すぐ西側の播州大橋を越えたら高砂市、というくらい
加古川市に住んでいながら、2分で高砂市に入れてしまう我が家。
その播州大橋を越えてすぐのところにあるジャスコで買い物をしていたときのこと。
携帯が鳴りました。
見ると自宅から、ということは息子から。
息子が学校から帰り、遊びに出かけるのを見届けてから
買い物に行くことを伝えて鍵をもたせて、ジャスコへ出かけました。
5%OFFの日でしたから。
「どうしたん?」
「ちょっと待ってな」
「?????」
「こんにちは、○○です」
同じ登校班の班長さんのお母さんです。
「じつは、Hくんが事故に遭ったんです。」
「え」
Hくんは同じ登校班の2年生、息子より1学年下のお友達です。
家も近所なので、今日も、Hくんと遊んでくる、と言って出かけました。
そのHくんが事故
息子が電話をかけてきたということは、息子自身は無事ということだよね?
「で、Hくんの様子は?」
「頭から血を流しててね、救急車で運ばれました。
それで、なおくん(息子のこと)も血だらけで、うちでキレイに
洗いましたので。」
血
「とりあえず、なおくんと一緒に待ってますので。」
というわけで、何も買わずに飛んで帰りました
家の玄関の前に、電話をくれたお母さんと息子と隣の奥さんが心配して
一緒に待っていてくれました。
息子に状況を確認したところ、次のような話でした。
息子とHくんは自転車で小学校へ遊びに行こうとしていたようです。
加古川市の浜側(我が家の近所)には、通称「明姫(めいき)幹線」と呼ばれる
国道250号線が東西に走っています。片側3車線ずつあり、
災害時の緊急道路に指定されているくらいに大きな道路です。
小学校へ行くためにはこの明姫幹線を渡らないと行けません。
そのため、大きな歩道橋が掛かっています。
登校時にはもちろん、この歩道橋を通って通学しています。
自転車も通行できます。
ところが、昨日、二人で学校へ遊びに行く時に、
Hくんが結構なスピードで自転車で先に走って行ってしまったようです。
息子は「待って~」と追いかけつつも、
ずいぶんと距離が開いてしまっていたようです。
先にも書きましたが、明姫幹線を南北へ横断する為に
歩道橋が掛かっていますが、横断歩道もあります。
横断歩道は歩道橋とは反対側にあり、その横断歩道を渡るためには
明姫幹線と交差している南北の細い市道を
横断歩道のある東側へいったん渡らないといけません。
その市道を渡る為にも、東西にちゃんと横断歩道があります。
Hくんはその東西の横断歩道を、青信号であることを確認して
自転車で渡っていたんです。
その時に、西から東へ向かって走ってきて、
この交差点で右折(南下)しようとした車と、この東西の横断歩道上で
接触したんだそうです。
Hくんは青信号であることを確認したうえで横断歩道を横断。
東西の信号が青ですから、西からやってきた車も当然青信号で右折してきたんでしょう。
その事故が息子の目の前で起こったんです。
私はその頃ジャスコ。
当然、車の運転手が救急車を呼びましたが、目撃者の中でHくんのことを知っているのは息子だけ。
自転車を置き、走ってHくんのお母さんを呼びに行ったそうです。
Hくんのお母さんを呼びに行く途中で、班長さん(6年生)に会い、事情を説明したらしい。この班長さんが、偶然にもHくんの住んでいるハイツの隣の部屋に住んでいて、息子と班長さんが一緒にHくんの家に向かいました。
班長さんは当然お母さんに報告。
息子が血だらけなのを見てびっくり。
Hくんのお母さんと息子は一緒に走って現場に向かったそうです。
その途中、通りかかった見ず知らずの人が、事情を聞き、
車に乗せてくださり、現場にいち早く到着できたということにも驚き。
救急車が到着し、Hくんとお母さんは一緒に病院へ。
その事故現場を、たまたま買い物帰りに通りかかった隣の奥さんも
心配して一緒に待っててくださったというわけです。
で、なぜ息子に血が?という疑問。
どうやら、倒れたHくんを助けようと、抱きかかえたようです。
そのときに血が腕に。
「なんで事故になったと思う?」
「歩道橋を渡らんかったから。ごめんなさ~い」
常日頃から、明姫幹線を渡るときは必ず歩道橋を渡りなさい!!と言っていたのに。
面倒くさいのが正直なところのようです。
一度、私が仕事帰りに、息子が横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていたのを発見し、
「こりゃ~っ」と怒鳴ったことがあります。
Hくんが、どこの病院に運ばれたかもわからないので警察に電話し、病院を確認。
しかし、病院に電話するわけにもいかず、学校に連絡が入っていないか電話をすると、ちょうど教頭先生が病院から戻られたところでお話を聞くことができました。
「意識もあるし、話もしています。大丈夫みたいですよ。」
よかったあ
昨日は、息子が楽しみにしていた、2週間に1度の英語の日でしたが、
動揺している為、お休みすることに。
「おかあさ~ん、お見舞いに行きたい」
そう息子が言うので、もう少し時間をおいてからと思い、夜7時頃病院へ伺いました。
すると、ちょうど病院の玄関のところでHくんのお母さんに遭遇。
お互いに顔を見たとたんに
「なおくん、会ってやってくれる?」
病室に案内してもらい
「元気になったら、また一緒に遊ぼうね」
そう言ってすぐ病室を後にしました。
左側の頭部を打ったようで、ガーゼがしてありました。
倒れた時にぶつけてひびが入ったのでしょうか、左腕に添え木がしてありました。
夜9時頃にHくんのお母さんから連絡があり、
CTの結果、特に問題は無いとのこと。
後遺症もないでしょうという話しだそう。
確かに、もし左の脳がどうにかなっていたら、右半身に何らかの症状が出るだろうけれど、お見舞いに行った際には、右手も右足もちゃ~んと動かせていたから。
本当にひと安心です。
あとは、1ヶ月ほど入院になるのでしょうか?
今回のことで、息子は相当動揺し、あせり、ショックを受けたようです。
目の前で、お友達が車にはねられ、頭から血を流し、救急車で運ばれていくという状況を、その目で見たんですから。
大人でも動揺しますよね。
それだけに、感じたこと、考えたことも多かったようです。
風見しんごさんの娘さんの事故のことを思い出してしまいました。
大人はどうすれば子供を守ってやれるのだろう。
加古川市に住んでいながら、2分で高砂市に入れてしまう我が家。
その播州大橋を越えてすぐのところにあるジャスコで買い物をしていたときのこと。
携帯が鳴りました。
見ると自宅から、ということは息子から。
息子が学校から帰り、遊びに出かけるのを見届けてから
買い物に行くことを伝えて鍵をもたせて、ジャスコへ出かけました。
5%OFFの日でしたから。
「どうしたん?」
「ちょっと待ってな」
「?????」
「こんにちは、○○です」
同じ登校班の班長さんのお母さんです。
「じつは、Hくんが事故に遭ったんです。」
「え」
Hくんは同じ登校班の2年生、息子より1学年下のお友達です。
家も近所なので、今日も、Hくんと遊んでくる、と言って出かけました。
そのHくんが事故
息子が電話をかけてきたということは、息子自身は無事ということだよね?
「で、Hくんの様子は?」
「頭から血を流しててね、救急車で運ばれました。
それで、なおくん(息子のこと)も血だらけで、うちでキレイに
洗いましたので。」
血
「とりあえず、なおくんと一緒に待ってますので。」
というわけで、何も買わずに飛んで帰りました
家の玄関の前に、電話をくれたお母さんと息子と隣の奥さんが心配して
一緒に待っていてくれました。
息子に状況を確認したところ、次のような話でした。
息子とHくんは自転車で小学校へ遊びに行こうとしていたようです。
加古川市の浜側(我が家の近所)には、通称「明姫(めいき)幹線」と呼ばれる
国道250号線が東西に走っています。片側3車線ずつあり、
災害時の緊急道路に指定されているくらいに大きな道路です。
小学校へ行くためにはこの明姫幹線を渡らないと行けません。
そのため、大きな歩道橋が掛かっています。
登校時にはもちろん、この歩道橋を通って通学しています。
自転車も通行できます。
ところが、昨日、二人で学校へ遊びに行く時に、
Hくんが結構なスピードで自転車で先に走って行ってしまったようです。
息子は「待って~」と追いかけつつも、
ずいぶんと距離が開いてしまっていたようです。
先にも書きましたが、明姫幹線を南北へ横断する為に
歩道橋が掛かっていますが、横断歩道もあります。
横断歩道は歩道橋とは反対側にあり、その横断歩道を渡るためには
明姫幹線と交差している南北の細い市道を
横断歩道のある東側へいったん渡らないといけません。
その市道を渡る為にも、東西にちゃんと横断歩道があります。
Hくんはその東西の横断歩道を、青信号であることを確認して
自転車で渡っていたんです。
その時に、西から東へ向かって走ってきて、
この交差点で右折(南下)しようとした車と、この東西の横断歩道上で
接触したんだそうです。
Hくんは青信号であることを確認したうえで横断歩道を横断。
東西の信号が青ですから、西からやってきた車も当然青信号で右折してきたんでしょう。
その事故が息子の目の前で起こったんです。
私はその頃ジャスコ。
当然、車の運転手が救急車を呼びましたが、目撃者の中でHくんのことを知っているのは息子だけ。
自転車を置き、走ってHくんのお母さんを呼びに行ったそうです。
Hくんのお母さんを呼びに行く途中で、班長さん(6年生)に会い、事情を説明したらしい。この班長さんが、偶然にもHくんの住んでいるハイツの隣の部屋に住んでいて、息子と班長さんが一緒にHくんの家に向かいました。
班長さんは当然お母さんに報告。
息子が血だらけなのを見てびっくり。
Hくんのお母さんと息子は一緒に走って現場に向かったそうです。
その途中、通りかかった見ず知らずの人が、事情を聞き、
車に乗せてくださり、現場にいち早く到着できたということにも驚き。
救急車が到着し、Hくんとお母さんは一緒に病院へ。
その事故現場を、たまたま買い物帰りに通りかかった隣の奥さんも
心配して一緒に待っててくださったというわけです。
で、なぜ息子に血が?という疑問。
どうやら、倒れたHくんを助けようと、抱きかかえたようです。
そのときに血が腕に。
「なんで事故になったと思う?」
「歩道橋を渡らんかったから。ごめんなさ~い」
常日頃から、明姫幹線を渡るときは必ず歩道橋を渡りなさい!!と言っていたのに。
面倒くさいのが正直なところのようです。
一度、私が仕事帰りに、息子が横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていたのを発見し、
「こりゃ~っ」と怒鳴ったことがあります。
Hくんが、どこの病院に運ばれたかもわからないので警察に電話し、病院を確認。
しかし、病院に電話するわけにもいかず、学校に連絡が入っていないか電話をすると、ちょうど教頭先生が病院から戻られたところでお話を聞くことができました。
「意識もあるし、話もしています。大丈夫みたいですよ。」
よかったあ
昨日は、息子が楽しみにしていた、2週間に1度の英語の日でしたが、
動揺している為、お休みすることに。
「おかあさ~ん、お見舞いに行きたい」
そう息子が言うので、もう少し時間をおいてからと思い、夜7時頃病院へ伺いました。
すると、ちょうど病院の玄関のところでHくんのお母さんに遭遇。
お互いに顔を見たとたんに
「なおくん、会ってやってくれる?」
病室に案内してもらい
「元気になったら、また一緒に遊ぼうね」
そう言ってすぐ病室を後にしました。
左側の頭部を打ったようで、ガーゼがしてありました。
倒れた時にぶつけてひびが入ったのでしょうか、左腕に添え木がしてありました。
夜9時頃にHくんのお母さんから連絡があり、
CTの結果、特に問題は無いとのこと。
後遺症もないでしょうという話しだそう。
確かに、もし左の脳がどうにかなっていたら、右半身に何らかの症状が出るだろうけれど、お見舞いに行った際には、右手も右足もちゃ~んと動かせていたから。
本当にひと安心です。
あとは、1ヶ月ほど入院になるのでしょうか?
今回のことで、息子は相当動揺し、あせり、ショックを受けたようです。
目の前で、お友達が車にはねられ、頭から血を流し、救急車で運ばれていくという状況を、その目で見たんですから。
大人でも動揺しますよね。
それだけに、感じたこと、考えたことも多かったようです。
風見しんごさんの娘さんの事故のことを思い出してしまいました。
大人はどうすれば子供を守ってやれるのだろう。