造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

コロンブス・基礎工事

2012-09-03 16:24:42 | 西鎌倉 K邸
こんにちは、楽居のはやさきです。

夏休みも終わり、いよいよ9月になりましたね。
今朝は近くの小学校から校歌を歌う声が聞こえ、ふと自分の小学校の校歌はどうだったかなと、思い出してみました。
20年以上前のことになりますが、結構覚えているものです。
今にして思えば小学生には難しい言葉が意外とあったりして、感心したり懐かしい気持になったりしました。


さて、先日地鎮祭をおこなった西鎌倉のK邸は、
お盆明けから地盤置換えのコロンブス工事と基礎工事が行われています。


まずは遣方(やりかた)
基礎をつくる部分の土を掘り返していきます。


そして砕石敷き



こちらは地盤置換え工法「コロンブス」の作業です。
基礎下の土を軽い発砲体に置き換えることで地盤への負担を軽減し、さらに地震の揺れを低減させてくれるという優れもの。

井の字に地中に梁型をつくり、さらにその上に厚み30㎝ほどの発砲体を敷いていきます。


図面通り施工されているか、検査員によるチェックも行われ、






基礎スラブ(底盤)の下地となる捨てコンクリートが打設されます。

コンクリート流し込む人とそれを均していく人の阿吽の呼吸で、するすると打設が完了。
なんだか見とれてしまいました。








駆け足でしたが、これでコロンブスの工程は終了です。
次は基礎の配筋にかかります。


もちろん鎮物は、建物の中央近くに埋納しました!