造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

桧の枝剪定

2012-05-13 20:56:26 | 大工の日々

こんにちは 楽居の小野寺です。

 

今日は湯河原の頑居堂で枝の皮むきを体験しました。

 

今回使ったのは桧の枝です。

 

 

この時期には頑居の周りにある枝を剪定するので、今日はその枝を使います。

 

木材にとって夏までのこの時期は水をよく吸うので皮と幹の間に水分がたまり 皮を剥ぐ時にとても楽だからです。(by親方)

 

 

伐採した枝は捨ててしまうのではなく枝の曲りを生かして階段の手すりにしたり、枝分かれのYの字を生かして物干しの受けにしたりと色々余すところなく使います。

 

 

ご覧のように大きさも形も様々ですが、半年から1年ほど日陰で乾燥させ出番を待ちます。

 

それまでに僕も技術を身につけ、この枝たちを加工できるようになりたいと思います。

 

~おまけ~

直径15cmもあるとても大きな孟宗竹を使い、何かできないかと

輪切りにし「竹の鉢」にしました。

 

 

今の時期は苗木になるモミジがたくさん生えているので

形の良いものを選び植えました。

 

 

 


外壁

2012-05-10 13:58:16 | 逗子市O邸(大規模リフォーム)

天気が安定しなしですね。

GW中は比較的天気も良く過ごしやすい連休でしたね

GWが明けてからは、天気が安定せず、天気予報では

突風や雷雨への注意をここ最近は、呼びかけているように

思います。

さて、逗子市O邸です。

 

ダイライトも張り終わり、現在は内部の断熱材を入れる作業と

内部の造作作業に入っております。

外観の写真ですが、こうして下屋があると、家がどっしりしていて

安定感がありますね。

軒も出ているので、少々雨でしたらあまり外壁が、濡れたりしないですし

おそらく窓も開けて過ごすことができるでしょうね。

少々の雨ですよ・・・・。

軒や庇があるということは、家にとっても、生活するにも良いことですね。

何より、日本の気候に合っていると思います。

 


玄関框の加工

2012-05-03 22:23:50 | 逗子市O邸(大規模リフォーム)

湯河原の工房 頑居堂での加工作業

今日は逗子市O邸の玄関框の加工です。

O邸の玄関框の木種は地松で、お施主さんのリクエストは

木の曲りを生かした玄関框がご希望でした。

 

加工前の松の板です。

芯をもっているため、芯のところから大きく割れが入っていたので

まず、割れに従い写真のように 一枚だった板を2枚にしました。

木目に沿いチェーンソーでざっくり 荒取りをして

チョウナでコツコツ仕上げ

ご覧のような表情になりました。

玄関に収めるのも、床を張りこむのも手間がかかるが

その分、良い玄関になりそうです。

 


補強基礎完成

2012-05-03 07:39:36 | 鎌倉市梶原H邸

あいにくの天気ですが、GWですね。

鎌倉梶原H邸の進行状況です。

無筋で施工されていた既存の基礎への補強が完了しました

前回⇒梶原H邸コンクリート打ち

 リビング床下の防湿フィルムを敷いた様子です。

防湿フィルムとは地盤面からの水蒸気の発生を防いで

床組の乾燥状態を確保するために敷くものです。

要は、地面からかがってくる湿気により床下の木部が傷まないようにするものです。

防湿フィルムを敷いた後、砂利を敷き詰めました。

お庭に咲いていた赤いつつじです。

燃えるような赤ですが、葉の緑が優しく見せてくれます。

現場にはあまり花がないので、ふと目にしたとき

きっと心落ち着くのではないでしょうか。


ダイライト

2012-05-02 07:54:09 | 逗子市O邸(大規模リフォーム)

逗子O邸の進行状況です。

サッシを取り付け、外壁に「ダイライト」を張っています。

今回、逗子市O邸は外壁を板張りにするために、このダイライトを

使用します。

ダイライトを張った内側の様子です。 

この後、間柱の間に断熱材を入れていき、その後プラスターボードを張っていきます

工事が進んでいくたびに、家らしくなっていきますね。

こちらの写真は、一階の小上がりです。

2階同様、窓の奥の庭の緑が映えますね

食後にゴロンと寝そべりながら、窓の外を眺めたら

気持ちが良さそうですね。