Sさんより
カノコガ 葉蔭に止まったまま動きません。
大切な場面にお邪魔様、写真を撮って即退散します
そうです。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて・・・・・ですよ。
近くの小学校で授業参観と教育ミニ集会があり、参加した。
(財)日本科学技術振興財団・科学技術館からの出張授業。
社会科、生活科の授業として、はかる君を使って校庭をあちこち測定した。
今「はかる君」4000台所有しているうち、2000台が福島県に貸し出されているそうだ。
そして、前回の私たちの測定値より低くなっていた。
先日測って高かった所プールと小山の間の窪地0.56が、0.38マイクロシーベルト。
プールへの入り口の階段(コンクリートでざらざらしている)は0.19マイクロシーベルト。
校庭入り口0.47が0.32マイクロシーベルト。
もちろん測定器が違う。
「はかる君」では時間がなかったので1分間以上同じ状態を保っての数値で、平均値ではない事。
体育館の裏手の小山は1マイクロシーベルト以上あったそうだ。
これにはびっくり。
しかし、現状の問題点を知れば、そこに近寄らない事が出来る。
対策が取れることが重要。
校長先生に聞いてみると、草刈りをしたり、毎日掃除をしているとのこと。
うれしいことに、私の議会質問も観ていただいたということで、子どもたちの事を第一に考え、
放射能の除去について、取り組んでいただいている。
給食の代わりにお弁当を持ってくることも、プールに入らないことも、
納得がいかなければ、保護者の考えを優先にするという事だった。
講師の話によると、現在放射能は新たに飛散していないので、今出来ることは、除染する事。
福島でさえ、マスクや長そでを着用しなくてもいいという事だった。
地表3cmほどに浸みこんだ(セシウムは水溶性)放射能を、
値が高ければはぎ取り、草を刈り取る。
大事なことはその後の除染物の管理方法。
植物も根が表面を這うものではないので、大丈夫とか。
お茶の葉は、ちょうど3月15日以降の水素爆発時の放射能をかぶってしまったので、
高放射能値が今検出されているという事だった。
風の強い時は要注意。
土埃さえ立てなければ大丈夫(?)
毛穴から、傷口から入り込むという事も聞いたが、講師は洗い落せるという。
吸い込むのは危険ということですね。
福島では食材等スクリーニング検査で付着した放射能を測定しているとのこと。
野菜など根から吸収しないのかな(?)
素人の疑問に答えてくれるのだが、そんなもので大丈夫なの?という疑問がわいてくる。
内部被ばくをなるべく防ぐという事では、同じなのだが。
ほんと、放射能は見えないだけ難しい。
しかし、小学校の校長先生がとても前向きに取り組んでいる状況がわかり、
今回ミニ集会に参加して本当に良かった。
収穫はこれ。
やはり、信頼関係と子どもを思う気持ち。