グルメのけんちゃん

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輪島高州園の間近のキリコ会館

2015年11月01日 | 旅行・趣味・健康
宿泊先の自家源泉 湯元 能登輪島温泉高州園


から早朝散歩で出会った風景。

バルコニーからかもめに餌付けできる日本海の海原が庭園の温泉旅館です。

マリンタウンのテトラポットで護岸された公園を歩いていくと

金沢から1時間半かけてやってきたという釣り師と出会いました。

なにやら北陸4県と山形県を含む磯釣りトーナメントでトップの座を明け渡したのが悔しくて最終日にリベンジに来たのだとか。

こちらは宿に戻る途中に出会ったランナー女子。入念な準備運動が可愛くて動画で撮りたかったくらいでした。

塚田町からこの先のマリンタウンに今年の3月29日に引っ越してリニューアルオープンしたばかりの輪島キリコ会館があります。

会館内に所狭しと展示されているキリコ。

キリコ(切籠)とは、切子灯籠(きりことうろう)を縮めた略称で、大きな奉燈(御神燈)のことを指します。

最大で4階建てビルほどの高さを誇る巨大なキリコは、能登の伝統のお祭りに氏子たちが担ぎ出します。
キリコの形状はあたかも直方体の行灯(あんどん)に似ており、四面に張られた白い和紙に、文字(浮き字)や紋、絵(武者絵など)が描かれ、明かりが灯されるとそれらが幻想的に浮かび上がります。

御神燈の枠組みは勿論輪島塗ですが、大勢で担ぐため担ぐ部分は長い担ぎ棒(カタネ棒)が付き、ボンボリや幕、しめなわなどの装飾が施してありますが塗りものは希で殆どは白木のままです。

あのNHK連ドラで一躍有名になったまれ(希)のキリコの裏には

龍が描かれていました。

8月に開催される能登キリコ祭りでは悠久の神話にあやかる能登人たちが神輿をかつぎ、里山里海のめぐみを純心に祈ります。

周りをスロープで上がる見学コースとなっておりいろんな目線で楽しむことができます。

一番古いものは170年前に作られたと言われ、この会館に展示されており現役ではないですが、今も尚、現役のキリコは総数800を数えると案内され、これは見に来なくちゃと思いました。

火を点けられる大松明の高さは16m
毎回燃やされ短くなっていくわけですが、火の粉が消える前に地面に到達する12mを切ってくると新調するかしないか検討されるそうです。


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