脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

ほんまもんでいきなはれ

2007-07-04 23:12:30 | TV・本


これも、退院直後に読んだ本。

村瀬明道尼 著
「ほんまもんでいきなはれ」

多分、ご存知の方もあるかも。

何年か前の、NHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」の中で、料理人を目指す主人公このは(池脇千鶴)の精進料理の修行先の庵主様(野際陽子)は、この村瀬明道尼がモデルとなっています。

入院中に、どこかの局で明道尼のドキュメンタリーを放送していて、興味を持ちました。


尼さんなのに恋をし、39歳のときに事故で右半身の自由を失われます。
その後、左半身でいろんなことが出来るように自身で訓練されました。
その中でも精進料理、特に「ゴマ豆腐」が有名。
左手でゴマをすられるんだそうです。この作業だけは他の誰にもまかせないとのこと。

現在は、滋賀県大津市にある「月心寺」という禅寺の庵主様です。


体の半分が不自由になろうとも、生きてさえいればこんなにもすばらしい事があると教えられる本です。

タイトルの「いきなはれ」という言葉。
これって「生きなはれ」とも「行きなはれ」とも考えられますよね。

私も明道尼のように、ほんまもんの心で人生を生き抜きたいですね。

最新の画像もっと見る