造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

梶原H邸コンクリート打ち

2012-04-26 18:23:12 | 鎌倉市梶原H邸

大規模リフォーム、減築を行っている梶原H邸です。

今週月曜日より基礎工事が始まりました。

既存の基礎が無筋コンクリートのため、

既存の基礎の隣に新しく鉄筋コンクリートの

基礎を作る補強基礎と、

基礎が無かった部分に新しく基礎を作る工事を行いました。

補強基礎はケミカルアンカーという接着剤によって

鉄筋を既存の無筋基礎に差し込んで、

かなり密な配筋を行いました。

そして工事が進んで本日コンクリート打ちを行ないました。

手前がコンクリートを圧送するポンプ車、奥がミキサー車です。

ポンプ車から延びてくるホースがまるでアニメ「もののけ姫」

に登場するだいだらぼっちのようです。

無事コンクリート打ちは完了し、3日の養生を経て

月曜日に枠ばらしになります。

 

 

 

 

 

 

 


根太、大引撤去

2012-04-20 12:58:02 | 鎌倉市梶原H邸

大規模リフォーム、減築を行っている梶原H邸の様子です。

前回このような状態になったH邸では、

 

もう少しだけ進み

 

 

 

このような状態になりました。上の写真で床の下地の部分がありますが

今回は土台を残し 根太(ねだ)大引(おおびき)を撤去しました。

土台が、やけにこげ茶色に見えるのは、おそらく、以前住まわれていた方が

防蟻剤もしくは防腐剤を塗ったのではないかと思われます。

しかし 何度も言うようですが 40年たってもきれいな、柱と土台ですね。

 


増築部分建て方完了

2012-04-18 22:18:43 | 逗子市O邸(大規模リフォーム)

先日ご紹介した 増築部分の刻み作業を行った構造がこのように組みあがりました。

逗子市O邸大規模リフォーム 増築部分刻み(前回の紹介ブログ)

写真の下屋の箇所が増築部分です。

逗子市O邸はの既存の構造部分は傷んでいる個所が見られたため

既存の構造部分も新たに梁や柱、土台も差し替えている部分があります。

 

 

ここまで大規模なリフォームになると、もはや新築のようですね。

ここから、どうなっていくのかはまた、お伝えしていきます。


下地工事

2012-04-18 08:00:53 | 逗子市O邸(大規模リフォーム)

逗子O邸の大規模改修(リフォーム)工事です。

壁の下地となる間柱を入れています。

間柱とは、柱と柱の間に入る下地材のの事 だから間柱。

間柱を入れた後、筋交を取り付けます。

筋交は柱と柱の間に斜めに入れる材料の事で

梁と耐力壁で十分な強度が取れているときは、別ですが

建築基準法では、一定の割合で筋交を入れることが義務づけられているものです。

窓の開口部の上部の横板の事が「まぐさ」といいます。

このまぐさは窓(開口部)の壁を支える役目をしています。

まぐさと、窓台です。

窓(開口部)の横板になると呼び方が変わり「窓台」といいます。

まぐさと窓台が取り付いた様子です。

実際の窓が取り付く大きさの開口ですが、光も多く取り入れることができそうです。

窓から緑が見えることは、いいですね。四季により景色が変わり

心癒されます。

 

 


梶原H邸解体状況

2012-04-16 10:35:38 | 鎌倉市梶原H邸

鎌倉市梶原H邸の解体工事の状況です。

内部の解体工事もほぼ終わりに近づいてきました。

前回までの状態。

 

現在の状態

1階部分の壁や天井床がなくなり

下地だけの状態になっております。

築40年の物件ですが一部水のまわってしまっていた部分を除き

下地等はほぼ問題のない状態でした。

 

 

 


梶原H邸解体状況

2012-04-09 09:14:26 | 鎌倉市梶原H邸

今日から、気温がグッとあがり、予報最高気温は22度だとか。

やっと暖かくなってきました。

鎌倉市梶原H邸 改修工事(リフォーム)の解体工事の状況です。

内部の解体状況です。

今回の解体工事は、既存の躯体を利用するので、

重機での解体ができないため手壊作業です。

一つひとつ丁寧に、壁や天井をはがしていきます。

 

壁の内部の下地や天井の内部下地も、傷んでいる個所は今のところ

見受けられず、きれいな状態です。

外部ガレージです。既存では、このように煉瓦を積んでありましたが

この煉瓦を取り外しました。

煉瓦を取り外した様子は、このようになりました。

煉瓦を取り除いただけで、外観がこんなにもスッキリとしました。