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エアコンの隠蔽配管は、是か非か?!

2014年05月09日 00時15分51秒 | エアコン取り付け (家庭用・業務用)

今回は、エアコンの隠蔽配管に関して語りたいと思います。はっきり言いますが、これは設計士の自己満足に過ぎず絶対にお勧めしません。お客様のことを第一に考える設計士なら提案はしないものだと思います。何故なら私自身、そういうトラブルを何度も目にしているからです。見ることと実際にできることでは大きな差があります。いくら設計士が多くの物件を見てきていたとしても、実際に作業や修繕している人間に勝ることはありません。私自身海外生活もしてきた経験もあるので、物事にフィルターを通しません。はっきりと物事を言うようにしています。それが嫌な人は、依頼しない。人には相性もありますし、それでいいと思っています。私自身は、はっきり指摘してあげることが思いやりだと思っていますので。

 最近もあるお客様のお宅で隠蔽配管をしている一戸建てがあったのですが、天井裏の点検口も存在せず、何か問題があった時にどうしようもないケースが存在しました。「エアコンを交換する!」と、なった時に室内機の配管接続部分が壁の内側なのでアプローチできないんです。本当に取り付けることだけ考えて、後々のメンテナンス(洗浄や修理)を丸で考えていないケースが多々見受けられます。このお宅も将来的に目立たない収納の内側を壊して改装してエアコンが交換できるように自費でプチリフォームをしなくてはいけなくなると思います。本来最初から考えていたら、そういう余計なお金を支払うこともないのにも関わらずです。 

 また隠蔽で無くても、エアコンのすぐ下に大きめの収納を付けるのもエアコンをクリーニングする側の意見を言わせてもらうと洗浄カバーが掛けられませんのでNGです。そういうケースだと、エアコンクリーニングをきっぱりお断りします。 無理に受けて洗浄液が漏れて家財に被害が出た場合、儲けどころの話ではなくなるからです。取り付けの際に雑な業者に当たれば室内機を穴から通す際に配管の保温材に傷をつけてしまい、そのできた穴の開いた傷から空気が浸入して、内部結露を引き起こします。つまり壁の内側での漏水です。そんなに大量の水ではないので、必然的に発見が遅れます。気づいたときには、壁内部はカビだらけ、壁の内側の板は腐りどうしようもない状態になります。これから新築を建てられるからは、この点を考慮に入れられることをお勧めします。

またエアコンスリーブは、かなり必需品です。

<以下、スリーブの詳細画像>

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96

 

 石垣島でコンクリート造りで内壁に板を張っている物件の場合、壁とコンクリートの間が中空なります。その隙間をネズミが移動している過去に何度もあり、スリーブを入れていないとエアコンの排水ホースの保温材をネズミが齧り、壁の内側に水漏れがしていて施主が気が付かないというケースもありました。私が穴をあけるときには、入れるようにしています。「設計士を信頼しているとか、建築会社を信頼しているから上等にやってくれる!!。」と、盲信している人がいますが、自分でもし作業ができたらおそらくそういうことを言わないと思います。 「資本主義の常として儲けを出す!」ということがあります。そのため、ある程度面倒くさいことはやらないとか提案すらないということがあります。適正工事から見ると「??」と思う工事は多々あります。私の自宅を建てたときも不満の連続でした。まず大工が木の切り方がなっていない。本人は、自称「宮大工!」と言っていましたが最初から「??」となり、「人の体重がかかる部分にそういう切り方はあり得ないのでは??」と、指摘したら改善しましたが、「言われなくても、最初からやれよ!」と思い、そういう基本すら守らない人のいい仕事ができるわけないと失望しました。本当に、あれこれその都度問題を指摘して精神的に疲れました。予想通りの事は、こちらが建設会社に依頼したことが、大工さんに「こっちはこういう風に頼んであるけど大丈夫ですよね?」と、確認すると「聞いていない!」と、なることが多々ありました。こちらは完璧な家を求めているのではなく、基本は最低限守って欲しいだけなのにそれすらも期待できません・・・。最終的には、施主の自分が施工管理する始末に・・・・。こちらが信頼して頼んだ設計士は最初だけで、あとは一切顔を出さない・・・。電話を入れると「いま、仙台にいてあの建設会社とはもう縁が切れている」と、言われ・・・。本当に、詐欺にあった気持ちでした。だから実際にはいまの自宅を建てるのに建設会社を信用してではなく、設計士が京都の人で信頼できると思ったからです。そこの地元の建設会社が現れて依頼したに過ぎません。石垣島では、劇的ビフォーアフターのような匠は、存在しません。期待以下はあっても期待以上の仕事をする人は少ないと思います。

また、持ち家というものは、自分で努力して知識を身に着けてそういう不正工事から守っていかなければならないものだと私は個人的に感じています。勿論、本やインターネットからの知識では限界がありますから、信頼できる第三者の知恵を拝借できれば尚更だと思います。 身近にそういう方がいる方は、ある意味幸せなことだと思います。

あなたのお家は、大丈夫ですか?


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