久し振りに博物館へ足を運びました
国立民族博物館 特別展
日本の仮面 芸能と祭りの世界
自らでなくなる 誰かを装う
仮面の神秘的な効果には心惹かれるものがありますので
西洋の仮面を耳に飾りながら
種々様々な仮面が並ぶ壮観な展示を楽しみました
古いもの 美しいもの 手作りのもの
芸能の様子が記録された映像も興味深く
知っている物語を演じるものから
まるで見たことのない姿まで
人々が装ってきた「誰か」の無数の顔を眺めて歩く
人を脅かすような悪鬼や幽霊の面が一番心惹かれましたが
ひとつの面に8つの頭を持つ怪物の姿にも驚きました
異形の頭で好き勝手に振舞う祭りの様子に
やってみたいな、と思ってしまった「メンドン」の面
色といい形といい
オキシジェンデストロイヤーから生まれた怪獣
デストロイアに見えてしまって
記念にピンバッジを購入してしまいました
いつか物語で読んだ「肉附きの面」の複製を見ることができたのも
思わぬ出会いで嬉しかったですし
面を被った視界を体験してみて
その狭さに驚きました
『絵馬に願ひを!』の神社/能楽関係者さん
こんな視界で動いていたのかと思うと崇敬すら抱きます
せっかくなので常設展にも足を運び
最初のオセアニアのゾーンで
「モアナだ」
「タスケンのスティックだ」と内心はしゃぎながら見ていたのですが
世界は広いですね
1周巡る頃には足が痛みだしました
生活・信仰・娯楽
世界中の文物を見られてそれはそれは楽しかったのですが
1度では全部見切れませんね
併設のレストランでプリンを食べて元気になってから
また面白い展示があったら来たいな、と
博物館を後にしました