃんや幼児を連れて大勢集まり、和やかな中熱心に聞き入っていた。
詳細は大野さんのクラクラさくらをご覧ください。

今、福島では、いろいろな症状が表れている。
下痢、食欲不振、腎臓障害、皮膚のトラブル、口内炎、歯がぐらぐらする、抜け毛、髪の毛がごわごわする。

若い人は放射能を取り込みやすいことは、チェルノブイリ原発事故後分かっている。

では、どうしたら放射能被害から子どもを守れるか。

体の免疫力を高める事。
放射能で傷ついた体の修復に大きな役割を果たす酵素を補うこと。
通常80%が消化に使われ、20%が体のメンテナンスに使われているけれど、
食べ過ぎると消化に回る体内酵素が少なくなってしまうので、少食、素食を心がける。

昔から焼き魚に大根おろし、動物性たんぱく質に大根の消化酵素の組み合わせ、
とんかつ等の揚げものにレモンも組み合わせに意味があるとか。

原発事故以降は体内酵素が少なくなっているので、酵素が多い食品を取ること。
それには発酵食品である、みそ、ぬか漬け、玄米甘酒等が助けてくれる。

傷ついた遺伝子を直すには亜鉛が有効で、雑穀、海藻、高野豆腐、カボチャが亜鉛の多い食品。

レンコンで放射性物質を吸い込んだ呼吸器を守る。・・・そういえばあの事故の頃レンコンが無性に食べたくなって、毎週注文していたけど、カンケイあるのかな?まさか ね。

良く噛んで、腸内良性菌を活性化させる。

すりゴマ塩をかけた玄米ご飯を親指第一関節ぐらい口に入れ、300回噛む、カム、かむ実験をしてみると、
満腹感が出た。

このように書き出してみると、今までの食生活そのもの。

ジャンクフード、揚げ物、砂糖を食べ過ぎると体が悲鳴を上げるのだろう。
きちんとした食材で、添加物のない調味料で、調理をする。
特に発酵菌、みそ、しょうゆ、ぬか漬け。

吉度さんはEM菌を薄めて散布する事も効果があると言っていたが。

「チェルノブイリへのかけはし」の野呂美加さんの経験談を交えながら、ぐいぐいひきつける展開であっという間の2時間だった。

その後、我が家の近くの「natural studio」でランチをいただいた。
大変おいしくいただきました。シアワセ。



また吉度日央里さんの自然療法の手当て実践編がここnaturalstudioで7月30日にあるそうだ。
玄米かみかみ瞑想がメニューに入っている。

おためしあれ。

玄海原発再稼働反対署名 第2弾 締切7月7日 拡散大歓迎

2011-07-06 07:56:43 | 放射能問題
原発の原子炉が割れる!?

玄海1号機 危険度最悪

圧力容器の鋼 想定超え劣化

という記事が7月2日の東京新聞に出た。

記事参照
原発の原子炉がガラスのコップのように割れてしまったらー。
日本の原発ではその危険性が高まっていると警告する科学者がいる。
そうなると、核反応制御不能となり、大爆発をおこし、大量の放射性物質が広範囲に拡散する。
福島原発事故の比ではない、危険度トップは玄海原発1号機

原発は地震や事故などで緊急炉心冷却装置(ECSS)が働いて原子炉を急速に冷やす仕組みが働く。
福島原発は、電源を喪失してECSSが働らかなかった。
ところが、玄海1号機では原子炉圧力容器の鋼の壁が老朽化してもろくなっているため、ECSSが働くと、逆に大きな事故が起こる可能性があるという。
鋼はある程度の力が働いても変形するだけだが、老朽化するともろくなり、ある温度を下回るとガラスのようにパカッと割れてしまう。
もろくなればなるほど、この温度は高くなり玄海1号機の場合36年経っており、98度Cに予測以上に跳ね上がったそうだ。

玄海1号機は加圧水型軽水炉。圧力容器内を150気圧、300度以上の高温で高圧で運転しているため容器に亀裂が入れば爆発的な破壊につながり、大量の放射性物質を放出する。
新聞記事には原子炉圧力容器脆弱性ワースト7が発表されているが、
玄海1号、美浜1号、2号、大飯2号、高浜1号、敦賀1号そして福島第一1号
今回違う原因で福島原発は最悪のパターンを歩んだが、ダントツは玄海1号

7月4日新聞報道によると、佐賀・玄海町長が九州電力社長へ玄海原発2、3号機の運転再開について、運転再開を了解すると伝えた。

玄海原発再稼働に反対する署名活動 第2弾です 締切7月7日
玄海原発 住民説明会申入れ賛同人へのメールを転載します

先日は、佐賀県知事に対する抗議文へ連名頂き、ありがとうございました。提出から一週間経ちますが、知事からは何のリアクションもなく、私たちの要求は踏みにじられています。そこで、知事からの返事を待つことなく、事態の情勢を踏まえた、第二次抗議文を提出いたします。


6月26日に、佐賀県知事宛に、玄海原発再稼働に向けての「説明会」のやり方に抗議を申し入れ、以下の二点を要求しました。

① 県知事・経産省の原子力政策担当者・九州電力の関係部局担当者出席の上での地元住民主催の説明会の開催に協力すること。

② 九州ブロックの知事・原発近隣市町村長と協議、および理解を得る形で原発に関する政策を議論すること。

(全文はこちら。html版:http://www.tomodoi.sakura.ne.jp/genpatsu/20110626saga.html  

 現時点に至るまで回答はない上、海江田通産省との会談の内容や、県議会でのやりとりを見ると、全て受け入れるつもりはないようです。

 そこで、知事が玄海原発再稼働を最終判断すると見られる11日まで日がないことから、回答を待たずに、次なる抗議文の提出を行いたいと思います。

 今回も、広く申し入れ連名者を募集します。

 連名者には、街頭で行われる署名などと違って、文書の提出行動を共有するだけでなく、知事・および県議からの回答も、一味同心の執筆者として共有する仲間になってもらいたいと思います。

 ですので、連名される方は、必ず抗議文に目を通して頂き、納得の上で連名に賛同の連絡を頂きたいと思います。

(抗議文全文のブログ版:http://ameblo.jp/tomodoi/entry-10941780870.html  word版:http://tomodoi.sakura.ne.jp/genpatsu/furukawa02.doc )

 要求の要旨は以下の4点です。

① 玄海2号機3号機の再稼働容認撤回。
② 玄海1号機の定期点検後の再稼働拒否。
③ 県知事・経産省の原子力政策担当者・九州電力の関係部局担当者出席の上での地元住民主催の説明会の開催に協力すること。
④ 九州ブロックの知事・原発近隣市町村長と協議、および理解を得る形で原発に関する政策を議論すること。

 なお、今回は連名賛同人が殺到することに備えて、申し込み専用のアドレスを用意しました。私が普段使っているアドレスに大量のメールが殺到すると、通常の連絡業務が困難になりますので、必ず下記のアドレスの方に申し込みのメールを下さい。

saga@tomodoi.sakura.ne.jp
土居 智典 / DOI tomonori         
Home Page:http://www.tomodoi.sakura.ne.jp   ]
  blog:http://ameblo.jp/tomodoi    

注意

①前回は、賛同人記入の欄に、「在住県」だけしか設けていませんでしたが、今回は「住所」をお願いします。住所を書くのがどうしても不都合な場合は、お住まいの都道府県名とメールアドレスをお書き下さい。必ず、知事からのリアクションを共有できる連絡先を頂きたいと思います。もちろん、頂いた個人情報は、抗議申し入れ以外の用途には用いません。

②必ず実名でお願いします。

③前回、団体名で申し込まれた方がおられましたが、今回は個人名にしぼりたいと思います。

連名者の募集は7月7日24時までにしたいと思います。7月8日に提出予定です。

本記事のコピー・拡散大歓迎です。どんどん拡散お願いします

教育ミニ集会「放射能について知ろう」 はかる君を使って学校内をあちこち測定

2011-07-02 21:00:40 | 放射能問題


         Sさんより
         カノコガ  葉蔭に止まったまま動きません。
         大切な場面にお邪魔様、写真を撮って即退散します

そうです。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて・・・・・ですよ。


近くの小学校で授業参観と教育ミニ集会があり、参加した。

(財)日本科学技術振興財団・科学技術館からの出張授業。
社会科、生活科の授業として、はかる君を使って校庭をあちこち測定した。
今「はかる君」4000台所有しているうち、2000台が福島県に貸し出されているそうだ。

そして、前回の私たちの測定値より低くなっていた。
先日測って高かった所プールと小山の間の窪地0.56が、0.38マイクロシーベルト。
プールへの入り口の階段(コンクリートでざらざらしている)は0.19マイクロシーベルト。
校庭入り口0.47が0.32マイクロシーベルト。
もちろん測定器が違う。
「はかる君」では時間がなかったので1分間以上同じ状態を保っての数値で、平均値ではない事。

体育館の裏手の小山は1マイクロシーベルト以上あったそうだ。
これにはびっくり。

しかし、現状の問題点を知れば、そこに近寄らない事が出来る。
対策が取れることが重要。

校長先生に聞いてみると、草刈りをしたり、毎日掃除をしているとのこと。

うれしいことに、私の議会質問も観ていただいたということで、子どもたちの事を第一に考え、
放射能の除去について、取り組んでいただいている。

給食の代わりにお弁当を持ってくることも、プールに入らないことも、
納得がいかなければ、保護者の考えを優先にするという事だった。

講師の話によると、現在放射能は新たに飛散していないので、今出来ることは、除染する事。

福島でさえ、マスクや長そでを着用しなくてもいいという事だった。

地表3cmほどに浸みこんだ(セシウムは水溶性)放射能を、
値が高ければはぎ取り、草を刈り取る。
大事なことはその後の除染物の管理方法。

植物も根が表面を這うものではないので、大丈夫とか。

お茶の葉は、ちょうど3月15日以降の水素爆発時の放射能をかぶってしまったので、
高放射能値が今検出されているという事だった。

風の強い時は要注意。

土埃さえ立てなければ大丈夫(?)
毛穴から、傷口から入り込むという事も聞いたが、講師は洗い落せるという。
吸い込むのは危険ということですね。

福島では食材等スクリーニング検査で付着した放射能を測定しているとのこと。
野菜など根から吸収しないのかな(?)

素人の疑問に答えてくれるのだが、そんなもので大丈夫なの?という疑問がわいてくる。

内部被ばくをなるべく防ぐという事では、同じなのだが。

ほんと、放射能は見えないだけ難しい。

しかし、小学校の校長先生がとても前向きに取り組んでいる状況がわかり、
今回ミニ集会に参加して本当に良かった。
収穫はこれ。
やはり、信頼関係と子どもを思う気持ち。

玄海原発住民説明会への抗議活動、その後

2011-07-01 23:28:00 | 放射能問題
玄海原発再稼働に関する6月26日住民説明会への抗議申し入れの賛同人へ、その後の経過報告があった。


朝日新聞によると、
定期検査で止まっている九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡り、
経済産業省は26日、佐賀市で県民7人を招いて説明の場を設けた。
福島第一原発の事故後、初の国が原発立地県の県民への説明。

 玄海2号機は福島の事故後、定期検査で停止しており、
全国の原発の中で最も早い3月下旬に再稼働の予定だった。
しかし、地元で高まる原発への不安を受けて延期されている。
今回は県が国に県民への説明を要望。
国はケーブルテレビとインターネットでの中継を決めた。

 出席した県民7人は佐賀商工会議所役員、農家、大学生、主婦らで、
国が委託した広告会社が選んだ。
経産省原子力安全・保安院が電力各社に求めた緊急安全対策の概要などを説明。
説明と質疑応答は計90分間、しかし質問は1回1分、回答は2分以内に制限され
「地震列島で、福島の事故も収束していないのに玄海を動かす緊急性はあるのか」
などと質問があがった。

経過報告転載

私の6月26日の佐賀県知事への抗議文へ賛同・連名いただき、ありがとうございました。
(抗議文再掲 http://www.tomodoi.sakura.ne.jp/genpatsu/20110626saga.html
       http://tomodoi.sakura.ne.jp/genpatsu/furukawa01.doc )

 お一人お一人に、抗議文提出の際の顛末や、その後の反応などをお知らせしようと思っておりましたが、
28日の海江田経産相の佐賀訪問や、本日の佐賀県議会での審議など、目まぐるしく情勢が展開し、
なかなかまとまった経過報告ができないままでおりました。
お詫びいたします。
 賛同いただきました抗議文は、26日に県庁に行って、職員に手渡し、必ず返答いただけるよう申し入れてきました。
しかし、現時点においては、まだ何の反応もありません。

 しかし、26日の「説明会」は、あまりにも不評だったのを、知事自身もまずいと感じたらしく、
7月8日に、改めて大規模な説明会を行うとの発表がありました。
しかし、住民主催の説明会の要請は、却下されました。
 そして、昨日明らかになりました7月8日説明会の概要ですが、入場者数500名とするも、
入場者枠は玄海町50人、佐賀市を含む市は20人、町は10人というものであることが明らかになりました。
 
 既に稼働容認した玄海町には、別個の形で説明会をすればよく、
7月8日は、玄海町の枠は0人でも良いのではないのかと思いますが。
原発賛成派多数の原発自治体住民の数を多くし、
説明会で「納得」の空気を作り出す操作としか考えられません。
 
 知事は、28日、海江田経産相に対し、知事本人は再稼働容認であるものの、
県議会と周辺自治体の同意を得た後に、最終的な判断をくだすと回答しました。
 本日7月1日の県議会では、県議からの猛烈な反発に見舞われ、議会の了承は得られませんでした。
しかし、県議会での情勢も、今後どのように推移するかは分かりません。
 
 知事の心づもりでは、8日の説明会の後に、最終判断をくだしたいのだと思います。
それだけは、何としても避けなければならず、それに向けて、私もあらゆる方法を講じて、
抗議の意志を発していきたいと思います。

 目下、抗議文の第二段や、佐賀県庁周辺での大規模なデモなどが出来ないか、検討中です。
 引き続きのアクションにもご賛同いただきたいと思いますが、今回はひとまず経過報告まで。
また、刻々と推移する情勢は、新しく開設しましたブログの方でも発信していきたいと思いますので、
是非ご覧下さい。
http://ameblo.jp/tomodoi


目を凝らせば、ワンダーワールド

2011-07-01 00:15:49 | 日記
面白い写真をいただいた。Sさんどうもありがとう。




アカダマキヌガサタケ(赤玉衣笠茸)君津市の竹林脇に発生。
レース状のマントが特徴です。
珍しいキノコなので採集して県立中央博物館に届けました。
博物館で標本となり収蔵庫に収まっています。



ギンリョウソウ(銀竜草)君津市の清和県民の森にて。
ここでは「ちば千年の森をつくる会」が活動していて、会員募集中です。
葉緑素を持たない腐生植物、白くて蝋細工のようです。
佐倉でも良く探せばあるかも知れません。