造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

天然しぼり

2010-05-26 21:05:31 | 葉山 N邸
こんにちは 楽居の佐藤です。

葉山町N邸の階段手すりの取付が完了です。

手すりには北山杉の天然のしぼり丸太を使用!!





とても綺麗なので階段の上からと下からの写真を撮ってしまいました。











これは浴室の様子です。

天井には桧の板を使い、壁・床には十和田石を敷きつめました。

次は、浴槽の仕上げに入っていきます。

旅館を思わせるような浴室。浴槽の仕上がりが楽しみです!




照明器具の取付も終わりました。



照明の光に映しだされる土壁の表情がなんとも言えない素敵な雰囲気を出しています。

僕はこの表情がとても気に入っています・・・!


外部フード

2010-05-25 21:26:34 | Weblog
こんにちは  楽居の新堂です。

暖かい日が続いております。
そろそろセミの鳴く季節ですね。

そんな中みらいの家は外部フードの取付が完了しました。


三菱電機の四角いパイプフードです。


電気のメーターボックスも取り付きました。
みらいの家のメータボックスはオレンジ色を使用しました。
橋本さん(電気屋さん)のお勧めカラーです。




外部防水コンセントは、雨樋や小庇と同色のシルバーです。


そしていよいよ足場が解体されます。



内部の進行状況です。

二階 吹き抜け部分の石膏ボードが貼り終わりました。

本当にきれいに貼っていただきました。



キッチン内部から見たRの土壁です。
土壁は本当によく乾いております。


内部の木工事もまだ続きます・・
それではまたご報告いたします。。。



大理石

2010-05-22 20:41:40 | 葉山 N邸
こんにちは 楽居の佐藤です。

最近、暑い日が続き夏も間近って感じですね。

夏が近づくにつれて鎌倉の道路が混みだします・・・


そんな中、葉山町N邸ではタイル工事、電気の器具付け、設備の器具付けなどなど・・
追い込みの仕上げ工事が進められています。





キッチンの壁には大理石を!!

厚みが約20ミリあり、かなりの重厚感を感じますが
力強さを感じるN邸にはとても美しく納まっています。





換気扇のRの難しい加工もタイル屋さんはいとも簡単に綺麗に納めてくれました!





あとは、石と石の隙間に目地材を詰めて仕上がりです。

タイル工事は浴室、洗面所、ストーブ置場と続いていきます。

その様子は随時アップしていきます・・・

屋根工事

2010-05-21 21:51:29 | 材木座 M邸
こんばんは、楽居の木村です。

今日は暑かったですね。
そんな中材木座M邸の屋根工事をしていました。

さて一枚目はこんな感じで、
垂木の状態からです。





この後に木小舞と呼ばれる細い木を等間隔で並べます。





そして、杉の化粧野地を張っていきます。





ベランダとなる下から見上げるとこの様に。





外部に出る軒先等はこの様な仕上がりになっていきます。
すっとしていてとても美しいです。

ドロコン

2010-05-20 19:26:24 | 葉山 N邸
こんにちは 楽居の佐藤です。

岐阜県多治見市に土壁の材料を取りに行ってきました。
葉山町N邸の1Fの壁に使う土です。

この日は天気も良く、何もしなくても汗ばむくらいの陽気でした。
多治見市は日本の中でも良く最高気温を記録することで有名らしいです!



確か・・・
道路の温度表示は27℃に・・・






有名なのは最高気温だけでなく、とても良質の土が採れる事でも有名です。

多治見市の隣は瀬戸物で有名な瀬戸市。

この辺一帯は陶で盛んな町で、大手タイルメーカーの工場も点在しています。






トラックの荷台にシートを敷き、上の機械からドロが落ちてくるのを待ち構えます。

土は、よく発酵され良く錬られた最高のものです!ついでに香りも・・・





ドロ屋さんの工場には土に混ぜるための古畳がたくさんストックされています。

ただのゴミになるのではなく、うまく再利用されています!


素晴らしい家造りには、土にもこだわり最高のものを・・・!!

みらいの家 内部

2010-05-19 21:51:59 | Weblog

こんにちは  楽居の新堂です。

今日は、久々の雨・・・近頃は暑かったせいか
涼しく心地よく感じました。

そんな中・・みらいの家では内部造作工事が進んでいました。



二階寝室の写真です。
石膏ボードが張り終わりました。




石膏ボードが、全て貼り終わるといよいよ左官工事が始まります。
みらいの家の壁は、ほとんどが漆喰仕上げです。


今、進めている  1階和室の状況です。



床の間の落とし掛けです。

ヒノキの柾目 を使用しました。



押し入れと隣り合わせの部分です。



押し入れ内部の写真です。
内部は、天井 壁 床 共に杉の板を使用しました。
壁、天井は140㎜幅の板を使っております。



隣り合わせの押し入れです。

この押し入れの上は、神棚になります。




神棚 内部の様子です。
木をふんだんに使い、僕としても
本当に やりがいを感じます。


足場が・・・

2010-05-15 19:39:47 | 葉山 N邸
こんにちは 楽居の佐藤です。

本日、葉山N邸の足場が解体され、今まで見えなかった家全体が
お披露目です。





外壁の焼き杉が渋い!!

国産材を贅沢に使用した家!

木と共に暮らす生活は健康にも良く、温もりがあり

一番、日本人に合っていると僕は思います。












内装の壁の左官工事も2Fまで仕上がりました。



壁が白いのもあり部屋中がとても明るく、

柱・梁・桁の力強さを感じます!




こちらは、2Fバルコニーを部屋側から見たものです。

この一角は木の素材を生かし、すべて木地仕上げです。

2枚目の画像でよく分かると思います。



外観~みらいの家~

2010-05-08 21:03:19 | Weblog
こんにちは

楽居の新堂です。

とうとう夏がやってきました!!
近頃は天気も安定し暖かい日が続いております。

そんな中・・・今日は、ルーフバルコニーの雨樋の取付が行われていました。



外壁も仕上がりかなり雰囲気が出てきました。




外観です。

緑化屋根もお施主さんの荒井さん、設計の遠野さんの手によって仕上がりました。

何とも言えないくらい家が景色に溶け込んでいるとおもいませんか??

足場がなかったらまるで『絵』のような。。。





屋根からの風景

ここは本当に屋根?と思わせるくらいの景色です。

この芝の上で寝っ転がりながら海を眺める。

絶対に気持ちいいですよね。。


中の写真は、次回ご紹介いたします。





焼杉

2010-05-08 20:31:16 | Weblog
こんにちは 楽居の佐藤です。

葉山町N邸も終盤にかかり外壁の板はりも完了しました。



黒い外壁??

塗装ではないです。

施主様が1枚1枚、丁寧に焼いた杉の板。

それをみんなで1枚1枚、黒くなりながら丁寧に心を込めて張り上げました。





焼杉は日本の伝統的な外壁材で、表面を焦がし炭化状にします。

そうすることで、初期の着火性を低くし耐火性をもたせたり

風雨にさらされる杉板の耐久性を高める働きをします。

火事の多かった昔の日本。先人の知恵には関心です!





外壁の黒と木サッシのヒバの白がいいコントラスト!!





内装のほうは左官の下塗りが終わり、仕上げ塗に入って行きます。

その様子は次回アップします!