造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

3軒分の加工

2012-10-26 14:13:41 | 大工の日々
昨日、頑居堂にて各現場の仕上げ材の加工です。

西鎌倉K邸 階段の段板に使う材です。
まずは、焼き杉つくりから



焼いた杉の板を、丁寧に洗います。



墨がきれいに落ちれば完成です。
今回は、焼き杉というよりもビンテージっぽく仕上げました。



そらまめ歯科の松材です。
鐇での加工です。この曲がった松はどこに取り付くのでしょう・・。



写真右側は、木組みベットに取り付ける桧のカウンターです。



どこの仕上げ材も全て、頑居堂で加工しています。


木組みベット 加工中

2012-10-24 13:38:30 | 西鎌倉 K邸

湯河原の頑居堂にて、只今「木組みベット」のを加工中です。


※前回のブログ記事「木組みベット」


ベットの大切な骨組みの一部です。
写真の木種は、桧です。加工しているとあたりは桧の良い香りが
広がっています。



ホゾの部分に込栓を差し込むための穴を掘っているところです。
小さな鑿を使い丁寧に加工して行きます。







きっとお部屋に設置すると、木のいい香りが充満するのでしょうね。

完成間近ですよ!! 
後は、カウンターを仕上げなくては。

西鎌倉K邸現在の様子

2012-10-20 10:19:46 | 西鎌倉 K邸
朝から、会社へ出勤する前に 西鎌倉K邸に伺いました。
すでに金子さんと井上さんが、玄関前にできた日向で大事な朝のコーヒータイムをしていました。
朝のコーヒータイムは、一日の作業内容の確認をするための大事な時間です。

現在の西鎌倉K邸の外観の様子です。


上棟してから、約一ヶ月が経ちました、すでにサッシの一部は取り付いています。
他の部分は、木製サッシなのでまだふさがれたままです。



玄関に付いた明かり取りのガラスブロック、枠材はエイジング材です。



2階の床です。松の浮造りの床ですが、この床はこれで仕上がりではありません・・・
完成が楽しみな一つですね。



1階の床フランスの南西部原産のエイジング加工されたパイン材です。



楽居でおなじみの枝!! 今回この枝はどこに使われるのでしょうか?

また、状況報告します。