みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

翁長知事は立派だ

2016年12月13日 | 憲法守るべし
最高裁は、翁長知事の辺野古埋立承認取り消しに対して、国が違法として訴えた裁判の判決を弁論を抜きで20日に言い渡す決定をした。これまでの例から、弁論をしないことから「知事敗訴」が確定することになるらしい。
それに対して翁長知事は「敗訴」が決まったとしても、あらゆる手法で基地建設を阻止するためたたかう気持ちを表明した。
翁長知事は、ほんとうにしっかりした信念をもった方だ。県民・国民への公約を最後まで守り実現するための努力を尽くそうとする、民主主義に忠実な政治への姿勢を賞賛したい。たとえ、翁長知事が裁判で敗れても、輝くのは安倍首相の方ではない。
政治上の立場は違っても、自民党や公明党議員は翁長知事の政治に対する姿勢を見習い自らを反省すべきだ。選挙で掲げた公約を平気で投げ捨てる、公約しないこと・小さい声でつぶやいた程度のことは、国民が反対してもゴリ押しして進める。こんな政治家・政治はごめんだ、要らない。
《 緊急に追加 》
民主党が自民党とカジノ法を少し修正して委員会で可決することで同意したとNHKニュースが伝えた。
民主党にとっては、カジノ法案とは簡単に妥協できる程度の“軽度の”悪法だったのか?それとも民主党が簡単に態度を変える軽い政党なのか?


      ここからイラン旅行記
イラン革命後の激しいインフレに加えて、「イスラム法に基づく政治」が強められたことに、都市の住民を中心に〝静かな反発〟がひろがっているとガイドは語っていた。
革命後、イスラムの指導者と政府は、イスラム教誕生後の歴史を重視して国民に〝押し付け〟ようとするのに対して、それ以前の歴史も語るべき、学ぶべきだとする声もその一つだそうだ。
イスラム以前の歴史の象徴がアケメネス朝キュロス大王だ。キュロス2世(大王)がメディア王国を破って、イラン高原全体がペルシャ人の国となったのがイランの始まりだからだ。

キュロス大王の墓  アケメネス朝ペルシャの最初の首都パサルガダエにある。宮殿跡とともに世界遺産

民進党しっかり!!野党はがんばれ!

2016年12月12日 | 憲法守るべし
参院内閣委員会は、今日、カジノ法案に対する参考人質疑をやっているようだが、参考人質疑も公聴会もまったく本来の意義を失っている。特に安倍政権の下で甚だしい。戦争法案(集団的自衛権行使)が憲法に違反すると、与党推薦の公述人まで含む全員が意見を述べたにもかかわらず、完全に無視して採決を強行したことを心ある人は誰も忘れていないだろう。
自民・公明・維新は、カジノ法案でも同じことを繰り返すつもりのようだ。悪知恵をはたらかせて、今度は委員会採決なしで本会議にかけるという新手を使うことを考えているそうだ。憲法も国会も、まさに瀕死の状態にある。
野党が会期末の国会でも、次の総選挙でもがんばらなくてどうするのか。特に、民進党は野党第一の党らしく野党共闘をまとめる役割をはたしなさい。蓮舫代表は頑張っていると分かるが、党としてみるとどうも迫力がない。連合の顔色を観すぎると、ほんとうに頼るべき国民に、きっと愛想を尽かされることになる。

知ってはいたが、これほどまでとは!!

2016年12月11日 | 憲法守るべし
安倍政権は、国民の多数が反対している原発再稼働、核燃サイクル推進に執着している。一方、労働組合の電力総連が「原発推進の署名」を組合員に呼びかけていると聞いて唖然とした。電力会社の労組が原発推進の立場で、民進党に大きな影響力を発揮していることは知っていたが、ここまでやるか!という衝撃だ。
しんぶん「赤旗」によれば、署名は、原発再稼働の促進、もんじゅ活用と核燃料サイクルの確立、原子炉等規制法の改正、原子力規制行政の刷新、の4項目への賛同を求めていて、「原子力発電所なしにはわが国は成り立っていきません」、「政府は不退転の覚悟であらゆる手段を尽くして再稼働を促進すべきであり、原子力規制委員会も適合審査を加速すべきです」などと述べている。政府に提出する予定だそうだ。

電力会社は政権を握る自民党に政治資金を贈って、電力労組は票で野党民進党に圧力をかけて、相携えて原発推進を図る。加えて署名で政権にも圧力をかけようというのだから、最悪だ。

朴は弾劾。安倍は長期政権!???

2016年12月10日 | 憲法守るべし
韓国国民はついに朴大統領の弾劾案を可決させた。韓国朴大統領もわが国安倍首相も、国の主権者は国民であり、政治は、国民の意見を大事にして国民のために行われなければならないという、民主主義の根本を無視した政治を続けているところが似ている。それに対して、若者をはじめとする市民が街頭に出てその政治姿勢に厳しく反対する声をあげ続けたところも同じだ。ちがうのは、韓国では退陣に追い込み、日本では依然高い支持率がつづいているところ。朴大統領の方は、誰の目にもはっきりと「許せないこと」が見えたが、安倍首相の方は、ごまかしがうまく通用し続けている。
福島原発の廃炉費用、補償費用を国民に負担させることになりそうだが、こんなでたらめを通してしまう日本国民の「いい加減」さ、「ご都合主義」が安倍首相を増長させている。
それでも、人は変わる、経験の積み重ねで人の意識も成長発展することはまちがいのない真実。

        ここからイラン旅行記
イラン革命後、イランの物価は800倍にあがったという。アメリカ、日本などからの核開発への制裁がいっそう国民の生活に苦難をもたらしたということだ。私たちのガイドは、それらに加えて日本人観光客が激減して、一つの仕事だけでは暮らせないので仕事を3つしていると語っていた。
20米ドルを両替したら、たしか、およそ740,000リアルになって金持ちになったような気がした。ところが、果物などを売っている小さな店でザクロを3個買ったら100,000リアルだった。
だから、高額の商品になるとゼロがいくつもつく「リアル」は不便だということから、ゼロを一つ減らして表記する「トマム」で値札がついているものもあり、馴れないと判別しにくい。


       旅行中手にしたイランのお札と硬貨   お札の額が左上に記されている  


        ペルシャ語の数字  これが分からないと値札が読めない  

イラン旅行記

2016年12月09日 | 憲法守るべし
イスファハンやペルセポリスの6月~9月は降水量が0か1mmに満たない。それに対して冬は比較的降水量が多くなって50mmを超える月もある(参考資料は旅行社のパンフレット)。イスファハンには大きな川があって、美しい橋が架かっているが、水は流れていなかった。
    イスファハンのライトアップされたハージュ橋。 昔、王様がこの橋の上で夏の夜に宴を開いたという。


乾燥した気候にもかかわらず、イランの女性が美しいのはチャドルやスカーフが肌を直射日光から守っているからではないか。ただし、女性が化粧品をたくさん使う国ベストスリーが、1位サウジアラビア、2位トルコ、3位イランであるとガイドが言うのを聞いてなるほどと思った。
女性をじっと見つめてはいけないと注意されても、イランにはじっと見つめたくなる美人がいっぱいいる。たまに鼻に絆創膏のようなものをはった女性にあったが、イランでは、鼻を低くする手術が流行っているそうだ。

安倍晋三は自民党総裁でないのか?

2016年12月08日 | 憲法守るべし
昨日の党首討論に登場した安倍晋三は自民党総裁だろう。安倍首相であるが、党首討論であれば安倍総裁でもあるはずなのに、都合悪いところは「私は首相」を強調して答弁しない、逃げる。たしか安倍首相は答弁で、「自民党は強行採決を考えたことはない」と自民党の代表者のように答えていたではないか。首相の答弁なのに自民党総裁の発言をしていた安倍晋三が、党首討論の場では民進党蓮舫代表の追及に自民党総裁としての答えを拒否する。その人が、「これほど説明しても理解しない」野党が悪いと言いがかりをつける。こんな議会制や民主主義に無知な首相はやめてもらう他ない。

      ここからイラン旅行記
イランは、日本の4.5倍の国土に約7千万人が暮らす。テヘランは北緯およそ35度付近、今度の旅行で行った一番南のシラーズはおよそ北緯30度付近で、日本ならば大体関東から鹿児島県奄美大島付近にあたる。イランの最南部のペルシャ湾沿岸は沖縄県那覇とほぼ同じ。
旅行会社のパンフレットによると、「北のカスピ海沿岸は地中海性気候で年間1000mm以上の降雨がある。ペルシャ湾沿岸や南西部は高温多湿、イラン中央部から東部に横たわる砂漠地帯は、夏気温が60度ほどになる。首都テヘランは、夏になると40度を超え、冬はマイナスにまで気温が下がる」という。「砂漠の国」と思い込んでいたが、けっこう変化に富んでいる。
テヘランのホテルの北側の窓からから、カスピ海沿岸地方と隔てる山脈が眺められたが、4000mの山々を含む山脈には雪が降りスキー場もあるときき驚いた。その雪がテヘランの“水がめ”となる。
イランは「砂漠の国」とばかり思っていたが、実は多様な気候の国である。
とはいっても、やはりイランは砂漠(土砂漠つまり土漠)の国であった。テヘランからシラーズまで、行けども行けどもバスの車窓から見えるのは、延々と続く土漠の風景だった。


         シルクロードの一部だったかも知れない砂漠の高速道路を走るトラック


               突然現れた砂漠のなかのオアシスの町


                都市の近くには農地が開かれていた



「謝罪」しない慰霊はほんものでない

2016年12月07日 | 憲法守るべし
安倍首相はハワイ・真珠湾を訪問して、日本軍の攻撃による犠牲者を慰霊すると発表した。わるいことではないが、二つ言いたいことがある。
一つは、「謝罪」はしないと伝えられていることだ。1941年12月8日午前3時頃、日本軍の奇襲によって2千人を超える米兵などが殺され、アメリカ国民は「パールハーバーを忘れるな」とこの出来事を胸に刻んだ。戦闘で多数が戦死しただけの事件ではない、戦争開始前の奇襲攻撃で多数の国民が殺されたことを「忘れるな」ということだろう。
日本政府は謝罪すべきだと思う。アメリカ大統領が、非人道兵器・原爆を投下して無差別殺戮をしたことを謝罪しないからといって、それをまねる必要はない。
もう一つは、「12月8日」について日本の首相が訪問して謝罪、慰霊すべきところはパールハーバーだけではない。同じ日、ハワイより1時間先に、日本軍はマレー半島のコタ・バルに奇襲上陸し、侵略戦争を拡大し太平洋戦争に突入した。
アメリカに対しても、アジア諸国に対しても謙虚にお詫びすることから始めるのが、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来への決意を示したい」と首相が言っていることをほんとうに実行することにつながる。そしてアメリカの原爆投下、ソ連の北方領土占領など戦後処理の不当な面への反省を求める道が開けると思う。

優勝してもホワイトハウスには行かない

2016年12月05日 | 憲法守るべし
アメリカの大リーグやプロバスケなどの優勝チームは、ホワイトハウスに招待されるのが恒例のようだが、全米プロバスケットボール/クリ―ブランド・キャバリアーズのイマン・シャンパート選手が、「優勝したとしてもホワイトハウスには行かない」と宣言したそうだ。
キャバリアーズは昨シーズン優勝して、ホワイトハウスでオバマ大統領と面会し、今シーズンも優勝する可能性がある中での宣言で、アメリカでは話題になっているそうだ。
先にアメフトのマイク・エバンス選手が、トランプ氏に抗議して試合前の国歌斉唱の際に起立しなかったが、表現の自由が尊重されているアメリカといえども、実行するには勇気が必要だろう。自分に忠実に生きようとする両選手を称えたい。私は、「君が代」は嫌いで歌わない。しかし、その時と場所にもよるが、座ったままでいるのは大変な勇気がいることでなかなかできない。

        ここからイラン旅行記
イランに「イスラム法による政治」を歓迎する人々が多くいることは確かなようだ。中東全体がその方向にすすんでいるらしいが、それがイラン国民の大多数かどうかは分からない。
ガイドの話によれば、イスラムに消極的な人々は特に都市に多く、一見してそれらしいと分かるそうだ。男性は、多くの場合ジーパンやTシャツ、ポロシャツを愛用している。女性はスカーフから髪が出るように被ったり、黒ではない色のスカーフや服を身に着けていることが多いのだそうだ。しかし、男性はかなり自由な服装が多かったので、これだけで決めるわけにはいかないだろうと思った。
熱心なイスラムは、男性は黒のスーツ、ただしネクタイはしない。女性は黒のチャドルを着ているそうだ。


    イランで最も愛されている詩人のひとり、ハーフェズが眠る廟。ヨーロッパにもファンが多いそうだ。


           ハーフェズ廟を訪れていたイランの女性。



ハラールとハラーム

2016年12月04日 | 憲法守るべし
イラン革命後、ホメイニ師らが唱える「イスラム法に基づく政治」が強められた。イスラム教徒が、唯一絶対の神と崇拝するアッラーの啓示が書かれた「コーランのとおりの政治」がされている(ことになっている)。
内藤正典同志社大学大学院教授は、著書「となりのイスラム」で、イスラム法によって許されているものや行為の総称が「ハラール」、反対に禁止されているものや行為は「ハラーム」と説明している。
イランでは飲酒はハラーム。だから、イランの飛行機で酒類は提供されない。レストランでも酒は置いてない。ノンアルコールのビールなら置いてるところもあったが、もし、日本から酒を持ち込んでも、またそれを飲んでも、ばれたらむち打ちの刑となる。したがって、イラン旅行中は完全に断酒しなければならない。
ところが、イスラムの国でも飲酒を許している国がある。たとえば、カタール航空の機内ではビール、ワイン、ウィスキーなど酒類を飲めた。ドーハでイラン航空に乗り継いだとたん禁酒だ。


             イスラム教シーア派の聖地コムのモスク 周辺は聖域とされている


        コムの神学校で学ぶ学生=イスラム教シーア派の指導者のたまごたち


             聖域に立ち入るので幼児でもスカーフを被る

人の不幸を踏み台にするのか(読売新聞)

2016年12月03日 | 憲法守るべし
Keitanさん、コメントありがとうございました。官僚が知らないわけがない!同感です。知らないことにした方が〝無難〟だったのでしょう。
からしだねさんのコメントにもお礼を申します。ほんとうに言い続けることが大事と思います。

盛岡では今日の昼、澤地久枝さんたちが呼びかけた「安倍政治許さない」を唱和するスタンディングが行われまた。毎月同じところで、同じ時間に継続してとりくんでいるが、今日は14人が参加して、およそ30分の宣伝・署名、そして正午にシュプレヒコールした。
岩手の自衛隊基地所属の隊員が十数名南スーダンに派遣されるとのことだが、戦争法廃止署名は26筆あつまった。

カジノ法に対する反対世論はかなり厳しい。読売社説はズバリ本質を突いた見出しを付けてカジノ法を批判したが、昨日、衆院委員会はまたも強行採決。
たった6時間足らずの審議で「論点は出そろった」と提案した自民や維新の議員は言うが、論点が出そろったらそれを徹底して深く掘り下げた議論するのが議会ではないのか。対立点が見えてきたので、あとのところは政府が対策をとるからまず成立させようでは、国会議員としてあまりにも無責任だ。「身を切る改革」などと自慢げに言ってきた維新の議員などは率先して「身を切って」退場してほしい。公明党のいい加減さ、だらしなさがいよいよ鮮明になった。創価学会の“信者”たちよ、これでいいのか。