今日は、白保でエアコン取り付け作業です。
新品のエアコンなので傷がつかないように引っ越し用のマットを敷いて作業します。
外壁は、サイディング。内壁は、足場板かと思うくらい厚い板を使用しています。5cmくらいありました。ホールソーで穴をあけます。壁が厚すぎるので初めてホールソーでも貫通しませんでした。仕方がないので、ドリルで穴を貫通して、回し引き鋸で切断しました。勿論、事前に壁裏センサーを使用して障害物を避けています。
今回は、スリムダクト使用をお客様が希望されたので、こちら側はINABA製スリムダクト77を使用しました。
水平器を使用して垂直に立てています。
写真ではわかりにくいですが左側に白い配管が見えますが、スリムダクト100を使用して
途中から合流して二つの冷媒配管を通していきます。かなりギリギリなのでホールソーでできる限り端であけました。
エアコンは、シャープ製
茶色い部分と左の部分では段差があります。それをフレキシブルジョイントで段差を解消します。
ここの曲りの部分もフレキシブルジョイントを使用します。
綺麗なライン取りができました。こういう作業は、端から端を見てトータルバランスを考えてやらないと失敗します。
この元々、キッチンで使用されていたものをバラバラに分解切断して
エアコン用の架台を溶接して作成しました。私自身エアコン修理をする時に全面パネルを外しやすい高さで作成しました。 単に鉄工所に頼んだ場合、エアコンを修理することは考えないので、パネルが開けられなくなることが多々あります。仕方ないといえば仕方ないのですが。専門知識は、あるに越したことはありません。
この架台のもうひとつの特徴は、4つの足にナットを溶接して、ボルトで足の高さを4方向調整できることです。土間が凸凹なのでそれぞれの足の高さを床の段差に合わせて調整できます。 また、歩行の障害にならないようにできる限りスリムにしました。
しっかり真空引きをします。
無事に取り付けが完了しました。 猛暑の中、ご飯休憩も5分取っての作業でした。 屋外の作業だったので、かなり堪えました。
写真を撮り忘れましたが、お客様の要望によりエアコンの排水は2m程の距離にコンクリートカッターを入れて、斫ってからコンクリートの中に埋めてあります。VE22の配管を使用して、最後にモルタル補修をしました。