城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

catch! ready! fire!

2006-08-01 | 好きだ!
ここ2,3年のことのようだが、祖国日本ではお笑いブームとやらで全国のネットのお笑い番組が乱立して、次から次へと新しい芸人が出てきているようだ。

まぁ、質の高い芸人がたくさん出てきているから、ブームになるのも納得できる話で・・・・いや、ブームだから質の高い芸人が出てきているのか? その辺はよくわから無いが、まぁいい。

残念ながら現在は日本に住んでいないので、今のお笑いブームの細かいことは全くわから無い。なので、M-1グランプリに参加していた芸人以外に対してはコメントのしようが無いのだけれど、ちょっと昔の芸人のことなら「平均的な関西人なりに」色々覚えている。。





自分にとってのお笑いブームは1994-1996年ごろ。ちょうど自分が高校生のときだ。

その頃、「すんげーBest10」なる番組が金曜だか、土曜の深夜にやっていて、自分は毎週のように見ていた。

当時なぜか若手の兄貴分として重用されつづけていた千原兄弟が司会をやっていた。その他の出演者には中川家やら、二丁拳銃やら、陣内智則など。現在は中堅どころしてそれなりに生き残っている彼らも、当時は「デビューしたての新人」だった。

番組の形式はNHKがやっている「爆笑!オンエアバトル」と似た形式で(NHKがすんげーをパクったんじゃないのか?と思いたくなるくらい似ている)、スタジオにいる客が、芸人のネタに点をつけて、その週のランキング上位だけがオンエアされるというもの。大きな違いは、スタジオがNHKホールみたいな大きなところではなくて、心斎橋の二丁目劇場だったという点だ。

で、この番組に出演していた芸人の中で、僕が一番好きだったのが「ジャリズム」というコンビである。メッセンジャーというコンビも好きだったし、その他では中川家も、二丁拳銃も当時からずば抜けて面白かったけれど、ジャリズムの面白さは群を抜いていたと思う。

ぼくは毎週のように「ジャリズム出ないかなぁ」と楽しみにしていた(毎週出るわけではなかった)。いろいろと面白いネタはあったのだけれど、彼らのベストを独断で選ぶなら、絶対に「葬式DJ」だと思う。テレビで見てから10年程経った今でも、あの衝撃を覚えているほどだから、相当好きだったんだと思う。結構長い間「そのネタをもう一度見たいなぁ」と思っていたのだけれど、見る機会に恵まれることは無かった。関西ローカル番組の映像、しかも解散したコンビのネタをピンポイントで見たいと言っても、そんなのは無理な相談なわけだ。

が、最近あの悪名高い(?)YouTubeで映像を発見した。もちろん違法だし、ファイルサイズも20M程度だから画質も悪いのだけれど、十分視聴には耐える。

10年近く前のビデオを保存していた上に、画像をデジタル化してアップロードまでしてくれた誰かさんに感謝だ。

以下がそのアドレスです。

http://www.youtube.com/watch?v=WGMy6spZa8A

著作権とかを一切無視したファイルだけれど、ココみたいなマイナーブログで紹介する分には大丈夫か?

ん、やっぱダメっすか?






そのジャリズムも1998年あたりに解散して、渡邊鐘は構成作家になり、山下のほうはピン芸人として活動していたようだ。2004年に再結成してM-1の予選に出ていたとかいないとか。