グルメのけんちゃん

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バイオガス・ネット・ジャパン

2009年02月11日 | 環境共生・省エネ
下水や畜糞などから造るバイオガスのビジネス展開するために発足したベンチャー企業、吸着技術工業株式会社に興味があって調べてみた。

泉順社長は元々三菱重工業長崎研究所の研究者であった。2002年に第一線を退いて子会社に出向するが、吸着技術の開発研究意欲は衰えることなく千葉県にある産業創造研究所の化学研究部長として研究を継続した。

その頃から段ボールのようなハニカム構造した吸着剤ゼオライトペーパーの実用化を狙っていたという。下水処理の添加剤を使うことで実現に弾みがついた。
この研究が2005年の長崎県大学発ベンチャー等創出事業に採択され企業に繋がった。

有害物質を再び資源にするっていう発想を実現することはとても楽しいことだと思う。無から有、廃棄物から実用品を造る。これこそ科学の真骨頂。やはり研究者は日本に必要だね。

泉順工学博士は自らPSA(Pressure Swing Adsorption:圧力スイング吸着法)の世界的権威と豪語する。
VOC、メタン、パーフルオロカーボン(PFC)などはこれまで処分が常識だったが再利用できるとあって、半導体メーカーや塗料会社、印刷会社など大手企業からの引き合いが殺到しているそうだ。

それらの大手企業がバイオガス・ネット・ジャパンに加わった経緯が吸着技術の可能性を物語っている。
VOCの濃度は大気汚染防止法の改正で厳しく規制され、2010年から既設の工場にも適用されます。あなたの会社は対策済みですか?

まだ年商数億の会社で対応が出来ない会社であるからこそ一度早めに門戸を叩いてみては如何でしょうか。


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