自民党の幹部、元幹部の発言の質の低さにまたまた驚いた。今度は竹下亘という元幹部だ。
島根県知事が、「政府や東京都のコロナ対策が不十分なため、東京オリ・パラは中止した方がよい」というような発言をされたことに対して、「コロナから遠いところにいる知事が、けしからんことを言うな。知事を呼んで意見しなければならん」と息巻いていた。あの地方のボスのつもりでいるようで、知事をまるで子分とでも思っているのか、憲法の定め・地方自治など眼中にはないというのか。
「オリ・パラの中止も考える時だ」という声は大きくなってきている。島根県知事の発言は、県政に責任をもつ立場からの発言であり、政府や国会はそうした意見をよく聞いて国政に生かすのがあたりまえであって、「呼んで意見する」などと公言することは恥ずかしいことではないだろうか。
この発言は、金を分けてやっているのだから言うことをきけと、普段から地方自治体を下請け扱いする政府の権力と、国庫から金を持ってくる自民党議員の〝政治力〟とで地方を支配する体制にどっぷりつかっていることが根っこにある。
島根県知事が、「政府や東京都のコロナ対策が不十分なため、東京オリ・パラは中止した方がよい」というような発言をされたことに対して、「コロナから遠いところにいる知事が、けしからんことを言うな。知事を呼んで意見しなければならん」と息巻いていた。あの地方のボスのつもりでいるようで、知事をまるで子分とでも思っているのか、憲法の定め・地方自治など眼中にはないというのか。
「オリ・パラの中止も考える時だ」という声は大きくなってきている。島根県知事の発言は、県政に責任をもつ立場からの発言であり、政府や国会はそうした意見をよく聞いて国政に生かすのがあたりまえであって、「呼んで意見する」などと公言することは恥ずかしいことではないだろうか。
この発言は、金を分けてやっているのだから言うことをきけと、普段から地方自治体を下請け扱いする政府の権力と、国庫から金を持ってくる自民党議員の〝政治力〟とで地方を支配する体制にどっぷりつかっていることが根っこにある。