こどもは日本の漫画デビューする前に、広東語の漫画をもう読み始めていた。
なかでも一番のお気に入りは、老夫子。
私から見るとなんでこんな古臭いマンガが受けるのかと思うんだけど。
夫いわく、
「日本のサザエさんと同じで、これは香港の昔からの日常が描かれているからかも」。
ホントかなあ??(って思ってたらなんと同じ事を考えていた方がいた!!!)
こどもの日本漫画デビューは遅くて今年の夏休み。
実家にとっておいた、「どらえもん」だ。
この本はなんと私が小さい時に読んでいた年代物。
のび太の生年月日がすごく昔で驚いた。
実家には確か10巻くらいあるのだが、今回は1,2巻を香港に持って帰ってきた。
こどもはたまに読みながら笑っている。
でもまだ読む順序がわからなくて、たまに「こっちからこっちに読むの?」と聞いてくる。
昨日の話。
こども「ママー、ママはのび太好き~?」
私「うーん、好きっていうか、どらえもんの漫画は好きだから好きといえば好きだけど」
こども「じゃあ、スネフは~?」
スネフ??ドラえもんに外国人の登場人物なんていたっけ?
こども「ねえ、スネフは~~?」
あっ!漢字だ!スネ夫か!
一瞬夫という漢字を訓読みしたのかと思ったがそこまでこどもは日本語の漢字に精通していない。
そっか、老夫子の夫ね…。
こども、しっかり香港人の子供として育っている…。
一文字違うだけなのにまるで別人のようですねぇ
でも、家も他人事ではないんですよね(笑)
こどもの漫画デビューは日本の本からだったけど、それでも広東語には追いつ着かれずで...りんりんさんのお子さんと同じくしっかりと香港人の子として育っています
小さい時は日本語できてすごいね~、で済んじゃうけど、大きくなったら中途半端に
「日本語できる香港人?」
になっちゃうんじゃないかって(すでにそんな感じはかなりある)親としては恐怖です…。