Sさんより
オオヨシキリが葦の葉先で大声で鳴いています。
沼からの風で草は右に左に大揺れ、鳥の頭は羽毛が逆立っています。
オオヨシキリ、ヨシキリ。この鳥たちは葦の原じゃないと繁殖しないとか。
葦キリ、葦だけ、葦があってこそ生きられる。Sさんの受け売りです。
目を凝らせば精一杯、大きな口を開けて鳴いている。
週刊金曜日7月8日号が手元に届いた。
放射能はどこに落ちたというタイトル
火山学者 早川由紀夫さんの放射能汚染マップ、新聞にも載っていたが、
残念ながら、佐倉市もしっかり色分けされた中に入っている。
3月11日の地震と津波で福島原発が壊れ、大量の放射性物質が漏れだし、地表風に乗って移動して被害は広がった。
この汚染地図には地上1メートルの測定値で7月3日時点で1万9000地点を落としている。
火山学者の分析力で、
放射性物質が地上数十メートルの高さの風に乗って地表をなめるように移動したとある。
各地のモニタリングポストから判明したことは、福島原発から少なくとも3方向で日時がそれぞれ違う。
飯館村は3月15日18時頃。
福島市は19時。
郡山市は20時半。
東葛地区は1週間後の3月21日から23日にかけて。
汚染ルートとタイミングは福島原発で起こった爆発日時とは合わない。
この汚染地図から見えてくることは、福島原発から大量の放射性物質が漏れたのは、
爆発の瞬間ではなく爆発からしばらく時間をおいて、原発建屋から音もなく、
静かにもれだしたように見える。
引用終わり
あの頃、何をしていただろう。
原発事故後のしばらくは、マスクをし、外に出ないようにはしていた。
しかし、10日から12日後となると・・・・はて?
是非、週刊金曜日を手にとって読んでほしい。
他にも福島県内の積算放射線量、測定高での違い。
グアム、ハワイだけでなく米国西海岸までプルトニウムが観測され、東京、福島の車のエアフィルターからも検出されたこと。
いろいろな角度から、いろいろな筆者が掲載している。