造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

砂振るい

2013-01-15 14:19:16 | 西鎌倉 K邸
西鎌倉K邸は、外壁の仕上げに入りました。

外壁の塗り壁材には、振るった砂を使います。
思い描いた風合いに近づけるために今回は砂を振るうことにしました。

砂を振るう様子です。
使う分だけ振るいます







実際に鑿砥をしながら教える浅利氏と
聞く良太です。







内装仕上げ工事その後

2012-12-21 11:14:31 | 西鎌倉 K邸
冬至ですね 一年で一番日照時間が少ない日です。

栄養豊富なかぼちゃを食べて風邪などひかないよう抵抗力をつけましょう。
そして、柚子湯に入りこれからの無病息災を祈り心も体もリフレッシュしましょうね。

子供のころ冬至にやはり湯船の中に 柚子が入っていました
なんで柚子が入ってるんだろ?
子供ながらに湯船に柚子が入っていると
香りがいいので喜んでいたものです。

・・・・湯船の中で折角の柚子を潰してしまい 怒られていましたが。

西鎌倉K邸です。




ビンテージ仕様の建具が家の雰囲気を一層やさしくしているように思えます。
建具(ドア)にガラスが取り付けられるのが楽しみですね。



玄関収納の折れ戸です。



現在塗装中のリビング収納です。ポコポコと空いた開口が
可愛らしいですね。これからここにはどんな小物たちが並ぶのでしょう?





2階左官仕上げの真っ最中です。色が濃いグレーに見えますが
ここから色が薄くなっていきます。



色が引いて薄くなるのが楽しみですね。今の季節は寒いので漆喰を塗るのも
終わりですね。



浴室の天井を仕上げ中。桧の板を張っています。

木工仕上げ工事

2012-11-22 18:27:33 | 西鎌倉 K邸
今日も天気がよく、過ごしやすい一日でしたね。



コンポストトイレの調子も絶好調!!
今まで仮設トイレを使用していましたが、コンポストトイレに
変更してから、涼しい季節ということもあるかもしれませんが
トイレの異臭もなくとても快適に使用できています。
夏にもこれくらいの威力を発揮してくれることを期待します。

さてさて、西鎌倉K邸の木工仕上げの様子です。



コチラは、ダイニングに取り付けられた、ニッチ(飾り棚)です。
ここちらに使用した棚板も古材です。大きさの違う棚が3つ。



リビングに作成中の壁面の造り付けの棚です。まだ骨組みの段階ですが
これから、どのような家具になるのか楽しみですね。



コチラは、壁の腰板張りです。この腰板はこれで完成ではありません。
この後、どうなるのでしょうね。。。


そして、前回のブログ(3軒分の加工)でご紹介した、焼き杉の階段です。
階段が完了すると、内部の木工仕上げ工事はそろそろ完了です。
次は内装壁の左官仕上げ、木部の塗装などの
本格的な仕上げ工事に入ります。
西鎌倉K邸、完了が見えてきました。




木組みベット 加工中

2012-10-24 13:38:30 | 西鎌倉 K邸

湯河原の頑居堂にて、只今「木組みベット」のを加工中です。


※前回のブログ記事「木組みベット」


ベットの大切な骨組みの一部です。
写真の木種は、桧です。加工しているとあたりは桧の良い香りが
広がっています。



ホゾの部分に込栓を差し込むための穴を掘っているところです。
小さな鑿を使い丁寧に加工して行きます。







きっとお部屋に設置すると、木のいい香りが充満するのでしょうね。

完成間近ですよ!! 
後は、カウンターを仕上げなくては。

西鎌倉K邸現在の様子

2012-10-20 10:19:46 | 西鎌倉 K邸
朝から、会社へ出勤する前に 西鎌倉K邸に伺いました。
すでに金子さんと井上さんが、玄関前にできた日向で大事な朝のコーヒータイムをしていました。
朝のコーヒータイムは、一日の作業内容の確認をするための大事な時間です。

現在の西鎌倉K邸の外観の様子です。


上棟してから、約一ヶ月が経ちました、すでにサッシの一部は取り付いています。
他の部分は、木製サッシなのでまだふさがれたままです。



玄関に付いた明かり取りのガラスブロック、枠材はエイジング材です。



2階の床です。松の浮造りの床ですが、この床はこれで仕上がりではありません・・・
完成が楽しみな一つですね。



1階の床フランスの南西部原産のエイジング加工されたパイン材です。



楽居でおなじみの枝!! 今回この枝はどこに使われるのでしょうか?

また、状況報告します。

コロンブス・基礎工事

2012-09-03 16:24:42 | 西鎌倉 K邸
こんにちは、楽居のはやさきです。

夏休みも終わり、いよいよ9月になりましたね。
今朝は近くの小学校から校歌を歌う声が聞こえ、ふと自分の小学校の校歌はどうだったかなと、思い出してみました。
20年以上前のことになりますが、結構覚えているものです。
今にして思えば小学生には難しい言葉が意外とあったりして、感心したり懐かしい気持になったりしました。


さて、先日地鎮祭をおこなった西鎌倉のK邸は、
お盆明けから地盤置換えのコロンブス工事と基礎工事が行われています。


まずは遣方(やりかた)
基礎をつくる部分の土を掘り返していきます。


そして砕石敷き



こちらは地盤置換え工法「コロンブス」の作業です。
基礎下の土を軽い発砲体に置き換えることで地盤への負担を軽減し、さらに地震の揺れを低減させてくれるという優れもの。

井の字に地中に梁型をつくり、さらにその上に厚み30㎝ほどの発砲体を敷いていきます。


図面通り施工されているか、検査員によるチェックも行われ、






基礎スラブ(底盤)の下地となる捨てコンクリートが打設されます。

コンクリート流し込む人とそれを均していく人の阿吽の呼吸で、するすると打設が完了。
なんだか見とれてしまいました。








駆け足でしたが、これでコロンブスの工程は終了です。
次は基礎の配筋にかかります。


もちろん鎮物は、建物の中央近くに埋納しました!