造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

焼杉

2010-05-08 20:31:16 | Weblog
こんにちは 楽居の佐藤です。

葉山町N邸も終盤にかかり外壁の板はりも完了しました。



黒い外壁??

塗装ではないです。

施主様が1枚1枚、丁寧に焼いた杉の板。

それをみんなで1枚1枚、黒くなりながら丁寧に心を込めて張り上げました。





焼杉は日本の伝統的な外壁材で、表面を焦がし炭化状にします。

そうすることで、初期の着火性を低くし耐火性をもたせたり

風雨にさらされる杉板の耐久性を高める働きをします。

火事の多かった昔の日本。先人の知恵には関心です!





外壁の黒と木サッシのヒバの白がいいコントラスト!!





内装のほうは左官の下塗りが終わり、仕上げ塗に入って行きます。

その様子は次回アップします!



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