いのちの星のドーリィ

2006-07-22 00:25:52 | CINEMA
今年度のアンパンマンの映画です。
     
今回の映画のヒロインは安達祐実ちゃんが吹き替えしてるお人形のドーリィ
彼女も結婚&出産を経て劇場版アンパンマン出演権利を得たわけですよね。
出産はしてなくても出演権ありかな?
去年のともさかりえちゃんは出産しましたっけ?


同時上映のコキンちゃんとあおいなみだ
に出演の乙葉さんは結婚したけどまだ出産経験ナシだと思う。

ドキンちゃんの妹のコキンちゃんが主役なんだけど、
これがまたトラブルメーカーというのかやんちゃというのか・・・
さすがのバイキンマンもお手上げ状態
ウソ泣き名人のコキンちゃんの青い涙には不思議な力がある。
浴びると悲しくなくても涙がでてきてしまうんだってさ~
それにドキンちゃんの妹だけあって、しょくぱんまんに一目ぼれするのよ(笑)
いたずらばかりだけど何故か憎めないキャラのコキンちゃんが可愛かった~

話を戻して、肝心のドーリィだわね。
海に捨てられていたお人形のドーリィをアンパンマンがみつけ
パン工場に連れ帰ってくる。その夜、きれいになったド゛ーリィに
いのちの星が入り込む。いのちの星といえば、
アンパンマンもいのちの星が焼き窯に飛び込んで生まれてきたんだった。
人間になれて大喜びのドーリィ。
せっかく人間になれたんだから、楽しい事ばかりしなくちゃもったいない。
自分の好きな事だけしてればそれでいい。毎日が楽しくて仕方ない。
そう思って好き放題するドーリィ。
でも周りのみんなはそんなドーリィに困り果てていた。
「何のために生まれて、何をして生きるのか」
アンパンマンの主題歌の歌詞そのものが今回のテーマ。
ドーリィは自分が人間に生まれ変わった本当の意味は・・・
自分に問いかけるけどわからない・・・
アンパンマンが自分を犠牲にして人を助けるのを見ると
もっとわからなくなる・・・

誰でも一度はそういう葛藤ってあると思います。
自分に問いかけても答えは出てこないもんね。

今回の映画ではアンパンマンのいのちの星が消えてしまうという
最大のピンチがやってきました。ドーリィを守るために。

中盤のドーリィの自分との葛藤あたりからジーんとしてきて
こんなことで最後まで持つのか心配だった
ま、案の定クライマックスでは涙涙だったわ
しかも
健杜まで泣いてるじゃありませんか~
「ママ、なんか健杜涙でてきたわ・・・」と、
デスノート鑑賞時と同じように思ったことをすぐ口に出す息子。
「ホレ、タオル貸したるわ」と渡すと顔をゴシゴシしていた。
大人と同じように出てくる涙をなんとか紛らわそうと
感動シーンではソワソワしていたな(笑)

前々回のニャニィも良かったけど、コレも良かった~
機会があればどうぞ。
大人だけで行くのはちょっと恥ずかしいけどね。
子供だましなんて全然ないない。大人でも十分感動できますよ。

やなせたかしせんせいもおっしゃってるように、
あまりに命を粗末にしすぎるこの世の中、
この映画は生きるということがテーマになってますね。

来年は健杜も小学生・・・一緒に行ってくれるかな~