みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

せめて選挙の時期はどの党も公平に

2016年06月18日 | 憲法守るべし
盛岡は仙台よりもずっと小さな街ですが、市の中心部を北上川、中津川が流れ、盛岡駅のすぐ南で雫石川と3河川が合流します。また、街の中心部に盛岡城跡公園があるためか、緑が多いと感じるのかもしれません。

先ほどのNHKニュースが、大阪市内で関西プレスクラブが主催する政治討論会が開かれ、与野党9政党の幹部がアベノミクスや憲法改正などをテーマに論戦を交わしたと伝えていた。
自民党稲田政調会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に成果を出している」と語り、民進党山尾政調会長は「普通の人のくらしを豊かにすることに失敗した」と話したと伝えた。憲法についても稲田、山尾両氏の発言だけしか伝えなかった。
「9党の幹部が論戦」と伝えながら、この伝え方はおかしいじゃないか。
先日朝日新聞の社説が、やはり自民と民進だけの政策を比べて「物足りない」と評価していることを批判したが、参院選を前にメディアは勝手に「二大政党」をつくりあげて“差別”を始めているようだ。
今の政治状況は「二大政党」ではない。自民党は公明党と組まないことには政権を維持できないが、それさえも巧みに生かして公明党を操っている。公明は与党にいることが最優先で、“平和の党、福祉の党”を捨てたが、この政治状況で自民党を支える〝重要な〟役割をはたしている。民進党は国民の信頼を回復できていないが野党第一党だ。共産党は小さいが、野党共闘の要の役割を果たし注目を集めている。生活の党と社民党は野党共闘に熱心に取り組んでいる。等々。
すべてのメディア、とりわけ影響力が大きいTVキー局や中央紙は、せめて選挙の時期は党の大小に関わらず、国民の選択に資するように公平・公正な報道をするよう求めたい。