城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

Blankey Jet City on Tube

2006-08-15 | 好きだ!
きょうは二本一気に行きます。

ここ一年くらい、主にAcidmanという日本のロックバンドを聞いている。まぁ、アホほどCDやらMP3音源やらを所有しているので、他にも色々と聞いているのだけれど、大体4割方はAcidmanをかけていると思う。DVDも一枚持っているので、家にいるときに「彩 -SAI-(前編)、廻る、巡る、その核へ」という、文化庁のメディア芸術大賞で入賞していたShort Film(監督:西郡勲)をボーっと観ながら過ごすこともある。

本当に良く飽きずに聴いていると思うけれど、聴き始めてもう二年近くになるので、本格的に気に入っているのだと思う。



でも「一番すきなバンドは?」という質問に対する答えは「Blankey Jet Cityです」ということになるかと思う。もう5年以上前に解散したバンドなので、新曲が出るわけでもないし、僕自身は10年近く聴いていて、本気で好きなバンドなのでブログで誉めるとクサくなってしまいそうで、どうもアレだ。というわけで、今回はちょっと及び腰だ。(何だこの歯切れの悪さは)

まぁ、とりあえずは、未だに良く聴くバンドだということだ。


このBlankey Jet Cityは、大体においてゴリゴリと骨太なロックバンドなので好き嫌いが強く出てしまう傾向があるから、あまり他人に薦めるような代物ではない。昔のルームメイトには「このCDは革パンと汗の匂いがする」と言われてしまった。

まぁ、そんなことはともかく、今回このバンドを取り上げたのは他でもない

YouTubeですごいファイルを見つけたからだ

前のジャリズムの記事でも話が出たアメリカの画像投稿サイトYouTubeでBlankey Jet Cityを検索したら、いくつかの有名な曲のPVに混じって、彼らのデビューのきっかけとなった「いかすバンド天国」出演時の映像が出てきた!

初登場時
http://youtube.com/watch?v=so10dkgrOnM


ジャリズムのときにも同じ事を言ったのだけれど、十年以上前のテレビの映像を観ることなんで絶対に出来ないと思っていたのが、こんな形で発見できるとはねぇ・・・

あと、音楽でいうならFishmansとかBoredomsとかRovoとかの「おいおい、こんなものまでかいな・・・・」と絶句してしまうようなものもある。

ただ、画質がそんなに良くないので、「一度は見てみたかったものを、ちょっと覗き見」する程度の用しか足さないけれど、今回のBlankey Jet Cityのデビューの番組とか、古いお笑いのネタなんかを見るにはとても使えるサイトだ。







思いっきり違法だけれどな










僕の予想ってよく外れるので今まで黙っていたのだけれど、そこかしこのブログやら、ニュースサイトでボチボチと話が上がっているので、ここらで僕も書いてみるけど、


YouTubeは長持ちしない


んじゃぁないかと・・・・・・・

ここまでトラフィックが大きくなると(一日に一億PVあるらしい)通信費がバカにならない(年間一億かかる計算になりつつあるらしい)にもかかわらず、違法なファイルのアップロードがとんでもなく多いので、スポンサーもつけにくいし、お金が余っている大手から資金援助を受けたり、買い取られたりということが難しいはず(この辺のことはオタク向けニュースサイトなんかをよめば書いてあります)。

ある日突然閉鎖なんて事が無いとはいえない状態だと・・・・

万が一なくならないとしても、アクセスが制限されたり、速度が遅くなったりというようなことが起こる可能性が高いと思う。

というわけで、欲しいファイルは今のうちにさっさとダウンロードしてしまう方が賢いかもしれません。

といっても、画質が悪いものだから、そこまで必死になることも無いのかもしれませんがね・・・・・


ファイルの保存方法やら、削除済みファイルのサルベージ方法は、色んなところで紹介されているので自分で調べましょう。

帰還

2006-08-15 | 雑記
2泊3日鯨観光の旅から無事に帰還しました。
鯨クルーズの詳しい報告は、同行したオタワ仲間から写真を手に入れてからします。
(僕はデジカメを持っていない・・・・・・)

とりあえず、今回の旅行で一つ学んだのは

「子供パワーは強力」

ということです。


オタワ仲間といっても、2歳と4歳の子供がいる4人家族と一緒に行ってきたのですが(つまり、邪魔を承知で家族連れに図々しく同行したわけだ)、その際に子供がいることによって得る利益が非常に大きかったことに驚きました。

北米にはかれこれ五年近く住んでいますが、基本的に僕が行動する時は、1人か二十歳以上の未婚の大人とのみ行動していました(学生だから当然だ)。その場合に、イエローということで差別されることはあっても、周りの人から特別扱いされて優しくされるなんて経験は一度もしたことが無かったのですが、

子連れだとスゲエな、ヲイ



抱いて歩いているだけですれ違う人が微笑んでくれるし、レストランやらに入った時も店員が信じられないくらい優しい。子供に優しいのは理解できるんだが(やっぱり可愛いと思う)、それを連れている親にまで優しくなるとは知らなかった・・・・

つか、大人になってからこのかた、

周りの他人にこんなに優しくされたことなんて無いぜよ。


ご両親に聞くと、オタワで普通に生活している時も、店の人に色々もらったり、街で見知らぬ人に声をかけられて談笑になるようなこともしばしばらしい。

いやぁ、自分の知らなかった世界を垣間見ました。





あと、一つはっきりと思ったのは
「自分には子育てはムリ」
だろうということ

あれは、想像の範囲を遥かに越えた重労働だ