伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

玄海原発住民説明会への抗議活動、その後

2011-07-01 23:28:00 | 放射能問題
玄海原発再稼働に関する6月26日住民説明会への抗議申し入れの賛同人へ、その後の経過報告があった。


朝日新聞によると、
定期検査で止まっている九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡り、
経済産業省は26日、佐賀市で県民7人を招いて説明の場を設けた。
福島第一原発の事故後、初の国が原発立地県の県民への説明。

 玄海2号機は福島の事故後、定期検査で停止しており、
全国の原発の中で最も早い3月下旬に再稼働の予定だった。
しかし、地元で高まる原発への不安を受けて延期されている。
今回は県が国に県民への説明を要望。
国はケーブルテレビとインターネットでの中継を決めた。

 出席した県民7人は佐賀商工会議所役員、農家、大学生、主婦らで、
国が委託した広告会社が選んだ。
経産省原子力安全・保安院が電力各社に求めた緊急安全対策の概要などを説明。
説明と質疑応答は計90分間、しかし質問は1回1分、回答は2分以内に制限され
「地震列島で、福島の事故も収束していないのに玄海を動かす緊急性はあるのか」
などと質問があがった。

経過報告転載

私の6月26日の佐賀県知事への抗議文へ賛同・連名いただき、ありがとうございました。
(抗議文再掲 http://www.tomodoi.sakura.ne.jp/genpatsu/20110626saga.html
       http://tomodoi.sakura.ne.jp/genpatsu/furukawa01.doc )

 お一人お一人に、抗議文提出の際の顛末や、その後の反応などをお知らせしようと思っておりましたが、
28日の海江田経産相の佐賀訪問や、本日の佐賀県議会での審議など、目まぐるしく情勢が展開し、
なかなかまとまった経過報告ができないままでおりました。
お詫びいたします。
 賛同いただきました抗議文は、26日に県庁に行って、職員に手渡し、必ず返答いただけるよう申し入れてきました。
しかし、現時点においては、まだ何の反応もありません。

 しかし、26日の「説明会」は、あまりにも不評だったのを、知事自身もまずいと感じたらしく、
7月8日に、改めて大規模な説明会を行うとの発表がありました。
しかし、住民主催の説明会の要請は、却下されました。
 そして、昨日明らかになりました7月8日説明会の概要ですが、入場者数500名とするも、
入場者枠は玄海町50人、佐賀市を含む市は20人、町は10人というものであることが明らかになりました。
 
 既に稼働容認した玄海町には、別個の形で説明会をすればよく、
7月8日は、玄海町の枠は0人でも良いのではないのかと思いますが。
原発賛成派多数の原発自治体住民の数を多くし、
説明会で「納得」の空気を作り出す操作としか考えられません。
 
 知事は、28日、海江田経産相に対し、知事本人は再稼働容認であるものの、
県議会と周辺自治体の同意を得た後に、最終的な判断をくだすと回答しました。
 本日7月1日の県議会では、県議からの猛烈な反発に見舞われ、議会の了承は得られませんでした。
しかし、県議会での情勢も、今後どのように推移するかは分かりません。
 
 知事の心づもりでは、8日の説明会の後に、最終判断をくだしたいのだと思います。
それだけは、何としても避けなければならず、それに向けて、私もあらゆる方法を講じて、
抗議の意志を発していきたいと思います。

 目下、抗議文の第二段や、佐賀県庁周辺での大規模なデモなどが出来ないか、検討中です。
 引き続きのアクションにもご賛同いただきたいと思いますが、今回はひとまず経過報告まで。
また、刻々と推移する情勢は、新しく開設しましたブログの方でも発信していきたいと思いますので、
是非ご覧下さい。
http://ameblo.jp/tomodoi



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