伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

放射能測定 3マイクロシーベルトが足元に

2011-07-27 23:19:16 | 放射能問題
昨日に引き続き、放射能測定。
朝は雨が降り出し、どうしたものかと心配したが、降りやみ、全予定を消化した。

上座公園は市が測定した時も高かった。(0.47マイクロシーベルト)
側溝から高い数値が出たと聞いていたので、そこを確かめようと考えていたが、
入り口付近の側溝0.4~0.5マイクロシーベルト台、
野球場バックグラウンドの後0.4マイクロシーベルト台など普通の状態でも高くて驚く。
滑り台の下の地面は0.1マイクロシーベルト台でほっとしたが、
交通公園の芝生は0.2~0.4マイクロシーベルト台とバラツいていた。

何より驚いたのは、以前測って1マイクロシーベルト以上だったと報告を受けた側溝。
側溝は掃除をした様子。フムフム。きれいにしたのね。
そのわきの生垣の根元を見ると、さらった土砂が盛ってある。アレッ。まさか。0.5~0.8マイクロシーベルト。
今まで通りの清掃管理をしていました。
測定器がないと放射能の実態は分かりません。
ひとつひとつ確認作業して、放射能対策をしていく現実に私たちは直面しています。

南ユーカリが丘公園。たくさんの人が待っていてくださった。
上座公園でてこずって15分お待たせしました。
どこが測りたいですか?と毎回集まった方に聞いている。

赤ちゃんを連れたママパパ。お砂場をリクエスト。0.07~0.14マイクロシーベルト。
これからユーカリまつりがあるので、会場入り口の草地。0.2~0.3マイクロシーベルト台。
けやきの下の滑り台着地部分。0.09~0.20マイクロシーベルト。
東屋の下。1mも1cmも同じ数値。0.1~0.2マイクロシーベルト台。

思ったほど高い線量じゃないので、安心。特に滑り台や東屋がある所は小高くなっており、砂は流れて土の表面は硬い。

最後のリクエストで、モノレール軌道の下、志津コミセン入口付近の側溝を測定。
枯葉などが集まっている。何と1.9マイクロシーベルト以上を計測。
驚いた。

そこから少し離れた側溝のコンクリートが壊れた穴の中、枯葉や砂が堆積している。
試しに測定器をかざすと、3.4マイクロシーベルトが出てしまった。

南公園の高台付近に降った放射能が砂と一緒に側溝に流れ込んで堆積したらしい。
今まで4カ月近く、爆弾のように人々の足元にあったわけだ。
志津コミセンから南公園に入っていく通り道。
測らないと分からない、強力なホットスポットでした。

まずはこの3μシーベルトの土砂をさらい、どのように管理するか、明日の朝一番で市へ通報し対応を求めます。
そして、今回の測定で判明した問題点を洗い出し、市へ対応を求めていきます。