脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

フライングディスク競技

2007-10-02 13:31:15 | ある日の出来事
夏休みのある土曜日(随分前のことなので、日にちを忘れちゃいました)
加古川市の広報で見つけた
「障害者スポーツ教室」に参加してきました。
それがフライングディスク

もともとは一般の競技から普及したものらしいのですが
このフライングディスクという競技は
ディスク1枚あれば、どこでも誰でも楽しめるということから
たくさんの障害者にも親しまれているそうです。


フライングディスク競技には
   ●ディスタンス
   ●アーキュラシー
の2種類の競技があります。

ディスタンス競技は、英語で distance(距離)
つまり、どれだけ遠くに飛ばせるかを競います。

アーキュラシー競技は
ディスクを10枚投げて、画像の輪(直径0.915m)に
何回入ったかを競います。
この ゴールの輪までの距離が5mと7mの2つあります。

ルール説明を受け、
この日は、まず5mから挑戦。

利き手の右手で投げれば、ある程度難なく入るのかもしれませんが
左手で投げると、とんでもない方向へ。
輪の直径も大きく(私はそう思った)、簡単だわ、
な~んて思ったら大間違い。
10枚中2枚入れば拍手もの。

ところが、中には何年も前からこの競技をされている方もあり、
10枚全てクリア、なんていう人も。
そういう人たちにアドバイスしてもらったりしながら
車椅子に乗って投げたり
目隠しをして投げたり(視覚・聴覚障害の方にもできます)
いろいろなパターンでやってみました。
7mも。
これが全く入らない!!
2mの差は大きい!

私はまだ30歳代のため、介護保険などは利用できず
いわゆるデイサービスのような施設は利用していません。
しかし、今回参加された方々に話を聞くと
そういうデイサービスのような施設でリハビリを兼ねて
このフライングディスク競技をやっているところが多いそうです。
また、そういう施設ごとにチームがあって、
いろんな大会に参加されているそうです。


一緒について行っていた息子と主人も
この競技を経験させてもらいました。
健常者でもなかなか難しいようです。


この日、驚いたことが1つ。

なんだか知った顔があるなあ、と思ったら・・・
息子のお友達のお母さんじゃないですか。

じつは、聴覚障害者の方のために
ボランティアで手話通訳をやっているらしく
今回もそのためにお手伝いに来ていたそうです。
そういう活動をされているとは 全く知らなかったので驚きです。


体に障害を持っても、
内に閉じこもるのではなく、
もっともっと外へ向かって視野を広げたいなと思います。

それによって、同じ境遇の人と話が出来たり
また、違う障害を持つ人の意見も聞けたりします。
そこから生まれる何かがありますよね。


この日、参加者全員に
障害者の自立支援施設「のこのこ」という作業所で作った
手作りクッキーをいただきました。



豆乳入り
ココア味
ゴマ風味  などなど


ミニ情報(?)ですが
今 秋田で開催されている
「秋田 わかすぎ国体」でも
障害者フラインディスクの競技があるそうです。

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