りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

豚ちゃんから考えたこと

2006-04-19 | ベジタリアン
中国の中山へ行った時に、ペットの動物園のような所へ行った。
 
そこで豚を見た。
 
大きな大きなお母さん豚。
そしてたくさ~~んの、こども豚たち。
特に一番小さいのは片手に乗りそうなほど小さかった。
 
その子豚たちが一斉に短いシッポをちょろちょろ振りながら、お母さんとじゃれたり、遊んだりしていた。
 
可愛い~♪
 
ほげほげ動く豚の鼻を見ながらこどもが言った。
 
「ねえねえ、テレビで見たことあるんだけど、豚の鼻食べる人がいるんだよーお
耳を食べるのは聞いたことあるから、きっと鼻も食べる人はいるかもしれない。
(後から調べたらさすがに鼻は犬のおやつ用ってのが多かったが)
「でもさーあ、鼻食べたらはなみずも一緒にたべるんだよっ。ひえーーーきったなーい
 
まあ実際は洗うんだろうし、鼻くそがいっぱいついた鼻毛も処理するかもしれないけど…。そう考えると確かにキタナイ。
 
そんなこと言ったらソーセージなんて羊や豚の小腸だし。
はっきり言ってUNCOになる直前のモノが入っているもんだし。
それを洗うとしても食べちゃうんだよね。
 
そしたらこんなものまで見つけてしまった。うげーーーーーー
 
もろに解体したばかりの実物を見ると全くのグロなのに、切り身になってパックに入って「食べ物」になっちゃうとどうして平気なんだろう。
肉だって、鶏の脚だって(実は以前は私の大好物だった)、羊の脳みそだって。内臓だって。
まあさすがに上のは例外だろうけど。
 
豚の鼻で検索していて偶然みつけたこのサイト。
子供向けに書かれているが、「可愛い動物たちの紹介」的なところと、「おいしいお肉」的なところが、どうしても調和が取れていないような気がしてならない。
もし家畜動物だけではなくて、「サル」とか「犬」とか「猫」とかが同じ表記で書かれていたとしたらどうだろう?
 
「肉牛・豚の一生」のページで、「りっぱになったでしょ?」のとなりに肉塊がぶら下がった写真があった。…はぁー。
1~2ページ前の、赤ちゃんの時や、小さなこどもの時の写真とだぶらせるとなんかむなしい。
 
私だってたった数年前まではそんなこと全く気にしないでお肉を美味しい美味しいともりもり食べていた。
よく命をいただくんだから感謝してどーのこーのという人がいるが、そんなことすら微塵も思ったことはなかった。
だって、「当たり前のこと」と思っていたから。
だからお肉を食べる人にやめてとかは言うつもりはない。
 
でももう私はそんな頃には戻れない。絶対に戻れない。
 
しかし、昨日義父がこどもに買ってくれた「プリッツサラダ味」を一本もらって食べてから箱の原材料欄を見て、
チキンパウダー
が入っていたのを発見。
 
厳格なビーガン(動物由来製品を一切摂らない人)ならまず先にチェックするのが当たり前だが、まだそこまでなれない自分がいる。
ちょっと味覚が変わってきて、あまり美味しいと感じなくなってきたがまだ魚介類だって食べちゃうし…。
 
←少なくとも、中国人はこれらみんな食べるな…。はどうだろう。

とにかく、自分の心に嘘をつくのだけはやめよう…。

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