伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

佐倉市議会閉会日 バタバタと走り回った1日(訂正版)

2011-07-07 08:09:02 | 議会



Sさんより
       羽黒トンボ雄 水辺をパトロールして雌の飛来を待っているようです。
       別の雄が近付くと追い払っていました。

私の好きなハグロトンボ、自宅の庭でこのトンボに出会った時
なぜか「佐倉に引っ越してきて良かった」と感激したことを覚えています。

7月4日、佐倉市議会閉会日。
毎回閉会日はバタバタと走り回っている。
今回も、いろいろありました。

まず、朝9時から始まった会派代表者会議。
提出期限は過ぎているが、重要な事柄なので、
国へ出す意見書「子どもたちの積算被ばく量の上限を、年間1ミリシーベルトとすることを求める意見書」
を出したいと申し入れていた。
議会への上程を認めてもらうための話し合い。

この提出期限は事務を進めるのに時間的余裕を持たせるため決めているが、それはあくまで申し合わせているだけ。

次の議会まで待てない重要な案件「急施事件である」と認められれば、議会へ上程できる。

それが却下された。

詳しくは大野ひろみのクラクラさくらで。

福島の子どもたちは、すでに健康被害が出ていると聞いている。
鼻血、下痢、食欲不振、口内炎、頭痛等など
尿検査した子どもたち全員からセシウムが、甲状腺被ばくも報道されている。

市民生活の安心安全を守ることが第一ではないのか。
日頃言っている事と、ちがうなあ。
「放射能の事は良くわからんのですが・・・これから国が決めるんじゃない」
などと言っているようじゃ、市議会はいらないですね。
N議員。
佐倉市は議会改革推進委員会が立ち上がる。
ここで、この件について話し合う事を議長に申入れ。
あーーーー朝から疲れる。

7月1日号の「こうほう佐倉」
見開きページに「佐倉で婚活! 生涯のパートナーを」 トークライブに石田純一さんがにっこり。

この予算は6月議会に出されたもの。
閉会日7月4日にこの予算が可決されて、初めて事業として発表されるべきもののはず。
しかも、この議案を審議した総務常任委員会では、石田純一の名前は隠されていた。
総額673万円の事業。
県の補助金「安心子育て基金」で全額まかなう。
子どもを増やすためにはまずは結婚、それには婚活イベント?
ずいぶん高額の予算が付いているが内容は、詳細を説明せよと聞いても、
のらりくらり、はぐらかしていたはずだ。

代表者会議後、この石田純一さんへの謝礼は?と問い合わせたところ、
94万5千円ですが、議会で承認されて初めて正式に決まります」とのこと。
言うに事欠いて、「こうほう佐倉」のにっこり純ちゃんの写真は幻?

大野ひろみのクラクラさくら7月1日をご覧あれ

そこで、急遽市長へ厳重抗議するため大野ひろみさんがササッと抗議文を作り、議長へ持って行った。

「婚活支援事業に関し、議会の採決を待たず『こうほう佐倉』で公表した件に対する抗議文」

 7月1日付「こうほう佐倉」で、佐倉市婚活支援事業第1弾として、
7月31日に行われる「トークライブ&婚活パーティ」の参加募集記事が、
特別ゲスト石田純一氏のカラー写真とともに、大々的に掲載されました。
 しかるに、本事業費は6月議会の議案第1号平成23年度佐倉市一般会計補正予算に計上されている段階であり、
7月4日の議会最終日の採決を経て初めて成立するものです。
 議会での採決を待たずに「こうほう佐倉」に既決案件のごとく掲載するとは議会軽視の最たるものであり、
これに強く抗議し、議長におかれましては、市長に対し厳重抗議する事を求めます。

冨塚、萩原、上ノ山、村田、高木、大野、五十嵐、伊藤の連名


本議会で市長が説明する事を、(スジとしては謝罪ですが)議長から申し入れてもらった。

これが議会開会直前。
本議会では、市長から説明が遅ればせながらありました。

7月7日訂正加入
訂正、市長からは議決を待たずして発表した旨の謝罪が本会議でありました。
私もお詫びします。

大野さんが予算他の反対の討論を行ったが、
「この婚活事業では石田氏への謝礼額 94万5千円」には傍聴席からえっーというざわめきが。

市民ネットとして意見書、「議員年金廃止に伴い巨額の税金が投入されることの問題点について」と「原発問題について」2本提出。
年金問題については、またの機会にUPします。

やっぱり、否決された。

閉会後、議会改革推進委員会と広報広聴委員会が立ち上がった。

終わった時間はさほど遅くなかったが、バタバタと走り回った1日だった。




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