造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

2010-02-23 20:18:04 | Weblog
こんにちは、楽居の佐藤です。
若干暖かくなってきた今日この頃・・・


葉山町N邸の出窓にケヤキの天板が収まりました。


欅は堅く、かなりの重量があるため頑固堂で限りなく現場で収まる寸法に加工し搬入しました。








それでも、重いです・・・








ミミを落とさずに自然のままの曲線を利用し取り付けました。ミミとは木の皮が付いている部分です。




欅の木目がとても綺麗に出ていて最高!

施主のN様も大変気に入って下さりとても嬉しいです。

着工日

2010-02-22 21:29:56 | 材木座 M邸

こんにちは、楽居 きむらです。

今日は材木座M邸の着工日でした。
1日目は埋蔵物の検査がありました。
60㎝の穴を掘り、何かすごい物が出てこないか確認します。

さあ 何か出てくるでしょうか?
あ!!!!

何も出ませんでした。

今回の基礎はコロンブス工法という方法です。
また報告します。


R  x 土壁 x  ワークショップ x 餅つき

2010-02-15 21:30:52 | Weblog
こんにちは  楽居の新堂です


2月13、14日と、荒壁塗りのワークショップを行いました。


お施主さんの荒井さんの味わい深い広告です。

ワークショップ、1日目、2日目 ともに4~50人位の方々が来てくださいました。



荒壁塗り!!!

日曜左官の講師でもある、左官屋の 山口さん指導の元荒壁塗りが開始しました。
山口さんは知識も去る事ながら・・現場の養生にもすごく気を使っていただき、とても感銘を受けました。

今回の荒壁下地は、杉の3ミリx30ミリの木づりを下地に荒壁塗りを行いました。



土は荒木田土を使い、お施主さんが半年間かけてこねあげました。

楽居メンバーも勢ぞろいで荒壁つけに加わりました。

みなさんもくもくと塗っております。



みなさん・・・手の中で何やらコロコロ・・・コロコロ・・・

一体なんでしょう???




”泥団子です”

上手にできたかな?





そして、もう一つのイベントでもある“餅つき”

荒井さん 親子の息の合った餅つき本当に見事でした。




こんなにたくさんの方々に来ていただきました。

何よりも印象的だったのが、みんなの笑顔

とても素敵なワークショップでした。


そして、Rの壁の全貌です。
Rの土壁 版築 古材の大黒柱がいい雰囲気を醸し出しています。

壁の仕上げはまだ先ですが・・大直し・・中塗り・・と続いていきます。

それでは、またご報告いたします。


 

N邸 屋根板金工事

2010-02-09 21:55:18 | Weblog
こんにちは 楽居の佐藤です。

今日は春のような暖かさで、とても過ごしやすかったですが・・・
明日からは天気も悪くなり、さらに気温も下がるらしいです。



寒くても現場は待ってはくれません。



そんな中、N邸の屋根の板金工事が進み
職人さんが1枚1枚丁寧に織り込んで貼ってます。








冬の時期、職人さん達は毎朝霜のチェックから入ります。
霜が降りると滑ってとても危険です。

何と言っても安全第一!!




まだまだ、棟までは長い道のりですが加藤板金さん宜しくお願いします!




屋根が完成しましたら、またアップします。

みらいの家 床板はり

2010-02-08 20:57:06 | Weblog
こんにちは  楽居の新堂です。

今年は、暖冬というだけあって暖かい日々が続いているように思います。

みらいの家は、内部造作工事に入りました。



ヒノキの15㎜厚の床板です。
1階の床は、土台と大引の間に断熱材のフォレストボードを敷きその上に45㎜の根太
根太は、ヒノキの芯持ち材を使っております。
根太の上には、杉の15㎜厚の荒床  そしてヒノキの床板と進んでいきます。




これは2階のRの壁上にある、スノコの廊下です。

設計の遠野さんの、お話によると・・・

採光と、1階からの暖かい空気を2階へ循環させるためのスノコだそうです。


ちなみに・・・


夜になると・・・




下からの明かりが乱反射して、何とも言えないいい雰囲気です。

それでは、またご報告いたします。




墨付け

2010-02-01 11:35:15 | 材木座 M邸
こんにちは 楽居の木村です。

朝から親方と「材木座M邸」の伏せ方の確認等 打合せをしました。
今日も湯河原の「頑居堂」で墨付けです。







土台の墨付けは完了です。



「材木座M邸」は小屋組みが複雑なので、次の墨付けは
小屋組みからやろうと思います。